C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
C2[シーツー]の編集・発行人。 毎月30本アベレージで、
年間300本以上を鑑賞。“シネマ・コネクション”を
キーワードに、映画をナビゲート!
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 時代を超えて人々の心を動かし続けるウォルト・ディズニー社。2023年についに創立100周年を迎えるディズニーが、1991 年に公開(US は 1989 年に公開)され、後に『アラジン』『美女と野獣』の誕生へ続くきっかけとなった名作アニメーション『リトル・マ ーメイド』をついに実写映画化!ディズニー・レガシーを受け継ぐ最高のスタッフ&キャストで贈る豪華作品が、2023年6月9日(金)に公開を迎える。

 

 

 公開に先駆けて、プレミアム吹替版アリエル役で、大阪育ちの豊原江理佳が大阪に凱旋し、名曲「パート・ オブ・ユア・ワールド」を生歌唱する大阪プレミアを開催。

 

REPORT

 

 

 主人公のアリエルは美しい歌声をもち、人間の世界に憧れている人魚。ディズニー・ミュージカル映画の中でもハイレベルの高 い歌唱力を求められる歌姫だ。本作でアリエル役を演じたハリー・ベイリーはビヨンセお墨付きのシンガーでもあり、グラミー賞ノミネー トを誇る実力の持ち主。

 

 そんなハリー・ベイリーからも祝福コメントが届くほど美しい歌声の持ち主で、日本のプレミアム吹替版アリエルに抜擢されたのは、 ミュージカル界のニュースターで大阪育ちの豊原江理佳! そんな彼女が大阪プレミアの会場TOHOシネマズ梅田に登壇。

 

 

 会場を埋め尽くす約 700 人の観客の前に、アリエルをイメージしたドレスを身にまとった豊原さんが登場すると、美しいドレス姿 に会場からは盛大な拍手が沸き起こった。

 

 続いて、大阪プレミアを盛り上げるべく、今作の吹替声優に参加している天才ピアニストも登場すると、サプライズゲストの登場に 会場はまた一段と盛り上がりを見せた。

 

 

 豊原さんは、「皆さんにやっとこの大きなスクリーンで見ていただけることがとても感慨深く、嬉しいです」とご挨拶。そして、天才ピ アニストの竹内さんは「こんな素敵な場所に呼んでいただいたということで、大阪で 1 番上品な服を着てきました」と笑いを誘い、さ らにますみさんは、「リトル・マーメイドの声優に参加させていただいたということで、もうめちゃくちゃ気分が上がって嬉しい!!」と腰の 位置でのピースサインをして、竹内さんに「おばちゃんのピースの位置やね!」と定番ネタで観客の心を掴んだ。

 

 大阪に帰って来ての心境を聞かれる豊原さんは「自分の周りで関西弁が飛び交っていて、あぁ落ち着くわ~って思いました。」と 関西弁で話し、「実家へ帰って家の近くの喫茶店などに友達や家族と行ってゆっくりしゃべったりするのが良いですね。」と答え観客 も頷いていた。

 

 実はこの日が初対面となった天才ピアニストのお二人と豊原さん。竹内さんは、「アリエルのチャーミングで好奇心旺盛な感じが、 少しお話しただけでも伝わってきて、アリエル役に本当にピッタリで大好きになりました。」と豊原さんの印象を語り、一方ますみさん はお得意の上沼恵美子さんのモノマネで「私と一緒ぐらいべっぴんさん!私のほうがべっぴんさんかな?」と答え、会場を沸かせた。

 

 

 『リトル・マーメイド』やアリエルの魅力を聞かれると、豊原さんは「応援したくなるようなキャラクターの魅力や描かれ方はもちろん、 音楽の魅力も溢れた作品です」と。竹内さんは「実写化されたことによって、いろんな登場人物に感情移入ができて、大人もぐっと 楽しめる作品になっていると感じました。」と話し、さらにますみさんは「映像がすごく綺麗で海の再現率もすごいので、水の中を泳ぐ アリエルの水圧まで感じました」と、映画を褒め称えた。

 

 今作のアリエルの魅力について聞かれると豊原さんは「自分の好きなことに対して猪突猛進で、ポジティブ、思い通りにいかないこ とがあっても、それでも自分のやりたいことをやるんだという意思や芯の強さ、素直さに元気と勇気をもらいました」と熱弁。 続いて 竹内さんは、「プリンセスだけど、リスクを恐れず新しい世界に飛び込むところが魅力で、芸人の世界に飛び込んだ時のことを思い出 しました。」と、ご自身をアリエルを重ね合わせた。ますみさんは、「思いのまま、感情のまま自分らしく動く、一歩踏み出すとことを恐 れずに攻めていいんだな。と、アリエルから勇気をもらいました。」と、それぞれの共感ポイントを明かした。

 

   司会から豊原さんに「パート・オブ・ユア・ワールド」をどんな気持ちを込めて歌っているかを聞かれると、「アリエルが人間の世界へ行きたいというキラキラした憧れの気持ちと、それでも届かなかったり、父親に反対されたりする切なさ、誰もが持っている複雑な気 持ちを等身大で表現できたら...」と、歌に込める想いを真っすぐに語った。

 

 

 豊原さんがそんな想いを込めて、神秘的な海中を思わせる伴奏、高いメッセージ性、心に残る切ないメロディに乗せて、人間の 世界にあこがれる人魚アリエルがその切ない想いを込めて歌った曲「パート・オブ・ユア・ワールド」を熱唱。

