何だか目が回りそうだ。
巡礼という名の試験は大丈夫なのか…
54クラブの夏、それは巡礼なしでは語るまい。
小型自動二輪、しかも長距離を走ることなんて想定してないビジネスモデルの限界に挑む夏の風物詩。
本当にごく一部のマニア(☜ここ重要)から絶大な支持を得ている、生存競争とも言える狂気じみたこの集い。
聖地巡礼にはいろんな形があっていい。
自走、トランポ、公共交通機関、4輪…
自走こそが正義だなんて、そんな考え方はない。
一年に一度、皆が集まって楽しくワイワイガヤガヤやれればそれでいいのだ。
そもそもはチョイノリのオーナーさんたちが始めた聖地巡礼をメタモルフォーゼして、K125オーナー数人から始められた。
過去については、生き証人のエステンさんやライダーさんしか知らない。
私は比較的新参者なので2017年からの参戦。
そこからの浜松巡礼の記録は私が記録していると思う。浜松巡礼だけカテゴリー分けしようかな。
自分で言うのもおこがましいが、たまに読み返すと面白いんだよね。最近はモトブログがYouTubeで流行っているけど、やっぱり私はこのスタイルのブログが一番性に合ってる。
今年は9年目にあたるそうだ。
9という数字は日本では忌み嫌われる。
しかし、中国では9が陽数の最大の数字として、九月九日の重陽の節句として好まれている。
何でも捉え方一つだ。
9月の9周年の浜松巡礼として縁起のいい年ということにしようと思う。
夜中の都内某所。
人々が寝静まる中、早速蟲たちが蠢き出したようだ。
54クラブの大将格、狂気じみたこの集団を持ち前のコミュニケーション能力でまとめあげるエステン・オモラシさん。
もとK察車両として使われていた、アイドルホースソダシを彷彿とさせる美しい白馬を駆る、54クラブの静かなるドンことダンプ野郎さん。
杜の都・仙台から参戦。
毎年これを楽しみに、イナゴの大群🦗のように食べ物を食い散らしながら関東入りするデスライダーさん。
彼らはいつも景気付けに🍜を食べてから出発するという儀式がある。
このせいで先導の人はトイレのタイミングを考えなければいけないという心配事を増やされるのは、今となっては当たり前のことになってしまった。ニンニクはほどほどにしてくれ。
最近は芸能人のありがた迷惑なお陰で少々有名になってしまったが、私の生活には何のメリットもない、いや、デメリットの方が多くなってしまった、都内と言っていいのかわからない山梨県東部と言った方がしっくりとくる八王子市。
今回初車両で挑む浜松巡礼、誰得でもなく、つまらない当ブログの存在意義と生きている価値すら怪しくなってきた地獄の一丁目一番地への先導者兼記録官、モッツラーもつ次郎。
そして、リアル知人が今回浜松巡礼に参戦。
Xでの記事を見て、そうかなとは思っていたがやっぱり本人だった、趣味は蒐集という名のガラクタホルダー・油冷こそ漢のロマン、そべさん。
魔改造とは救世主の代名詞?
この人のお陰で、生存率が格段に上がったという奇跡の村を彷彿とさせるスーパードクター。過去幾度となく訪れた窮地を、ホームセンターさえあれば何とかしてしまう、54クラブのブラックジャック・浜松巡礼の帯同医こと、コレダ家さん。
ブラジル人🇧🇷の楽園・グンマー帝国。
そこに我が故郷秋田からK125を積載して入国。持ち前のゴツゴツした大きい手は、あの彼とは違ってとっても器用。現代の部品をセンス良さでK125と違和感なく融合させてしまう、ベイチーことベイスグッドモトさん。
そして、酔っ払っているのか正気なのかわからない時があるが、峠に行ってしまうとカラスで猛禽類を突っついてしまうような獰猛さも持ち合わせる、群馬の拠点・秘密基地のオーナーさんのシャッチョーさん。
あ、1人忘れてた。
誰よりも早めに浜松巡礼をスタートさせるこの漢。
ピンク色はお色気ではなくガチの長距離自走の代名詞、東北の距離ガバ野郎、ピンクナンバーさん。
これ以外にも、いろんなものを抜きすぎてシールまで抜けてしまい、今回自走を断念したぎんしどさん、PCXで自走してくる関西のいそさん(もう巡礼のブログ記事あげてた…やることはえぇ)
買い物しようと街まで出かけたら、財布を忘れてPayPay払いしかできなくなった軽トラさん、関西での仕事帰りに寄ることになったこれさん、トランポで積載して参戦する貴仁さん、わきゅうさん、4輪で来られるイーテンさん、ピストンの慣らし運転をするためにゆっくりと来られるライダーさん、その他何かに取り憑かれたように浜松に来ようとしている奇特な方々による馬蹄群像劇が始まろうとしていた。
浜松巡礼の時にはいつもこれを貼っていると思う。
次回、phase2・お星さまになったS30。
君は生き延びることができるか