今日は久しぶりの雨 | モトコのブログ

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すべてはオーライ♪

シェリがいなくなってから二日経ちました。

今日は朝から、本当に久しぶりに雨が降っています。

 

シェリが亡くなった朝、

すぐに動物霊園に連絡してみました。

そしたら「今日の10時なら予約が空いてます」と言われました。

亡くなった確認したのが8時ころ、

2時間後に火葬…早すぎない?とは思いましたが、

午後2時半には小僧のお迎えに行かなきゃならないし、

タイミングを逃すといつまでもシェリを置かねばならない。

「10時でお願いします」と返事しました。

 

食いしん坊なシェリが自らムシャムシャご飯を食べなくなって

あ、コレはお別れが始まっている!とはっきり悟ってから

すでにひと月ほどは経っているのです。

何度も何度も昔話をして、お礼を言い、

毎日、撫でて抱いて、かつてお散歩した場所に行き…

もうお別れは十分しているのだと自分に言い聞かせました。

 

2日経って今思うのは、

シェリは色々解ってたのかしら?という、

この亡くなるタイミングや10時にぽっかり空いてたらしい火葬の予約。

シェリの亡くなる前日に、4月号のマンガに向けて

担当者からメールが来ていました。

シェリにかかりきりで、頭から仕事が抜けていました…。

 

そういえば、3月号は今までになくスムーズに事が運び

あっという間に納品することができ、

そのあとにお別れを悟ったので、このひと月は

何も憂いなくシェリと付きっ切りができたのでした。

 

10時に動物霊園に相棒と一緒に行き、

2時間程度ですべてが終わって帰ってきたので

小僧のお迎えもまったく問題なく行くことができました。

 

先に亡くなったチビちゃんには十分な大きさだった

猫用の骨壺を用意して霊園に行ったのですが、

焼きあがったらシェリの骨がとにかく立派過ぎて入らないことが判明。

用意した骨壺より二回りくらいデカい骨壺に変更してもらいました。

そんなにデカい猫だった印象は無かったのに、ビックリです。

牙が立派とは思っていましたが、ちゃんと残っていました。

大腿骨が長くて太く、頭蓋骨も大きかった。

喉仏もしっかりしていました。

さすが、子猫の時に風邪ひいただけで、

あとは病気を一切しなかった健康なシェリだと思いました。

 

火葬の間に霊園の中を散歩していました。

霊園からの富士山↓

相棒の車がギリギリ通れるくらいの狭い山の道を

崖から落ちそうになるのでトロトロ走って霊園まで来たのですが、

右へ行ったり左に来たりで一体自分がどこにいるのか?状態でした。

富士山が見えて、ああ、この方向なのかと思って写真を撮った。

時間があったので霊園から登って来た道を少し下ってみたら、

富士山の左下に自宅マンションがありました(笑)

上の写真を撮った時には気づかなかったのですが、

左の藪の陰にしっかり写っています。

 

午後、小僧のお迎えに行きました。

帰りはバァバを亡くしたばかりの女子が一緒なので

小僧にシェリの話は一切しませんでした。

駐車場から玄関に来るまでの途中で、

シェリが死んじゃってた話をしました。

「朝、小僧を送って帰って来て抱っこしようとコタツを見たら

もう死んでたんだよ、寝ているかと思ったよ」って感じで。

 

そして火葬をしてもう、シェリは骨になっちゃったと。

玄関の入り口の棚の一番上にシェリの骨壺を置いたので

「ほら、これがシェリちゃん」と見せました。

骨が見たいというので、蓋を開けて見せたら

そこで初めて小僧の顔がどんどん崩れて泣き出しました。

「シェリちゃんはアフターライフになって

魂はまだここらに居るんだよ、見えないけど」と言ったら

うんうんとうなずいていた。

 

小僧は映画のゴーストバスターズが好きで、

シリーズ最新作では、最初の映画の主人公たちが

同じ役者さんなのでお爺さん役で出演しており、

一人は亡くなって透き通った姿で孫をゴーストから助けるのです。

題名がゴーストバスターズアフターライフなので、

それをけっこう利用させてもらって死ぬことの説明しています。

 

シェリがどんどん弱って行くのを、小僧は毎日見ているわけで、

途中で、シェリは死ぬの?どうして死ぬの?

一緒に学校へ行ってる女子のジィジやバァバも死んだねとか、

質問もされていました。

人は100歳ぐらいまでに死ぬんだよ、

シェリも人だったら、もう100歳に近いから寿命と言って

神様が今度はアフターライフだよと、終わりにするんだよと説明した。

 

ひいジィジは100引く93だからあと7年で100歳だねとか

数字に強い小僧は計算していた(汗)

生まれたら必ず死ななきゃならないけど、

小僧はまだ100引く7で、まだまだずっと先にならないと

ひいジィジみたいなお爺さんにならないと言ったら

納得していました…ホントにわかってるかね?(汗)

 

ここしばらくは、シェリのために大きな声を出したり

シェリのそばでドスドス暴れたり

コタツにシェリがいたら中に乱暴に足を突っ込まないとか

色々と協力もしていた小僧だったので、

「もう、コタツも思う存分足を突っ込んでいいよ」と(笑)

それでも私も小僧も、何となくまだシェリがいる時のように

静かにコタツに入ったりしています。

 

シェリの亡くなる2日前の写真↓ お風呂場に自力で移動して待っていた

 

そっと近づいて↓

 さらに近づいて↓ 亡くなる2日前なのに笑って寝てるシェリ

シェリはいつも笑顔でした。

そしていつも私のストーカーでした(笑)

亡くなる前日↓ 

やっぱり私がキッチンで何かしていると、変わりなく後ろから眺めている。

 

「シェリちゃんは男の子だったの?」って

骨が立派なのは男の子だしって話をしてたら小僧が…。

今までずっとシェリは女の子だと思っていたそうだ(笑)

弓ちゃんは男の子、トメとシェリは女の子と思ってたって、ビックリしてた。

 

シェリの亡くなった日の富士山↓ 登校途中

まるでホットケーキ重ねたような不思議な雲を被っていたので急いで撮った。

登校からの帰り道、いつもの場所からの富士山↓

ホットケーキ、なんだか1枚1枚、風で飛ばされて右へ飛んでいく?

こんな写真を撮っている間に、シェリは一人で旅立ってしまったようです。

まだ時々、弓とトメがシェリを探すしぐさをしています。

それもしばらくしたら、慣れていくでしょう。

 

さて、4月号を頑張ります。

ちゃんとタイミング計ってくれて旅立ったシェリに感謝しつつ…。