 

 新しい世界に飛び出そうとするアリエルの強い意志や、憧れの場所へ想いを募らせる葛藤に、誰もが共感する同楽曲を歌う豊 原さんの甘くも切ない美しい歌声は、大阪プレミアの観客を魅了。彼女が歌い出した瞬間に、観客に電流が走ったかのような静か な衝撃が伝わり、固唾を飲んで聴き入る方、中には涙を流す方も。会場を美しい歌声の魔法で包みこんだ。

 

 豊原さんの歌を間近で聞いた天才ピアニストは二人共感動した様子で、竹内さんは「震えました!聴いてると、ますみが立ち上 がるんじゃないかと思うぐらい興奮してました。危なかったです!一気に“あの世界”に連れて行ってくれますね!素晴らしい!こんな ん言ったらダメですが、めっちゃ歌うまいですね!本当にアリエル!」と。ますみさんは「アリエルにこの映画を観させてもらい、アリエル に憧れてましたが、たった今、豊原さんに憧れが代わりました!」興奮を隠しきれない様子。

 

 豊原さんは、始めて映画館で歌い終えた感想を聞かれると「皆さんお一人お一人のまなざしが、私の声になって泡みたいに飛ん で行くようで、私も歌ってて感慨深かったです。」と語ると、会場中から温かい拍手が沸いた。

 

 最後に天才ピアニストの竹内さんから「今の歌だけで十分で伝わったかと思いますが、本当に素晴らしい作品です。映画館で観 るからこそ楽しめる作品なので、是非ご覧下さい!」と。ますみさんから「アニメーションで観るのも楽しいですが、実写ならではのキャ ラクターの個性も大きなスクリーンで観るとまた違う魅力があり、リトル・マーメイドの事がもっと好きになると思います。良かったら私た ちの声も探してみて下さい。」と『リトル・マーメイド』にエールが贈られ、最後に豊原さんから「思う存分楽しんで、アリエルのお友達に なって帰って下さい。ありがとうございました!」と観客の皆様へのメッセージで締められ、大阪プレミアの幕は閉じた。

 

 豊原さんの切なくも力強い歌声が響き渡る日本語版「パート・オブ・ユア・ワールド」を筆頭に、アカデミー賞主題歌賞も受賞した 「アンダー・ザ・シー」など映画館で体験すべき、最高の歌と美しい映像、そして確かな実力を誇る豪華吹替声優が、この夏日本中に夢と感動を届ける。ディズニー・レガシーを受け継ぐ最高のスタッフ・キャストが贈る新たなるミュージカル映画の金字塔『リ トル・マーメイド』に乞うご期待!

 

 

『リトル・マーメイド』

2023年6月9日(金) よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

海の王女アリエルは、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた。掟によって禁じられているにも関わらず、ある日彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは抑えきれなくなる。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声を差し出すことだった…。 

 

DATA

●監督:ロブ・マーシャル 音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ 

●出演:ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー=キング ハビエル・バルデム 

●配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 

 

 

 ノンフィクションの傑作『深夜特急』三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木

耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作「春に散る」(朝日新聞出版)を、人間ドラマの名手、瀬々敬久監督 (『ラーゲリより愛を込めて』)が、佐藤浩市と横浜流星を主演に迎えて映画化!昨年に映画の制作が発表された際に大きな反響を呼んだ本作が2023年8月25日(金)に公開。

 

 この度、本作より本ビジュアルと予告映像、さらには主題歌をAIが担当することが解禁となった!本作の主人公は、不公平な判定で負け、アメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

 

 

 佐藤浩市が、翔吾を導くことで人生に尊厳を取り戻そうとする仁一、横浜流星が仁一と出会い諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を演じ、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝ら豪華キャストが集結!

 

 

 「今この瞬間を生き切る」男たちのドラマ、そしてそれを力強く彩る AI 書き下ろし主題歌に胸が熱くなるー 山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、窪田正孝ら豪華キャストの姿も垣間見える予告映像と本ビジュアルも解禁!今回解禁された予告映像は、仁一(佐藤浩市)と翔吾(横浜流星)が運命の出会いを果たすシーンから始まる。いきなり路上で、拳を交わし合う二人だが、仁一にノックアウトされてしまう翔吾。そこから、「あんたのボクシングを教えて欲しい」と懇願する翔吾だったが、それをあしらう仁一。しかし、かつてのボクシング仲間の次郎(哀川翔)と佐瀬(片岡鶴太郎)が「テストしてやろうじゃないの。どうせ暇なんだしよ」と仁一を説得し、ボクシングに命を懸ける男たちのドラマが動き出す。自身のボクシングキャリアを経て、人生のどん底を見た仁一らは、「俺、世界を獲るから」と自信満々な翔吾に激しいトレーニングを課し、一からボクシングを叩き込んでいく。そんなふたりに世界チャンピオンの中西(窪 田正孝)との世界戦が決まるが、翔吾の目に異変が...。人生を賭けた無謀とも言える戦いに挑むふたりを止めにかかる令子(山口智子)と佳菜子(橋本環奈)。そして、挑発する中西。しかし、「今しかねえんだよ」と「今この瞬間を生き切る」ことに全てをかけ、覚悟を持った姿が、AI が書き下ろした主題歌「Life Goes On」にあわせて、力強く映し出される中、仁一の体にも異変が訪れてしまうー。世代も考え方も異なる人間と人間が、ぶつかり合いながらも愛や絆を見つけようともがく姿が、見る者の胸を熱くする感動の予告編が誕生した。今回主題歌を担当することになった AI は「映画感動しました!!!!堪えても3回泣いてしまいました。」とコメントしており、本作に熱い想いを寄せている。

