motoplazaのブログ

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入庫車両の情報や行った作業についてご紹介しています。
その他イベントレポートなどもお伝えしていきますので
よろしければご覧ください♪

今回はシリンダー、ピストンは再利用しますが

お客様の希望により、シリンダーは

塗装することになりました。

 

こちら外した状態。

R系エンジンはシリンダー位置が低いので

どうしても汚れがちになります。

 

ブラストで汚れを落とし、ブラックに塗装。

 

このような具合になりました。

 

塗装はプロに依頼しましたが

耐熱塗料はサビ止め的なものが多く

キレイに仕上げるのが難しいそうです。

結果、ヘッドの加工より時間がかかり

予定が少し遅れてしまいましたあせる

 

待っている間に洗浄しておいたピストン。

 

こびりついていたカーボンも除去。

 

すべての部品が準備できたので

再度、組み立てていきます。

 

まずはピストン。

 

あらかじめシリンダーに

リング部を入れておきます。

プッシュロッドのシール、Oリングは新品に交換。

 

コンロッドにピストンを組み付け。

ここにはガスケットは無く、Oリングのみです。

 

シリンダーに続いてヘッドを組み付け。

 

ガイドにプッシュロッドを入れて

ロッカーアームを取り付けます。

そして各ナットを規定トルクで締め付け。

 

改めてバルブクリアランスを調整します。

 

そして反対側。

 

ピストン、シリンダーを組み付け

新しいガスケットを入れます。

 

そしてヘッドを載せます。

 

こちらもバルブクリアランスを調整。

 

ヘッドカバーでフタをして、マフラーを取り付け。

 

そしてキャブレターを戻す前に

左右のバランスを調整しておきます。

 

このキャブは強制開閉なので

スロットルバルブの高さを揃えておきます。

 

そして新しいオイルを入れ、

クランキングさせます。

 

再度圧縮を測ってみますが、

大きな変化はありません。

元々高い数値がでていたので当然か・・・

 

プラグを取り付け、エンジン始動。

しばらく動かして、状態を確認します。

 

元々の状態が良かったのか

劇的な変化は感じられませんでしたが

エンジン内部の状況を詳しく確認できました。

ここからまた、ガンガン走らせて下さいね走る人

 

今回はご依頼ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリンダーヘッドは一旦内燃機屋さんへ、

その間に別の作業を進めます。

 

こちらエンジン下部のオイルパン。

ここのガスケットは時間が経つと

どうしてもオイルが滲んできます。

 

特に酷い漏れでもなかったのですが、

今回は一緒に交換させていただきました。

 

一旦オイルパンを取り外し、

古いガスケットをはがします。

 

オイルパンはキレイに洗浄し、軽く面出し。

 

新しいガスケットに交換して組み付けます。

 

そしてシリンダが外れている間に

バルブリフターを確認。

 

キズや凹み無くとてもキレイです。

カム山とは中心がズレて接触するので

結果くるくると回転します。

そのため、うっすらと円状のスジが付きます。

とてもキレイにアタリが付いています。

きちんとオイル管理されていた結果ですね。

 

そして約10日ほどでシリンダーヘッドがご帰還。

 

 

バルブまわりの加工は完了ですが、

今回はお客様の希望により

さらにブラストで仕上げます。

 

アルミナで研磨した後、

ガラスビーズにて仕上げ。

 

このような仕上がりになりました。

 

そこにバルブを戻していきます。

 

加工後のバルブ。すでに摺り合わせも完了。

フェイスが平らになり、アタリ幅も狭くなりました。

 

色を付けていないので判りにくいですが、

シート側も同じく、アタリ幅が狭くなり

シート面が整っています。

 

バルブを戻せば、シリンダーヘッド完成です。

 

 

 

 

 

 

それではまず、ピストンから。

 

目視で見る限り、アタリのきつい部分も無く

吹き抜けもほとんどありません。

 

全周ぐるりと見渡してもご覧のとおり。

オイル溜まりもハッキリ残っています。

 

上面は少しカーボンが溜まっています。

 

続いてシリンダー。

 

こちらもしっかりとオイル溜まりが残っています。

 

ピストンリング摺動部に摩耗はありますが

ごく僅か。

指でなぞってもほぼ段差を感じません。

 

反対のシリンダーも同じく良好。

 

2万キロ走行でもオイル管理や

エンジンの扱いによって

摩耗の度合いは全く違ってきます。

今まで大切にされてきた様子がうかがえます。

 

