今日は「フルマラソンを攻めたい」を休ませて頂いて、丹後ウルトラマラソンのレポートを書かせて頂きます!
日曜は丹後ウルトラ100kmに参加して来ました。
先に書きました通り、2016年にフルマラソン2時間35分切りを達成するまで100kmを走らないと決めました。2019年に目標を達成しましたが、コロナ禍もあって、取り組めなかったからです。
昨年は弘前で挑戦も経験不足もあってDNFでした。今年は是非とも、60kmで走ってきた丹後ウルトラの100kmを走り切りたいと思って、エントリーしました。
丹後ウルトラは9月でまだまだ暑いですし、累積標高差1200mを超える難コースです。なので、タイムは別にして、やりたい!と思っていたことが今回は達成できて、嬉しく思っています。
今回の丹後では、例えば昨年の弘前や彩湖8耐で課題と思っていたことに対する答えが見えた点も良かったです。
でも、またウルトラマラソンに参加することを考えますと、100kmはフルマラソンに直結しない面があること、レースのダメージが大きいなぁと感じています。
■ウルトラマラソンに賭ける思い
僕は走り始めて間もない頃からウルトラマラソン60kmに取組んで来ました。これはフルのタイムを伸ばすなら、長い距離を走れる足を作ることが大切と考えたからです。
また、僕はスピードがないですが、持久力があるので、ウルトラマラソンで自信をつけるのが良いと思いました。元々筋力がないので、ウルトラ向きかなぁと思っていたのもあります。
そんな中、初めて参加した柴又100K 2014 60km、えちごくびき野2014 60kmは、自分なりにレースプランを組み立てて臨んだマジ勝負でした。冷静に振り返って、走り始めて1年手前や1年直後に考えることじゃなかったと思います。
それでも、何も知らないで突っ込んだことで、60kmを上手く走る技術が身についてきたと感じます。
でも今、僕が100kmを考えた時、失敗できない感覚が強くて、突っ込んで行けないです。特に、100kmは練習で走れる距離ではないので、自分が理想に考える、平均ペースで走り抜くことに対する答えが見使っていない点が課題だと思います。
今日は丹後ウルトラの参戦記を書いていきますね!
■スタートするまで
いわて銀河の時は4月から右臀部に強いコリがあり、マッサージガンで痛む箇所を4時間打ち続けて、歩くのもままならない状態なのに、弟子は走ると言うので仕方なく、並走しました。
今回は痛みが消えて、僕も1人で走れると思っていましたが、前の週の距離走後に右足が臀部から膝下まで痺れた感覚があると話します。他の人が一緒に走ろうと言ってくれた話も暗転。仕方なく、再び一緒に走ることになりました。
今回は補給アイテムとして、僕はこんな用意をしました
・オレは摂取す(リカバリー)ポケット3個
・オレは摂取す(エネルギー)ポケット2個
・アミノバイタルアミノショット1個
・経口補水パウダー2個
・ドライフルーツ(パッションフルーツ、パイナップル)

服装はハーフタイツにノンスリーブシャツを着ました。帽子は雨予報を考えて、折畳みにしました。サングラスはつけまにした。シューズはvaporfly NEXT3でした。シューズは先に書きました通り、そろそろ新しいシューズに替える時期で、これで終わりと思って、履くことにしました。
さて。
前日の夜はエアコンの効きが悪くて(温度設定はなく、風量だけ)、18時にベッドに入ったのに、マッタク眠れませんでした。1:45に待合せなので、1:15に起きる予定が、20時、21時、22時、23時と4回も起きる具合でした。マラソンで良い結果を出す1つの要因に前日の睡眠があるなぁと感じます。
やはりあちこちのホテルではなく、ここ!と決められた方が良いなぁと思ってしまいますね〜。
予定の時間に集合して、カーシェアを借りて出発!50km以上ありましたが、交通量が少ないので、早くに着けました。
弟子と相談して、いわて銀河と同じ5:30/kmで走ることにしました。
スタート前は昨年の女子優勝のチームメンバーと色々話していました。皆さん、リラックスしてスタートしたいという処ですね。
4:20スタートでしたが、当然真っ暗でした。
■スタートしてから
スタート時に前の方に並んだので、すぐにスムーズに走れました。初めは5:20/kmでしたが、早い段階から予定の5:30/kmで走れました。
雲が多い空で、スタートから1時間位は暗かったです。しかも、街灯がほとんどないので、暗闇を走りました。
当然ながら、スタートしてから少しずつ女性ランナーさんにも抜かれます。チームメイトは勿論、スタートで前に行きましたが、その後、リュックを背負った方、黑タイツの方、うさぎ帽子の方、走るTVの自転車付きの方に抜かれました。