 

 また、同時に解禁した本ビジュアルでは、トレーナーの仁一とミット打ちをする翔吾、一瞬だけを生きると決めた二人の姿が力強く収められている。今の時代、未来は予測不可能であることを心に刻まれた私たちに、「今この瞬間を生き切る」ことの真実を見せてくれる、日本映画史上 最も胸を熱くするドラマに乞うご期待!

 

『春に散る』

2023年8月25日(金) よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく―――。

 

DATA

●出演:佐藤浩市 横浜流星

橋本環奈 / 坂東龍汰 松浦慎一郎 尚玄 奥野瑛太 坂井真紀 小澤征悦 / 片岡鶴太郎 哀川翔

窪田正孝 山口智子

●原作:沢木耕太郎『春に散る』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)

●監督:瀬々敬久

●配給:ギャガ

 

(C)2023映画『春に散る』製作委員会

 

 

 

 

 一人の男を轢いてしまったことをきっかけに、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた『最後まで行く』。冒頭から圧倒的な緊張感とスピード感で繰り広げられ、思わずクスっと笑ってしまうコミカルさもクセになる、絶体絶命、極限の4日間 を描いたノンストップ・エンターテインメントが、2023年5月19日(金)より全国313館にて公開。

 

 監督は『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』、『余命10年』など、次々と話題作を手掛けている藤井道人。 悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤祐司を演じるのは、圧倒的な演技力で観客を魅了する主演の岡田准一。 そして、工藤を執拗に追う冷徹なエリート監察官・矢崎貴之を、数々の藤井監督作品に出演してきた綾野剛。 公開後、本作を観た方からは、SNS上で「最初からハラハラドキドキで息つく暇がない!」「最後まで目が離せない!」 「ハラハラするのにコメディかと思うくらい笑った!」という声や、「岡田さん、綾野さんの怪演がすごい!」と絶賛の声が!

 

 愛知・岐阜・三重・静岡の東海地区で全編撮影された本作。映画公式サイトで、「岡田准一&綾野剛が“〇〇まで行く”キャンペーン」と題し、2人に来てほしい場所を募集したところ、ロケ地である名古屋と、ロケ地かつ綾野の出身地であり、岡田が現在大河ドラマ「どうする家康」で演じている織田信長のゆかりの地である岐阜に来てほしいとの声が多く寄せられた。そこで、その声に答えるべく、緊急凱旋が決定!!2023年5月30日(火)に、名古屋と岐阜で舞台挨拶を実施!

 

 

名古屋 凱旋舞台挨拶@ミッドランドスクエアシネマREPORT

 

 

 ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)の舞台挨拶で、盛大な歓声に包まれる中登場した3人。そんな興奮冷めやらぬ観客を目の前に「(岡田)今日こうして直接ご挨拶できることを嬉しく思っています。先ほど皆と一緒にひつまぶしを食べてき て、元気いっぱいです。撮影のことを思い出して、地元に帰ってきた感じもあります」「(綾野)ロケ地の愛知・名古屋に戻ってこれてとても嬉しいです。ここに立てて光栄だと思っています。」「(藤井監督)撮影の時は愛知の方にたくさんご協力をしていただいて、たくさんの魅力的なシーンを撮ることができました。今日は直接お礼を伝えることができて光栄です。」と挨 拶をした。 愛知では、工藤(岡田)が誤って撥ねてしまった遺体を車のトランクにいれて走行中に検問に引っかかってしまう冒頭の絶体絶命のシーンをはじめ、予告映像でも話題となっているドラム缶が車に落ちるシーンや、岡田、綾野の橋でのカーチェイ スのシーンなど、本作の中でも重要な撮影が行われた。 「クランクイン“雨降らし”といって雨を降らせて撮影をするシーンだったんですけど、岡田さんは 5 日間くらいずぶ濡れでした。」と藤井監督が話すと、岡田は「1月の深夜5日間、朝までずぶ濡れで大変でした。」と話し、「(岡田)普段撮影時、中にインナーを着ないんですけど、たくさん着込みました。最後のお墓のシーンは、山の知識をフル活用して、世界の登山家のトップが着ているものを着ました」「(綾野)僕はウエットスーツ着てました。これがなれば最後まで行けてませんでした」と 過酷だった撮影現場を振り返った。 綾野は個人的に気になっているという、ドラム缶が車に落ちるシーンについて藤井監督へ質問。「(綾野)准一さんの反応をリアルに撮るためにCGではなく実際に落としているとのことで、そもそもあのドラム缶どこで見つけてきたんですか?作り物ですか?」と尋ねると藤井監督は、「作ったものではなく、本物のドラム缶です。実際に落としたので音もすごかったです」と撮影エピソードを明かした。 さらに、観たお客様から話題になっている工藤の尾田(磯村勇斗)の渾身のモノマネについて、藤井監督は「実はあのシー ン、隣にいた駿河太郎さんのツボに入っちゃってNGが何度かあったんです」と話すなど、数々の撮影エピソードを披露。 そしてお客さんを背にフォトセッションを行い、舞台挨拶は幕を閉じた。

 

 

『最後まで行く』

2023年5月19日(金)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

年の瀬も押し迫る12月29日の夜。刑事・工藤は危篤の母のもとに向かうため雨の中で車を飛ばし、目の前に現れた一人の男を撥ね飛ばしてしまう。すでに彼が絶命していることが判ると、狼狽しながらもその遺体を車のトランクに入れ立ち去る工藤。そこから前代未聞の96時間の遺体隠し&逃走劇がスタート!車で轢いてしまった男の遺体に秘められた衝撃の事実とは?

