巡礼の夏、54クラブの夏〜Phase4・Sの悲劇〜 | モッツラーの狂人日記(仮)

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題名が定まらず、ちょこちょこ変えてます。

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過去記事

巡礼の夏、54クラブの夏〜Phase2・お星さまになったS30〜

巡礼の夏、54クラブの夏〜Phase3・過激派組織54倶楽部、浜松上陸〜

巡礼の夏、54クラブの夏〜閑話・うたげと過去の浜松巡礼回顧録〜


昔、Wの悲劇という映画がありました。
もう40年近く経つんですね。
観たことないんですけど、当時何かで目にしてからWの文字を見るたびにこの映画のことを思い出します。

Sの悲劇

Sランクなんて言ったら神の領域。
我々の中では、
Sマーク
なんて言われて珍重されることもある文字。
今回はSにまつわるお話です。何が起こったんでしょう。

ちょいと仕事が立て込んでまして、更新が全く進まないんです。記憶もちょっとなくなってきてますので、早めに書き上げないと…ね。



ハードスケジュールを経て浜松入りした54クラブご一行。みんなよく眠れましたかね。

エステンさんは早く目が覚めたらしくて、浜名湖の辺りをパトロールしてたのかな。いつもみややまくんが行なっているルーティンですね。

飲み直そうと女の子の現地調達に失敗して、戻って泥のように寝ましたが、布団かけるのを忘れてしまい、寒くて4:00頃に目が覚めてしまいました。

朝食はブュッフェ形式。
我々の世代はバイキングなんて言います。
とってもおいしかったです。
マグロの漬けがウリらしくて、エステンさんは散々マグロの漬けを食べたようです。
私はデスライダーさんと席をご一緒させていただきましたが、彼の胃袋は一体どうなっているのかというくらい朝から爆食いしてました。

いそさんが渋滞するから出発8:00くらいがいいよって言ってくれたんだけど、結局8:30くらいまでズレたんだっけ?

まぁ、いつものことだ(笑)
この人たち、時間通りに動いたためしがない。




この時間を利用して、ベイスグッドモトさんはコレダ家さんにクラッチの調整について色々と教えてもらってました。K125だけでなく、古いバイク全般に詳しい人がたくさんいるんですから、わからないことがあればしっかりと教えてくれます。本当にこの人たちの知識と経験はすごい。ベイスグッドモトさんのバイクもだいぶ調子よくなったみたいです。

いつも宿泊先から出発する際は、誰かしら動画を撮ってくれてるんですが、今回もわきゅうさんが撮ろうとしてくれていました。

来た道を戻るので、
左に出て右に行きます

しかし、わきゅうさんがいたのは逆💦

おそらく、横の出口から左に出て、通りを右に行くと解釈しちゃったのかな。

こちらに向かって
左かよ〜💦
とブツブツ言いながらトコトコと歩いてくるわきゅうさん。。。
ニホンゴッテムズカシイ

関東へ向かう一行は、いつもお土産を買う道の駅掛川を目指します。

こんなに遠かったっけ???

そりゃ、湖西市からですもの。
余計に時間がかかります。

しかも、どこからバイパスのれるのかも把握してなかったので、仕方なくナビ通りに市街地を抜けていきます。

でも、浜松の市街地ってあまり走った記憶がなかったので新鮮でした。

バイパスにのってからは、
かぶり気味のプラグ焼いてしまえ〜
って感じで、エステンさんがバビューンとハナを切っていきます。
バビューンって言ってもそこまでスピード出ません。

後続車が煙を嫌って車線を変えてますねぇ。
そういうバイクなんで許してくだされ。

道の駅掛川に到着。
相変わらず混みまくってる…車停めるの大変だよねこれ…。そんな中でも、4輪部隊がここで待ってくれてました。
貴仁さんは毎年いつもここで我々を待っていてくれますよね。ここで長居するのも恒例行事となりました。




ベイスグッドモトさん、いろんなところにお土産を配り歩くんでしょう。
私もそうなんですが、秋田の人って余計にお土産買うし渡す文化あるんですよね。だから手ぶらで行くってことができないんです。

まぁ、ここに集うまでに様々な根回しをしているはずなので、せめてお土産の一つや二つ渡さないと…という感じでしょうか。

さぁ、みんな!
準備はいい?

ここからは過酷な渋滞&山登りが待ってますよ?


往路でも使ったお茶の香通りを復路でも使用。
そうやって可能な限り幹線道路の渋滞を避けていくんですが、やっぱり日曜日は混みますね。

ここでちょいと異変が。
私のバイクが渋滞にハマるたびにアイドリングが落ちていくんです。たまにエンストも。

プラグかぶってるんだろうなと思いながら、またかっ飛ばせば大丈夫だろうなんて安易に考えてました。

清水で事は起こりました。
ショッピングセンター前でありえないくらいの渋滞。全く動く気配がない。

プスン…

またかよ、仕方ねぇな。
セルを回します。

トゥルルルル…
ん?
んん?

キックスターターを何回蹴ってもかからん…
これはまさか、
みんな大好物の事案発生⁉️

手押しで歩道にバイクをあげ、少々広めのところでもう一度エンジン始動を試みますが、マフラーからは
パシューン
と発砲音にも似た音が放たれます。
発砲音聞いたことないけど

コレダ家さんはもう原因がわかったらしい。

新潟の二の舞はいやだよ〜

でも、キックには圧縮があったので、そこまで心配はしていなかったモッツラー。




ハゲた頭を直射日光にさらしながら必死にプラグを外すモッツラー。

コレダ家さん、
オーバーヒートっすね
頭のてっぺんは長年のオーバーヒートで取り返しのつかない焼け野原みたいになってますが…

コレダ家さんに言われた通り、プラグホールを開けてガソリンを気化させます。

しばらくしてプラグを交換したら、一発でエンジンがかかりました。

その場にいた全員が安堵。
不動神は避けられた。

さぁ、渋滞も緩和されたし道の駅富士へ向かおう!

しかし、その直後でした。
ダンプ野郎の白いK125から
パシューン
全く同じ症状です。
みんな大爆笑😂


もう慣れたもんです(笑)



私とダンプ野郎のプラグ。

真っ黒黒助🐦‍⬛


ダンプ野郎はS型、私のS10も中身はS型。

安心安全のS型じゃないのか!

K125の最終形態S型。


当時のSUZUKIのせんたんぎじせつを駆使して作られたであろうS型。

そもそも、何で2型、3型…と数字でモデルが進化してきたのに、急にJ、L、S型という風になったんでしょう。

こういう話はエステンさんが詳しい。
今度彼に聞いてみよう。

ちなみに、今回オーバーヒート気味になったのは我々だけじゃなかったっぽい。ヒロティキさんもそんなことを呟いていた。

人間だけでなく古い空冷バイクにこの酷暑は、拷問にも似た環境なのかもしれないな…

これが何の予兆だったのか。
次回、あることが起こります。

続く