『考えること』が大事だと、つくづく思います。
勉強の“考える”ということも大事ですが、
それより『なぜそうなのか?なぜそこにあるのか?』
と考えることです。
例えば、スーパーでフライのコーナーがあります。
そこで、1つのフライを取るとき、
何も考えずに大きいパック(入れ物)を選ぶ人がいます。
小さいパックもあるのに、
手前にあるからといって、大きいパックを選ぶのです。
小学校のとき、空き缶でボーリングをしていたことがありました。
それは、何かの行事で、僕は何本倒れたかを数える係でした。
そのとき、子どもながら、効率の良いことを考えました。
10本の内、倒れた本数が多ければ、残った本数を、
残った本数が多ければ、倒れた本数を数えることで、
早く数えることができます。
つまり、数の少ない方を数えるのです。
人と長く付き合うと、
その人が『なぜそれをするのか?』がわかってきます。
『なぜその言葉を選んだのか?』もわかるようになります。
面白いことに、自分が言おうとしたことを、
相手に言われることがあります。
また、自分が連絡しようとしたときに、
相手も連絡しようと思っていたということもあります。
『この人ならこうするだろうな』ということが、
お互いわかってくるのです。
だから、同じときに、同じことを考えるようになるのです。
人間関係では、知っているのと知らないのでは、
大きな差が出ることがあります。
例えば、『第三者からの褒め言葉』はより嬉しいですが、
『第三者からの悪口』は、
本人から聞くよりもショックが大きいです。
なぜなら、それは陰口になってしまうからです。
相手がどういう気持ちで言ったかはわからないですし、
ネガティブにとらえてしまうのです。
誰かの悪口(批判)を聞いたときに、
それを本人に伝えてしまうと、
言った人と本人の関係が悪くなってしまいます。
本人は『あの人は陰でそういうことを思っているのか』
と思ってしまうのです。
自分に置き換えて、『自分だったらどう感じるか』を考えることで、人にすること・してはいけないことがわかってくるのです。
◆『その言葉』を言うのは、それなりの理由がある。