 

 

DATA

●監督:藤井道人

●出演:岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、駿河太郎、山中崇、黒羽麻璃央、駒木根隆介、山田真歩、清水くるみ、杉本哲太、柄本明…ほか

●配給:東宝

 

(C)2023映画「最後まで行く」製作委員会

 

 

 

 ビートたけしによる原作小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え映像化する映画『アナログ』。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・ みゆき。喫茶店で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく...。2 人の恋愛を通じて描かれ、コロナ禍を経た今だからこそ改めて気づかされる、いつの時代も変わらない愛の原点=〈好きな人にただ会える喜び〉を描いた懐かしくて新しいラブストーリー。

 

 日本を代表する実力派俳優・二宮和也と、話題作への出演が続く波瑠は本作が初共演。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代。そんな時代に「会うこと」を大切にする“アナログ”な価値観を持つ2人の懐かしくて新しいラブストーリーが、この秋、日本中に感動を巻き起こす!

 

 今回、本作の特報映像を解禁!

 

 

『アナログ』

2023年10月6日(金) よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。

携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。 喫茶店「ピアノ」で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。 “毎週木曜日に、この場所で会いましょう” 週に一度だけ。連絡先を交換せずに会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていく。 想いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意。しかし当日の木曜日に、みゆきは現れなかった......。

 

DATA

●出演:二宮和也 波瑠 

●原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫) 

●監督:タカハタ秀太

●配給:東宝 アスミック・エース

 

(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

 

 

 

 

 阪本順治が、先進的な循環型社会を実現していた江戸時代を舞台に、オリジナル脚本で贈るモノクロ時代劇。江戸末期を舞台に、貧乏長屋で暮らす、声を失った武家育ちの娘おきくと、社会の最下層で人々の糞尿を売り買いして生きる青年・中次と矢亮の青春物語。出演は『映画 イチケイのカラス』の黒木華、『ホテルアイリス』の寛一郎、『シン・仮面ライダー』の池松壮亮。美術監督として活躍してきた原田満生が発起人となり、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携し、様々な時代の“良い日”に生きる人々の物語を映画で伝える“YOIHI PROJECT”の劇場映画第1弾。

 

 

 今回、公開初日にTOHOシネマズ日本橋で『せかいのおきく』公開記念舞台挨拶が行われ、黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、阪本順治監督が登壇!

 

REPORT

 

『せかいのおきく』

2023年4月28日(金)よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

22歳のおきく(黒木華)は、武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で父・源兵衛(佐藤浩市)と二人暮らし。毎朝、便所の肥やしを汲んで狭い路地を駆ける中次(寛一郎)のことをずっと知っている。ある時、喉を切られて声を失ったおきくは、それでも子どもたちに文字を教える決意をする。雪の降りそうな寒い朝。やっとの思いで中次の家にたどり着いたおきくは、身振り手振りで、精一杯に気持ちを伝えるのだった。江戸末期、おきくや長屋の住人たちは、貧しいながらも生き生きと日々の暮らしを営む。そんな彼らの糞尿を売り買いする中次と矢亮(池松壮亮)もまた、“臭い、汚い”と罵られながらも、いつか読み書きを覚えて世の中を変えてみたいと、希望を捨てずにいた。

 

 

DATA

●脚本・監督:阪本順治

●出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司

●配給:東京テアトル、U-NEXT、リトルモア

 

(C)2023 FANTASIA

 

 

 宮沢賢治を支え続けた父・政次郎と家族の深い愛を描いた門井慶喜の直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を映画化。岩手県の花巻で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。農業大学へ進学し、我が道を突き進む賢治に対し、政次郎は厳格な父親であろうと努めるが、つい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。父の政次郎を役所広司、賢治を菅田将暉、妹のトシを森七菜が演じた。監督は『八日目の蝉』『いのちの停車場』の成島出。

 

 

 今回、2023年5月5日(金・祝)より全国公開に先立ち、4月28日(金)に、ロケ地である恵那市・恵那文化センターで公開記念舞台挨拶が行われ、賢治の弟・清六役の豊田裕大さん、成島出監督が登壇!

 

 

REPORT

 

 

 ロケ地になった恵那で、ロケに協力してくれた恵那の人々への感謝を込めて恵那文化センターで試写会が行われ賢治に憧れる弟・清六を演じた豊田裕大さんと成島出監督が登壇!

