ライバル。 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

字を見ると、なんとなく性格を予想できそうです。
完璧に当たっていることはないかもしれませんが、

当たっていると思う人は多いのではないでしょうか。

小学校の頃から、丁寧に字を書くことは好きでした。
漢字練習ノートを提出することは僕の楽しみでした。
先生から、花マルやプラスα(茎マルなど)を

もらえることに喜びを感じていました。
字を褒められて悪い気になる人はいません。
僕は書道をやっていませんでしたが、

周りに書道をやっている人が多くいて、

その人たちを尊敬していました。
早く丁寧に書ける人が多かったので、

その人たちをライバルにしていました。

その頃から、自分よりできる人をライバルにしていたようです。
ライバルと言っても、その人に勝つことが目的はなく、

その人に近づけるように練習するのです。
他人に勝つというよりも、自分自身に勝ちたいという感じです。
マラソンで言うと、

自分よりも早い人について行き、

1位になるよりも

自分のベストタイムを出すことに集中するのです。
1位を目的としませんが、

結果として1位になればいいなと思うだけです。

『あの人に勝とう』ではなく、

『あの人には負けたくない』と思うのです。
“勝つ”と言うと、その人よりも上でなければいけませんが、

“負けない”と言うと、同点でも“負けていない”となります。
言葉の文(あや)ですが。
『同じくらい』になるのが目的なので、焦りません。
5点差で相手が勝っていたとしても、

『うん、負けていない(自分もなかなかという意味)』

と思えば楽になります。

いろいろなことができる1人の人物を理想とするのもいいですが、いろいろな人から、各々の良い部分を吸収することもできます。
そうすると、

『この人は○○が良いから真似しよう』

『あの人は△△が良いから真似しよう』
と思えてきます。
そうすると、どんな人に会っても、

良いところ探すことができるようになります。


いろいろなことができる1人の人物を理想とすれば、
劣っている部分がなくなることは難しいです。
それこそ、“勝ち”を意識してしまうかもしれません。
『あの人はあれもできて、これもできて』

と思うと辛くなるだけです。
勝ち負けを意識した途端、自分自身がしんどくなります。
『あの人よりも早くご飯を食べよう』と思うと、

美味しくないのと同じです。
勝ち負けを競う必要のないものは、

競わなくてもいいのです。

 

 

◆ライバルは負かすためではなく、自分を高めるためにいる。