仕事を覚えていくうちに、先輩を越してしまうことがあります。
向上心のある人は、常に「もっと速く丁寧にできないか」と考えているので、
先輩を超えてしまうことがあるのです。
でも、先輩の面子として、何か注意しないと気がすまないことがあります。
基本的なことを覚えていくと、
どうでもいい細かいことで注意したり、自分のやり方を押し付けてきます。
その人のやり方の方がかなり遅いのに、従わなければならなくなるのです。
でも、頭の中で、効率の良いやり方を10も20も考えているのです。
その先輩は見たまんまで決めつけてしまうのです。
「これを最初にして、あとでこうしよう」ということの
「あとでこうしよう」ということを、
「こうした方がいいよ」と言ってくるのです。
「うん、そうしようと思っていたんです」など言うのは面倒くさいので言いません。
相手も怒ってしまいます。
なので、「わかりました」と答えます。
その先輩に、「してやった感」を持たせて満足させるのです。
ほとんどの仕事は、3年も経てば、教える立場になります。
そこで2通りの人に分かれます。
余裕があるので相手の気持ちを考えながら
それをする理由もきちんと教えらる人と、
自分の優越感のために相手をこき下ろしながら
相手よりもできると思いながら教える人です。
何年経っても、iPhoneのように進化していきたいですね。