 

 

 司会から挨拶を促され「賢治の弟、清六役を演じました豊田です。恵那市に帰って来られて嬉しいです! 清六、帰ってきました!」と豊田裕大がおよそ1年ぶりの恵那訪問を喜んだ。続けて「成島、帰ってまいりました。映画の中で賢治が同じ挨拶をします。温かい応援の中で胸いっぱい、目はうるうるです。今日は楽しんでください」と成島監督も感無量のご様子。

 

 

 およそ1年ぶりに恵那市に帰ってこられたことを聞かれた2人は「上映会で全国を回っていますが、本当に帰ってきた感じがします。銀河鉄道の旅と言いますが、2018年から映画化を進めてきて、ようやく目的地に辿り着いたようで感無量です」と成島監督、「役者を始めて最初に決まったお仕事なので、僕の中でもとても大切な作品です。早く皆さんに観ていただけると嬉しいなという気持ちでいっぱいです」と豊田さんがコメント。

 

 ロケ地に恵那市を選んだ理由を聞かれた成島監督は「江戸時代なら京都などで撮影ができるのですが、明治時代や大正時代はなかなか場所がなくて。全国探して、ここ恵那で通りも家もお借りしました。ぜひこの景色は文化庁にお願いして50年100年と遺産として残してもらいたいです。市民の皆さんも好意的で、エキストラとしてご協力もいただき、感謝申し上げます」と語った。また恵那のエピソードを聞かれた豊田さんからは「恵那市の皆さんは温かい方ばかりで、撮影までは来たことなかったのですが、どこか懐かしさを感じる雰囲気で、とても思い出深い街です」と恵那の印象が語られた。

 

 憧れの俳優である役所広司さんと菅田将暉さんと共演された印象を聞かれた豊田さんは「まさかこんなに早く共演できるとは思っていなかったので嬉しかったです。映像で見ている時とはまた違って、人間力やパワーを感じ、いつも自分もそうなりたいと思いました。役所さんは現場でずっと台本を開いていたり、菅田さんは目のパワーがものすごく強かったり、彼らの姿勢を見習わせていただきました」と共演の喜びをコメント!成島監督からは「豊田くんは清六と同じようにしっかり者で真面目です。宮沢家の皆さんにお話を聞くと、賢治はすぐどこかに行ってしまうから、清六が凧みたいに糸を持っていたと。清六が賢治の死後、全く無名だった賢治の原稿を整理して、爆発的にヒットさせました。ゴッホも生前は絵が1枚も売れなかったことで有名ですが、彼も弟が支えていましたよね。自由な天才の兄としっかり者の弟という図式はよくあるのかもしれません。真面目で誠実な清六は、もともと誠実な豊田くんにぴったりですね」と撮影エピソードが語られた。

 

 また、今だから言える恵那市での思い出を問われた豊田さんは「撮影中は僕と菅田さんが同じ坊主頭だったので、僕が歩いていると皆さんに「菅田くーん!」と声をかけられ、「豊田です」と返すというやりとりを100回ぐらいしました(笑)。最終的には豊田裕大を覚えてもらえたので嬉しかったです。ちなみに、監督も僕と菅田さんを何回も間違えていました(笑)。あと、昼休憩中に五平餅を差し入れしていただいて。疲れている中で美味しいものを食べるとまた頑張ろうという気持ちになりますね」とコメント。

 

 最後に「どの世代が見ても感動できてクスッと笑える映画なので、ぜひ楽しんで観ていただけたら嬉しいです」と豊田さん、「この映画をお届けできることに喜びと誇りを感じます。気に入っていただけたら、全力で応援していただきたいです。ぜひ、大切な人と『銀河鉄道の父』をお楽しみください」と成島監督からメッセージが寄せられ舞台挨拶が終了した。

 

▲▼恵那市のメインロケ地、岩村の地酒「女城主」が恵那の小坂喬峰市長から贈呈された。

 

『銀河鉄道の父』豊田裕大 INTERVIEW

 

 

Q:今回演じた宮沢賢治の弟・清六の役作りは?

 

豊田裕大(以下、豊田):やっぱりお芝居の経験もまだまだですし、役へのアプローチをするという余裕もなく、とにかく原作と台本を読んで、その場、その場で、「清六がどういう気持ちだったのか?」っていうのを理解できるまで読み込んで、あとは現場で先輩たちにぶつかっていこうという気持ちで臨んでいました。

 

 

Q:時代設定もひと昔前、明治時代の家父長制全盛期に生きている人物を演じることについて?

 

豊田:そうですね、もちろん建物の雰囲気とか、使ってる方言、服装や身なり、風習とかは現代とだいぶ違っています。そんな時代を生きている人間を演じることは難しいだろうなと、最初は想像していたんですけど、この映画の中で描かれているのは家族の絆、家族のドラマなんです。どの時代でも生きてる人間の感情はあまり変わらないのかなって思えたので、時代を超越した家族の感情、家族間で見せる表情、家族ならではの思いやりの気持ちを大事にして演じてみました。

 

Q:憧れの役所広司さん、菅田将暉さんと共演して気づきはありましたか?

 

豊田:気づきは本当にたくさんありました。お二人とも僕から見ると本当に完璧なんですけど、それでも役所さんは、ずっと現場で台本を読んでて、方言指導の方と微妙なイントネーションのやり取りをずっとしていて……、なんか、ここまで僕がすごいなと思ってた人たちが、映画を作ることに対して、ここまでひたむきに頑張っている姿に感銘を受けましたし、自分ももっと頑張らないといけないなって、強く思いました。菅田さんに関しては、目がすごく印象的でした。その目を見てると、感情が勝手に溢れ出してくるような、演技中にその瞳に吸い込まれそうな感覚があって、すごく印象的でした。

 

 

Q:菅田将暉さんと兄弟役を演じるにあたって心がけたことはありますか?

