君塚由佳です。
自分の小さな不幸の黙殺には2種類ある
自分の「つらいよ」「できないよ」「いやだよ」っていう
小さな不幸を そんなこと言ったってしょうがないだろ
大したことでもないのに いちいち騒ぐんじゃないよ！と
抑え込む いわゆる「感情にフタをする」方法
そして、もう一つは
なんでもかんでも「不安だよ」「さびしいよ」「いやだよ」と誰かにいちいち聞いてもらって発散して
けっきょくは自分の話をロクに聞かないままにスッキリさせる
「感情から逃げる」方法。
安心してなんでも話せる人がいるってステキなことだ。
だけど、本当に聞いてもらいたい、わかってもらいたい相手は
自分以外にいるんだろうか？
誰かに話を聞いてもらったとしても、その本質は自分との対話で
聞き上手な人ほど はげますどころか同情すらしてくれず「そうなんだね」「そう思うんだね」くらいしか言ってくれない。
どんな小さなことでも、安心して自分に話せる相手の1人が 自分ではないというのは
それはとても悲しいことだし、
安心してなんでも話せる人がいるってステキなことだ。
だけど、本当に聞いてもらいたい、わかってもらいたい相手は
自分以外にいるんだろうか？
誰かに話を聞いてもらったとしても、その本質は自分との対話で
聞き上手な人ほど はげますどころか同情すらしてくれず「そうなんだね」「そう思うんだね」くらいしか言ってくれない。
どんな小さなことでも、安心して自分に話せる相手の1人が 自分ではないというのは
それはとても悲しいことだし、
それって抑圧し虐待しているのは自分自身だということになる。
わかってるんだけどさ
やる気になれないんだよね
でもさ、だってさ…
私はこういうことを言っていつまでもグズグズしている人を見てると
イライラしたりもしていたけれど、
よくよく見てみると そのイライラの原因って その人が悪いんじゃなくて
私が 私自身の「でもさ、だってさ…」を無視され続けて突っ走られてるイライラでした。
私だって、わかっててもやる気になれないことだっていっぱいあるのに。
しょうがないけど、でも！って思ってるのに。それなのに聞いてももらえない。無視されてる。
イライラは 自分に聞いてもらえないイライラで、けっきょくは自分。
（わかってるんだけどさ やる気になれないんだよね）
（そうだよね、そういうもんだよね）
（でもさ、違和感あるんだよね）
（そうかー、あるよねー、違和感。よく気がつけたよねー）
（だってさ…やろうとは思ってるけどいろいろあってさ…）
（そうよねぇ、なんだかんだヒマじゃないもんねぇ）
どんな気持ちも、無視しないで抱きしめたまま走れ。
わかってるんだけどさ
やる気になれないんだよね
でもさ、だってさ…
私はこういうことを言っていつまでもグズグズしている人を見てると
イライラしたりもしていたけれど、
よくよく見てみると そのイライラの原因って その人が悪いんじゃなくて
私が 私自身の「でもさ、だってさ…」を無視され続けて突っ走られてるイライラでした。
私だって、わかっててもやる気になれないことだっていっぱいあるのに。
しょうがないけど、でも！って思ってるのに。それなのに聞いてももらえない。無視されてる。
イライラは 自分に聞いてもらえないイライラで、けっきょくは自分。
（わかってるんだけどさ やる気になれないんだよね）
（そうだよね、そういうもんだよね）
（でもさ、違和感あるんだよね）
（そうかー、あるよねー、違和感。よく気がつけたよねー）
（だってさ…やろうとは思ってるけどいろいろあってさ…）
（そうよねぇ、なんだかんだヒマじゃないもんねぇ）
どんな気持ちも、無視しないで抱きしめたまま走れ。
それが燃え尽きたり 息切れしない秘訣だったりする。
言い訳だろうが 泣きごとだろうが、とにかく 耳を傾ける。
ぐちっぽくて 文句ばっかりで すぐ弱音を吐く自分に ガッカリするかもしれないけれども。
それができるとどうなるかっていうと、
人の小さな痛みや不幸にも 気がつけるようになるのです。
何もかもがうまくいってて、自由に生きている人にも 当たり前のように不安や痛みはあるし
愚かで救いようのないようにしか見えない人にも、どうしようもない事情や恐怖がある。
「うまくいってるようだけど 実はあの人、いろいろ大変らしいよ」
「ああはなりたくないね。あの人は一生あのままだよ」
そうやって 人を下げずまずにすむ。
どんな人も、いろいろあるけど それでも強く生きている勇気ある人に見えてくるし
ほんとうの意味で「すごいなあ」と敬意が持てて
不運や不幸に見舞われてしまっているかもしれないけれど、哀れでかわいそうな人が消え失せる。
人をすごいと思える自分にも、「私ってすごい」の敬意が育つ。
いつだって、元気をくれるのは勇気ある人たちなのだもの。
愚痴だらけで、泣きごとばっかりでも、それでも私もあなたも
今日を生きた勇者なのだ。ほんとに、ほんとに、すごいのだ。
自信がなくて…とか 生きづらくて…とかでお悩みなら
1番手っ取り早いのは しっかり自分の不幸も聞いてあげるのがいいかも。
不幸な話を聞き続けたからといって、不幸になったりはしないのだ。
かわいそうな人なんて、どこにもいないんだから。
言い訳だろうが 泣きごとだろうが、とにかく 耳を傾ける。
ぐちっぽくて 文句ばっかりで すぐ弱音を吐く自分に ガッカリするかもしれないけれども。
それができるとどうなるかっていうと、
人の小さな痛みや不幸にも 気がつけるようになるのです。
何もかもがうまくいってて、自由に生きている人にも 当たり前のように不安や痛みはあるし
愚かで救いようのないようにしか見えない人にも、どうしようもない事情や恐怖がある。
「うまくいってるようだけど 実はあの人、いろいろ大変らしいよ」
「ああはなりたくないね。あの人は一生あのままだよ」
そうやって 人を下げずまずにすむ。
どんな人も、いろいろあるけど それでも強く生きている勇気ある人に見えてくるし
ほんとうの意味で「すごいなあ」と敬意が持てて
不運や不幸に見舞われてしまっているかもしれないけれど、哀れでかわいそうな人が消え失せる。
人をすごいと思える自分にも、「私ってすごい」の敬意が育つ。
いつだって、元気をくれるのは勇気ある人たちなのだもの。
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