「フルマラソンを攻める」その38

〜距離走の後に来るスロージョギングで行いたいこと


 8月から書いて来ました「フルマラソンを攻める」も7週目に入りました。来週は10月ですからね〜。今年は暑いので、10月末の練習レースは仕上げ途中で迎えるのも仕方ないかもしれません。

 シーズンを通したレース予定を考えた時、10月末の練習レースで良い結果を出しますと、良いシーズンを過ごせる予感がしますよね。この数年の僕は練習レースで良い結果が出せずに苦しんでます。

 本当は練習レースで良い結果が出せますと、心の余裕が随分違うだけに、良い結果が欲しいです。でも、今年は暑いので、どこまで練習を積み上げられるか?悩んでしまいます。



この週末の練習はいかがでしたでしょうか?

 当初の予定ては、ウルトラ翌週のこの週末ですから、距離走を行わない予定でした。ウルトラのダメージを減らそうと、抑えてジョグで走ったので、今週は何とか距離走!と思っていました。

 ところが、身体と気持ちの疲れから距離走を止めました。実は丹後ウルトラで京都まで遠征した際、夜はレース前日にほとんど眠れませんでした。

 自分が悪いのですが、翌日以降にその睡眠不足を補う睡眠を取っていませんでした。そんな中、月曜9/16に京都から帰り、火曜9/17は再び京都に向かい、京都泊で翌日水曜9/18に東京に戻りました。木曜9/18も外出でしたから、身体がキツかったです。

 気楽に走るとしても、早朝スタートの100kmは起きる時間やスタートまでの過ごし方(今回は現地まで片道50km)など、改善の余地はありそうです。


 そんな訳で、ウルトラでの疲れを軽くしましたが、1週間では距離走を行えませんでした。またこれから頑張って取組みます!



距離走の後に待つスロージョギング

 距離走後の僕は動かない身体を引きずるように、スロージョギングを行います。

 この時間を通して、コリのある箇所を確認していきます。走りながら、あるいは走り終えてから、コリをほぐしていくんですね。

 また、しばらく走りますと、身体がずっしりと重くなって行きます。こんな毎日ですが、重さは1日1日軽くなります。大体は3日くらいで疲れが抜けて、身体の重さがなくなります。

 距離走翌日のように、本当に疲れがキツい時はフォームなんて考えられず、その後に1日2日と時間が経つ中で、フォームを意識する余裕が生まれて行きます。


 今日ほ僕がこのスロージョギングの期間にもう1つ取り組んでいることを書きたいと思います。

 それは「距離走の内容を思い出す」作業です。

 良かった処や悪かった処を思い浮かべます。距離走を走っている時は考える余裕がない時も多いからです。身体を動かしながら、疲れた筋肉を確認して、思った走りからのズレを確認します。

 これはスピードを出さないからこそ、できることです。スピードを上げると、スピードに注意が向くので、フォームを確認する余裕がなくなります。



 距離走を思い返し、次の距離走に向けたフォーム修正を考えて、スロージョギングの中で修正して行きます。そして、次の距離走でのペースを考えて行きます。



(かすみがうら2023から。集団を引かせてもらいました)