 

豊田:特に似せようという意識はなかったです。周りからは、そのままで似ているって言われてました。エキストラの方や、見学に来ている方々からも、坊主頭だったので、僕の方を見て「菅田くん~♥︎」って間違えて声かけてくる方がたくさんいまして……、「僕は豊田です!」っていうやり取りを何回も、トータル100回ぐらいやったと思います(笑)。最終的には僕のことを覚えてもらったんですけど、ルックを似せる役作りではなく、家族であり兄弟というニュアンスを出すために、菅田さんの声とか、顔とか表情、動き方とかを、なるべくたくさん聞いたり見たりしました。菅田さんのラジオ番組を聞いたり、バラエティ番組に出ている姿を拝見したりしながら、この人が僕のお兄ちゃんなんだって、自分自身に刷り込んでいきました。

 

Q:最後にメッセージをお願いします!

 

豊田:この映画は、どの世代の方が観ても感情移入できるポイントがある作品だと思います。また、今の時代には薄れかけている大切な家族愛が描かれています。是非、観ていただいて、家族のことを思い起こしたり、家族について考え直したり、家族と連絡をとってみるなど、この映画が家族を再認識するきっかけになれば嬉しいです。僕自身としては、この映画から吸収したことも含め、役者の面白さ、やりがいをを感じながら今後の俳優活動に役立てていきたいと思っています。余韻を残せるような、心に残るような役者になっていきたいです。

 

 

『銀河鉄道の父』

2023年5月5日(金・祝) よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

 

STORY

質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。 そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる。

 

 

DATA

●監督:成島出 

●原作:門井慶喜 

●出演:役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、池谷のぶえ、水澤紳吾、益岡徹、坂井真紀、田中泯…ほか

●配給:キノフィルムズ

 

(C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会

 

 

 

 全国に「イオンシネマ」94 劇場を運営するイオンエンターテイメントが、今夏までにオープン予定の IMAX シアター7劇場のうち、イオンシネマ シアタス調布(東京都調布市)、イオンシネマ各務原(岐阜県各務原市)、イオンシネマ福岡(福岡県糟 屋郡粕屋町)の3劇場で 2023 年5月1日(月)に「IMAX レーザー」が岐阜県初導入される!

 

 「IMAX レーザー」は、革新的な4K レーザー投影システムにより、鮮やかで明るく、コントラストが 深い超高解像度の映像を IMAX ならではの大スクリーンで体験できます。さらに、最新の 12ch サウンド システムで、これまでの水準を超えるダイナミックレンジと精密度を実現。臨場感あふれるサウンドでシ アター全体を満たし、圧倒的な没入感で、観客を映画の中へと導く。GWは、イオンシネマ各務原でエンタメ没入体験!

 

イオンシネマ各務原

公式サイト

 

 

 

 『人狼ゲーム』など数々のヒット作を発表してきた原作者の川上亮が長編映画第二作目の監督と脚本を担当する映画『札束と温泉』。
 

 主演はミスマガジン2018で注目され数々の雑誌のグラビアでも表紙出演し、2022年にオンエアされた朝日放送連続ドラマ『彼女、お借りします』にも出演した沢口愛華が務めます。またSNS世代の若者らに壮絶な人気を誇る小浜桃奈、糸瀬七葉、大熊杏優、佐藤京、星れいら、そして数多くの映画や舞台で主演を務める小越勇輝ほかが出演しております。

 このたび初披露となったメインビジュアルは、温泉に集った様々な人物たちの交錯する思惑が現れた
何が始まるか分からない、サスペンスフルかつユーモアに溢れた内容に。


 

 合わせて公開された場面写真は、女子高生たちが札束を前に困惑した表情を浮かべる意味深な雰囲気が漂っています。また主題歌は群青の世界の「ハイライト・トワイライト」に決定!映画の雰囲気にも合致した青春感あふれる一曲をご堪能ください。

 

<キャスト>
沢口愛華(高梨リサ役)
2003年2月24日生まれ。2018年ミスマガジングランプリを受賞後、 
様々な雑誌の表紙を続けて飾る話題のネクストガール。
2021年カバーガール大賞10代部門 2連覇。
22年ABCドラマ『彼女、お借りします』にレギュラー出演。

小浜桃奈(関根ひかる役)
2003年4月2日生まれ。JKのためのウェブマガジン「Emmary」編集長として注目を集める。
SEVEN TEENクリエイターモデル チームシンデレラ宣伝部長。
『サンデージャポン』『ダウンタウンEX』『踊る!さんま御殿!!』等に出演。

糸瀬七葉(佐々木恵麻 役)
2003年12月31日生まれ。『めざましテレビ』イマドキガールとして出演中。
ドラマ『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ』『恋なんて、本気でやってどうするの?』、
映画『小説の神様』『テイクオーバーゾーン』等に出演。

大熊杏優(田中美宇 役)
2002年12月19日生まれ。
週刊プレイボーイに初登場して以来、読者から熱烈なラブコールが殺到。
SNSでも高い人気を誇り、総フォロワー50万人を超えを誇る。
映画『17歳は止まらない』メインキャスト。

