成長する楽しみ。
何か行動をして失敗すると、人にいろいろと言われることがあります。
また、人の欠点を言うことが好きな人もいます。
失敗や悪い点を楽しめる人がいます。
その人は、失敗の量が多ければ多いほど、『改善の余地』がたくさんあると考えているからです。
例えば、バイトの面接で無愛想になってしまったとします。
でも、きちんと仕事をすることや素直さが伝われば、無愛想さは改善の余地があります。
性格の根っこは、改善することが難しいです。
でも、愛想は変わります。
よく、何かを成し遂げた後に『顔つきが変わる』ということがあります。
芸能人の方の、新人の頃の顔と売れてからの顔を見れば、一目瞭然です。
初めから完璧であったり、上手く出来たりすると面白くないときがあります。
例えば、プロゴルファーの上田桃子選手は、子どもの頃にどんなスポーツでも初めから上手くできたそうです。
それがとてもつまらなかったらしく、唯一初めから上手く出来なかったのがゴルフだったそうです。
苦労して手に入れるから、達成に喜びがあるのです。
失敗や悪い点が多いと、人と比較してしまいます。
『あの人は上手くいっている』『あの人は良い所がいっぱいある』と。
確かに今の状態を比較すれば、そうなります。
でも、『上手くいっていない部分』『今悪い点』は、改善する余地があります。
上手くいっている人は、もしかしたらそこが頂点で、下り坂かもしれないのです。
大事なことは今の状態ではなくて、成長度がどれだけあるかです。
将来性がどれだけあるかです。
今の状態を比較するよりも、1年後、5年後、10年後の自分と人とを比較するのです。
そのとき自分がどうなっていたいかがわかれば、今やることが決まってくるのです。
◆不得意分野には、「うまくなりたい」という
強いエネルギーが後押ししてくれる。
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