まあ、でも、順位を知ったら、順位ばかり意識して、何がなんでも良い順位にしたい、となると思い、順位は伝えないことにしました。
男性同士で話をする時に、周りとピッチが合うと速く走れるという話になります。が、僕はピッチが違うので、体験したことがありません。
弟子とはピッチが比較的合いやすいので、確かに、気付くとややペースが上がっています。全力走でリズムが合うことは体験したことがありませんが、何となくこういうことかなぁと思いながら走りました。
前半は信号がいくつかあって、止まりました。赤信号に近づいた処で青信号に替わり、ラッキーな時があれば、止まりまくりの時もあります。仕方ないのですが、レースでは毎度悩みますね。
最初のエイドはパスして、2つ目のエイドから寄りました。ウェルネスの大会なので、マイカップの携行が必要でした。僕はサロモンの手持ちフラスクを持ちました。弟子はフラスクとコップを持っていましたが、コップだけ使っているので、フラスクは僕が持ちました。周りの方を見ますと、コップの他に、空のペットボトルやマイボトルを持つ方が多かったです。
スタート前、僕のウエストベルトに何故か100円玉が入っていて、リュックにしまったのですが、入れておけば良かったかも、と思うことが後から起こりました。
この大会はエイドが基本的に5kmおきで、七竜峠や碇高原、そして、90km以降にプラスαのエイドがあります。
僕は15kmでオレは摂取すエネルギーを摂り、そこから時折補給を摂りました。
■20kmを過ぎて久美浜に
まだ時間が早くて準備前でしたが、60kmのスタート位置を通過しました。そこからしばらくは同じルートなので、出会うシーンに「こうだった!」と思うシーンと、「こうだった?」と思い返せないシーンが繰返しました。
久美浜からすぐの坂は60kmですと、多くのランナーさんが勢い良く登る処です。あ〜こうだったなぁと。その後、25kmを過ぎて橋を渡りました。30kmまではエイドに立ち寄る時間を含めても10km55分程度でした。5:30/kmでしっかり走れました。35kmを過ぎて、上り坂になりますが、弟子はやや遅れます。これは腰周りの動きが悪くなっていると気付きます。同時に下り坂でスピードを上げるので、膝下を前に振らないように指示しました。
それより前から異変がありました。僕は普段、応援の声を頂くと、「ありがとう」と答えたり、手を振ります。弟子も「ありがとう」と言うことが多いのです。が、この日は声がありません。これは調子が悪いぞと思いました。
七竜峠に至る道路は新しい道路に変わり、短い急坂から長い少し緩い坂でした。そこに向かう上り坂で走るTVランナーさん、七竜峠エイドでうさぎランナーさんが止まっていました。その一方で、弟子もキツそうなので、後半を考えてDNFも考えてほしいと伝えました。七竜峠の下り坂を下った先は網野だから、止めるならここしかなかったからです。
でも、「何を言ってるの?」という感じでしたので、ベストな選択を考えてアドバイスするしかないと思いました。
途中で聞くと、お腹が水分でタプタプと話します。何か良い策は?と思っていたら、応援の人が前のランナーさんに「経口補水は?」と話す声!気づきました。経口補水!
そこで、次のエイドで、経口補水パウダーをフラスクに入れました。僕もお腹がタポタポでした。基本的にパウダー1袋に水500mlですから、最初にグビグビ飲んじゃいました。これがスゴい効果なんです。
気持ちの悪い感覚が消えました。
■網野から碇高原に向かいます
網野を過ぎてから、右折しました。間もなく50kmに着きました。そして、信号2回渡りの信号に〜。ここは正面に渡ってから、右折に渡るので、過去の大会でも悩んだ処でした。残念ながら、正面が点滅してストップ〜😅長めに信号を待ちました。
特に、一旦抜いた黒タイツランナーさんに追いつかれちゃいました。
そして、弥栄の庁舎54kmに向かいました。
ここは色々ありました。弟子は湘南ゴールドエナジーがあるよ!と話し、後で3杯飲んだと。結局、炭酸でお腹が膨れたそうで、そういう処はまだまだ成長が必要ですね。
でも、弟子がぶどうをもらった!と渡されました。藤稔でした。僕はこのウルトラで藤稔というぶどうに出会い、家に植えたんです。これは気持ちが随分変わりました。
そして、僕は2杯目の経口補水を作るのに、歩きながら作業でした。すると、前に2人の女の子が霧吹きを持って応援してました。「お!水を掛けてくれるの?」と聞いたら、1人の娘は霧吹きをシュッシュ!と。でも、もう1人はボトルを外して、思い切り足に水を掛けてくれて。ありゃりゃ~グショグショ〜😅でも、ありがとうね〜と通り過ぎました。
※本当は1日で書き終えようと思ったのですが、かなり長いので、2回に分けさせて下さい!宜しくお願いします