佐藤京(越智遥 役)
1997年生まれ、秋田県出身。主な出演作に【ドラマ】『Get Ready!』『ムショぼけ』
【MV】映秀。『よるおきてあさねむる』、Lenny code fiction『あなたがいなくなったら』など。
デビュー間もないながらも映像作品への出演が続いている。

星れいら(水無月綾乃 役)
2000年12月22日生まれ。映画『君の聲、青にささやく』主演。
ほか映画『人狼ゲーム/デスゲームの運営人』、
ドラマ『悪党~加害者追跡調査~』『ブラックシンデレラ』、
舞台『放課後戦記』等に出演。

小越勇輝(渡辺隼人 役)
1994年4月8日生まれ。舞台『テニスの王子様2ndシーズン』主演。
映画『人狼ゲーム/デスゲームの運営人』主演。
映画「わたしの幸せな結婚」ほかドラマ『高嶺のハナさん』『警視庁アウトサイダー』等に出演。
5月から舞台「HUNTER×HUNTER」THE STAGEに出演。また声優としても活躍中。

 

●川上亮監督
映画『人狼ゲーム』シリーズ全作品の原作・脚本を担当。
『人狼ゲーム/デスゲームの運営人』で監督デビュー。
昨今ではマーダーミステリー作品を数多く手がけている。

<コメント>
初期のタランティーノ作品やガイ・リッチー作品、コーエン兄弟作品、
あるいは映画『ハングオーバー!』シリーズのようなクライム・コメディを目指しました。
「いまさらかよ!」と言われるかもしれませんが、テーマに逃げない、まっすぐなエンタメを追求しています。
映画としては非常識なセリフ量、複雑に入り組んだ物語を、
廊下や階段が複雑に入り組んだ歴史ある温泉旅館で、疑似ワンカットで撮りきります。
若い役者さんたちの努力と、熟練のスタッフさんたちの経験と力に、どうかご期待ください。

 

『札束と温泉』

2023年6月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開

公式サイト

 

STORY

高校の修学旅行で訪れた温泉宿で女子高生たちが、ヤクザの愛人が持ち逃げした札束の詰まったバッグを発見する。カネを取り戻すために現れる殺し屋、別の生徒からねだられている担任教師。複数の思惑が絡まり、温泉宿を舞台に、混乱が混乱を呼ぶクライム・コメディ。

 

DATA

●監督・脚本:川上亮

主題歌:群青の世界「ハイライト・トワイライト」

●出演:沢口愛華、小浜桃奈、糸瀬七葉、大熊杏優、佐藤京、星れいら、錦織聡、小越勇輝、一宮ゆい、工藤みか、村崎ゆうな、水野まゆ

●配給:渋谷プロダクション

 

(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会

 

 

 

 人生百年時代が謳われ、どう生きていくかが注目され始めた2020年に製作され、2021年5月21日公開された『お終 活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』。笑って、泣けて、役に立つお終活映画として各方面から注目されスマッシュヒットとなり、今回第二弾『お終活 再春!人生ラプソディ』として製作が決定! 前作の【熟春】は、定年後に訪れる第二の人生をポジティブに過ごそう!と熟した世代に向けて応援の意味を込めての映画オリジナルの造語でした。今作【再春】も、まだまだ長い人生、過去に諦めた夢にもう一度挑戦してみませんか、と背中をそっと後押しする意味が込められている。主要キャストは前作同様、高畑淳子、剛力彩芽、松下由樹、水野勝、橋爪功が続投。そして今回、大原家に変化をもたらすのが新キャストの名優、長塚京三と宝塚トップスターから女優へ転身して活躍中の凰稀かなめ。新キャストと共に一堂に会する製作発表記者会見が、2023年4月25日(火)、東京で行われた。

 

 

REPORT

 

<NOW EDITING>

 

『お終活 再春!人生ラプソディ』

2024年 全国ROADSHOW

公式サイト

 

STORY

結婚五十年の金婚式を無事終えた大原千賀子(高畑淳子)と夫の真一(橋爪功)。娘の亜矢(剛力彩芽) はキッチンカーの運営からシニア向け高級介護施設の栄養士に転身して仕事は順調、恋人の菅野涼太(水野勝)とも結 婚目前。順風満帆な大原家だったが、千賀子が終活フェアで桃井梓(松下由樹)から「再春」を勧められ、独身時代に習 っていたシャンソンを再開したことで思わぬ騒動が持ち上がる。そして真一にある症状が出始めて、、、。 笑って、泣けて、役に立つ、ヒューマンコメディ第二弾!

 

DATA

●監督・脚本:香月秀之

●出演:高畑淳子、剛力彩芽、松下由樹、水野勝/凰稀かなめ、西村まさ彦、石橋蓮司、長塚京三、橋爪功

●配給:イオンエンターテイメント

 

(C) 2024「お終活 再春!」製作委員会

 

 

 松岡茉優と窪田正孝がW主演となる、石井裕也監督の最新作『愛にイナズマ』が2023年秋より全国公開決定!石井裕也監督による完全オリジナル脚本で描かれるのは、騙されて夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が、運命的な出会いを果たし、どうしようもないダメダメな家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語! 誰もが本音を隠し、空気を読み、言いたい事も言えない鬱屈とした社会の中で、大切なものを守るために不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。

 

