大惨事をキッカケに、物事がうまくいくことがあります。
そのためには、考えることが重要になってきます。
自分が大惨事と思っていることが、
実は小惨事で、
大惨事が起こらないために起こったのだと考えることができます。
例えば、一時不停止で、罰金を払うことになったとします。
そのとき、
『何でこんなところに警察がいるのだ。ついていないあ』
と思ってしまいます。
でも、それ以降は、停止線で停止するようになります。
標識は、事故を起こさないようにするためにあります。
『罰金も取られない』『事故も起こらない』となると、
『標識を守る意味』がなくなってしまいます。
教習所で、教官がこんな質問をしました。
『停止線がある場所だけれど、
いつも通っていて、人も車も通らない。
今日に限って警察がいて止められた。
あなたならどう思いますか?』
僕は質問されたら、こう答えようと思っていました。
『停止しない期間(違反した期間)が長ければ長いほど、
大事故になる可能性がある』と。
また、風邪をひいたときは、
毎日に改善すべきところがたくさんあることに気づきます。
ただ、2、3日もすれば、忘れてしまいます。
1人暮らしをして、ノロウイルスにかかったとき、
健康のありがたみを知りました。
飲み物の美味しさも、再確認しました。
人との出会いでもあります。
嫌いな人、苦手な人、思い出したくない人・・・がいると思います。
そういう人に出会うことで、気の合う人に出会えます。
今いる人の絆も深まります。
『理想の人に出会う』ということは、2種類あります。
『こうなりたい理想の人』と『こうなりたくない理想の人』です。
自分にとって気の合わない人も、自分のためになるのです。
◆それが起こらなかったら、得られないものがあった。