小さな幸せのいちご | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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「おおきな すいかが1つあります
ちいさな いちごが5こあります

すいかと いちご どちらがおおいでしょうか。」



息子は 「すいかの方が多い」と答え続けて
数の概念を理解するのに 苦労しておりました


1より 5のほうが多い。


でも、1しかない「大きなすいか」の方が  
5つぶの「ちいさな いちご」より多く見えるじゃんね?






それでも、5は 1より多いんだよ
すいかより、いちごなの。





大人になっても、私たちは 見た目が立派で目立つ方ばかりを探している気がする。

ちいさな いちごを見落として、
大物のたった一つのすいかばかりを血眼になっているみたい。






いつもお腹をすかせて  今日のごはんが食べられなくないようなおうちや、
ちょっとしたかぜがもとで命を落とすようなことは まずなくなり
両親がいなくて 小さな子どもがたった1人で生きていかなければならないなんていうことも まずなく
生まれた子どもの ほとんどは 何事もなく無事に大人に育つことができる 清潔で安全な国に生きている。


ちいさないちごは わざわざ探さなくても そこかしこに落ちていて
いちいち拾うほどのものでもないくらい 珍しいものではないのかもしれない。


いちごなんて ありふれているし、
他にもっと美味しくて甘く保存のきく食べ物はたくさんある。


これは私も感じていることなんだけれど
「安全で 安心が当たり前のようにあるようになってから
不幸に対する耐性が ありえないくらいなくなった」という説があります。


メールの返事が返ってこないからといって もう終わりだと騒ぎ立て
ちょっと意見がぶつかると いきなり関係を切ってしまう
仕事でミスをすれば もうこの会社にはいられない 向いてないと逃げだす


打ち捨てられた いちごが笑ってる
小さな甘さ 小さなおいしさ お腹いっぱいにはならないけれど 
そんな小さな幸せを ないがしろにしてきた 結果を笑ってる




困ったときや どうしていいのかわからなくて 途方にくれる時ほど
一発逆転を狙って 黒光りする大きな立派なすいかを探してしまうものだけど。







お金持ちほど 以外と質素な生活を送っているという話は聞いたことがありますか?

私の知り合いの大金持ちも、趣味の車だけは派手だけど 
ふだんは作業着にサンダルでウロウロしていたり、

餃子の王将をこよなく愛していたりする人もいる。

趣味のパン作りが高じてハムやベーコンも作って
地元の常連の仲間が集う大きなレストランを開いている人もいる。


どの人も 小さな幸せのいちごを 拾い続けて、ニコニコしながら生きている








小さな幸せにばかり目を向けていたら、そこで満足してしまって
何もしなくなるんじゃないかと私はおびえていたけれど


小さな幸せでぎっちり詰まった人たちは 
それを足場に新しいことにチャレンジしたり 飛躍していったりしていました




今日 ごはんがうまく炊けたこと
空が高くて気持ちよかったこと
ちょうどトイレットペーパーを使い切ったこと
新しいお店ができているのをみつけたこと







たわいもない、ほんとにたわいもない幸福とも呼べないものを拾い集めて、

そして同じくらい訪れる不幸も抱きしめては 
人の痛みや葛藤に優しい目を向けているのでした。




そして たまに大きな大きな1つの幸せに出くわしたら、
みんなで分けて みんなで喜べるアイディアをひねり出して

分かち合い、分けて小さくなってしまった幸せを 
みんなでいっしょに喜びあうことをよくしています。


起点は 小さな幸せ。
小さな小さな 幸せのいちごです。






あれ? 私、小学1年生の算数の話をしてたんじゃなかったっけ?


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