 監督は、数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』 (13)を始め、『川の底からこんにちは』(10)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)、『茜色に 焼かれる』(21)、 『アジアの天使』(21)など、発表 する作品が国内外の映画賞で高く評価されてきた石井裕也。最新作『愛にイナズマ』は、今の社会を予見したかのような、明らかに何かが歪んでしまったアフターコロナの世界を舞台に、「理不尽な社会に真っ向か ら反撃しようと試みる花子と正夫」とそんな中で取り戻していく「家族の絆」を描く、喜劇要素を随所に含ま せながら練り上げられた、監督渾身のオリジナル脚本となっている。

 

 主演は、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、『ある男』(22)で日本アカデミー 賞最優秀助演男優賞を受賞したことも記憶に新しい窪田正孝。名実ともに兼ね備えた 2 人は、共に石井裕 也監督作品への初参加となり、そして、本作が初共演となる。夢を奪い返す為に恋より強い共闘関係を結ぶ 二人を、ロマンスを交えて演じ上げた。 共演は大ヒット作『シン・仮面ライダー』(23)で、さらなる新境地を開拓した人気と実力を兼ね備えた池松壮 亮と、『葛城事件』(16)で一躍注目を集め、『街の上で』(21)に主演するなど、話題作への出演が途切れるこ とのない若葉竜也が、クセ強めな花子の2人の兄を演じ、日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が、どうしようもないダメ親父を演じるという豪華布陣。日本映画界をけん引する俳優陣の火花散る熱演と、高いレベル で繰り広げられるコメディ合戦は必見だ。閉塞感に満ちた社会に、痛快な反撃の狼煙(のろし)を上げる花子と正夫。その先には、予想を超えた大きな “愛”が待っていた――。石井監督史上最もポップなタッチで描かれる本作は、まさに雷にうたれたような衝 撃ととめどない感涙をもたらすだろう。この秋、見たこともない愛と反撃の物語が爆誕する!

 

 そして、『愛にイナズマ』というタイトルに込められた真意が明かされるラストは、まさに雷に打たれたよう な衝撃と感動の涙をもたらす。本作の第一弾発表キャストからのカットとコメントを解禁!

 

■石井裕也監督・脚本 コメント

 

この映画の英語タイトルは”Masked Hearts”です。「マスクで覆われた心」という意味です。コロナ禍になって 3 年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。 それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘を いくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。 それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を 作りたいと思いました。 コロナ禍を経験したからこそ作れた、愛と希望に満ち溢れた映画になったと思います。超豪華な俳優たちが時にマスクをし、時に素顔で、全篇いきいきと最高の芝居をしています。特に家族がみ んなで集まるシーンは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした。

 

■松岡茉優(折村花子役) コメント

 

「選択肢の連続への疲労」「正しさって何なのかわからない」 世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのに もっと大変になってしまった世の中で、 勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、 私が止めてなるものかと挑みました。 花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です。あなたに届きますように。

 

■窪田正孝(舘正夫役) コメント

 

ぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして 都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。 そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です。 人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と敬意と皮肉が詰まった 作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください。

 

■佐藤浩市(折村治役) コメント

 

創造をすること、人を愛することは、流れも深さも判らない川を泳ぎ続ける様なものです。 石井裕也監督はその2つを同じ高さの目線で語ってくれます。 決して泳ぎを止めてはならないと。

 

■池松壮亮(折村誠一役) コメント

 

布に覆われた哀しみを、悔しさを、やるせなさを、怒りを今この主人公は、あらゆる欺瞞を越えて 剥がしていく。 社会に隠蔽された心を、消えゆく尊厳を、証明できない存在や愛を、イナズマが照らす。 それでも人でありたいと願う憎まれっ娘が、恋人や家族を巻き込んで世にはばかる、明日への 逆転反逆ファミリーラブコメディです。 どうか、コロナを共に経験し共に生きる誰かの、逆境だらけの誰かの、破れた心にイナズマを。

 

■若葉竜也(折村雄二役) コメント

 

この映画の『愛にイナズマ』というタイトルに敵う文章がないので、コメントを書くのが恥ずかしく なります。この映画に映るイナズマが嘘みたいに軽薄でヘラヘラした時代にヒビをいれてくれたらいい。 この映画に映るイナズマが誰かの一縷の希望になればいい。 そんな事を考えながら現場にいました。

 

『愛にイナズマ』

2023年秋、全国ROADSHOW

公式サイト

 

STORY

26歳の折村花子(松岡茉優)は気合いに満ちていた。幼い頃からの夢だった映画監督デビューが目前に控えて いたからだ。花子の若い感性をあからさまに馬鹿にし、業界の常識を押しつけてくる年上の助監督には困りもの だが、空気は全く読めないがやたら魅力的な舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たし、ようやく人生が輝き 出した矢先...。卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、花子は全てを失ってしまう。ギャラも貰えず、大切な企 画も奪われた。失意のどん底に突き落とされた花子を励ますように正夫が問いかける。 「夢をあきらめるんですか」「そんなワケないでしょ。負けませんよ、私は」 静かに怒りを滾らせ闘うこと誓った花子が頼ったのは、10年以上音信不通だった“どうしようもない父(佐藤浩 市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”だった。正夫と家族を巻き込んだ花子の思いもよらない反撃が始まる!

 

DATA

●監督・脚本:石井裕也

●出演:松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也/佐藤浩市

●配給:東京テアトル

 

(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会​​​​​​​