そして念のためボアを計測。

シリンダ内の上下2点で、それぞれ

垂直、水平方向を測ります。

 

一番大きなところで-0.01mm。

 

真円度、円筒度の最大値でこれくらい。

すべて百分の1以下。

シリンダー、ピストンは

再利用で問題ありません。

 

そしてシリンダーヘッド。

 

ピストンと同じくカーボンが少々溜まっています。

 

バルブを外します。

 

僅かにカーボンの噛み込みがありますが

シートのアタリ具合はいたって普通。

多少広がっているかな?・・という程度。

 

排気バルブ。

 

こちら吸気側。

どちらもアタリ幅が広がってはいますが

特に問題無し。

 

そして反対側。

 

こちらも状況は同じ。

特に大きな問題は無し。

 

排気バルブ。

 

吸気側。僅かに摩耗して

アタリの部分が凹んでいます。

クリアランスが詰まったのはこのせいでしょうか。

 

バルブステムとガイドのクリアランスは良好。

ガタもなくガイド打ち替えの必要はありません。

 

結果、どこにも大きな問題はありませんでした。

今回はバルブは再利用、フェイスの研磨、

ヘッドはシートカット、

そして摺り合わせを行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はお客様からお預かりした車両の

エンジンオーバーホール作業の様子を

ご紹介いたします。

 

お客様のバイクはBMWのR100。

少しカスタムもされていますね。

 

走行距離は2万キロを少し超えた位。

エンジンは特に異音など無く

外観もキレイに維持されている様子。

 

不調、というワケでもなかったのですが

過去のメンテナンス状況が

あまり詳しくわからないという事で

確認の意味も含め、腰上のOHを

させていただく事になりました。

 

それでは作業に取り掛かります。

 

まずバラす前に、現状の把握です。

エンジンの始動、アイドリング、吹け上がりなど

作業前の状態をしっかり確認。

 

そしてエンジンの圧縮を測っておきます。

 

いや~、コレかなり良い数値出てますグッド!

 

ある程度状態が確認できたところで

いよいエンジンを開けていきます。

 

まずはオイルを抜いて、キャブレターを外します。

 

そしてエキパイのフランジナットを外し・・

 

シリンダー単体にします。

このエンジンだとアッという間です。

 

ヘッドカバーを開けます。

 

そして現状のバルブクリアランスを計測。

 

その後ロッカーアームを外します。

 

そしてシリンダヘッドを外せば、

ピストンが顔を出します。

 

シリンダを抜いてピストンが出てきました。

 

では同じく左側もバラします。

 

ヘッドカバーを開けて、クリアランスを計測。

右側もそうでしたが、EX側は微増、

IN側が少し詰まっています。

 

ヘッドを外し、シリンダーを抜きます。

 

こちらもピストンがお目見え。

 

左右共、腰上が外せました。

各気筒のパーツが混同しないよう

きちんと分けておきます。

 

それではここから詳しく状態を見ていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では続いてマフラー取り付け。

 

ノーマルながら、エキパイはクロスしています。

 

ステップやペダルなども取り付け。

 

最後にサイレンサーを付けて

いよいよエンジン始動~、と思いきや・・

 

バッテリーを取り付けて、スイッチを入れると

ガガガ、と変な音が・・・(汗

どうやら排気バルブがきちんと動いていません。

 

調べてみると、サーボモータまで

電源は来ているので、この中ですね~汗

 

カバーを開けて中をチェック。

 

すると・・・

 

このギヤ、所々歯が欠けてます歯

こりゃ当然動きませんね~

 

仕方ないのでギヤを交換。

こういったパーツ、貴重ですあせる

 

中のギヤを一旦すべて取り外し洗浄。

そしてモーターのチェック。

幸いモーターは元気に動いてくれてます。

 

再度グリスアップして組み立て。

 

再び車体に取り付け・・

 

位置合わせを行います。

 

改めてスイッチを入れると、

今度はスムーズにバルブを開閉。

エンジン始動も問題無しですDASH!

 

最後に外装の取り付け。

 

タンク内に若干のサビがあったので・・

 

サビ取り&コーティング。

写真では判りづらいですが・・・。

 

その他の外装部品を取り付ければ・・

 

 

はい、ようやく完成~♪

 

 

こちらの車両は現在、

バイクブロスさんのサイトでも掲載中です。

 

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