8月11日(月) | 元木昌彦の「編集者の学校」

元木昌彦の「編集者の学校」

「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」など数々の編集長を歴任
政治家から芸能人まで、その人脈の広さ深さは、元木昌彦ならでは
そんなベテラン編集者の日常を描きながら、次代のメディアのありようを問いただす

 オーマイニュースにいて、現在はフリーになっている軸丸靖子さんが、早稲田のオフィスへ来る。
彼女は、築地市場移転問題や、2004年12月に福島県立大野病院の産婦人科で、帝王切開手術を受けた女性が術中に死亡し、同院産婦人科医の加藤克彦医師が業務上過失致死と医師法21条違反(異状死の届け出義務)に問われた事件をずっと追いかけている。
 彼女によれば、5月16日に最終弁論があり、弁護側は、「被告の行った医療行為に過失はなく、現在の医療水準に照らして妥当であった」として、加藤医師の全面無罪を主張したという。判決は8月20日だそうだ。
 新婚生活の充実ぶりもあるのだろう、久しぶりにあったが元気そうで、フリー生活をエンジョイしているようだ。
 夜、赤坂の「もくもく」で、猪坂豊一さんの会に出る。民主党の渡辺周議員秘書の柴田寧さん、自由民主党政務調査会の福冨健一さん、東北電力の佐藤健一さんなど30人以上が入り乱れて、いつもながら楽しい会だ。
 他の用事があったので、少し早く失礼する。深夜、新中野の「カレーハウスCoCo壱番屋」で野菜カレーを食す。辛さを3にしたが、4でもよかったかな。ここのカレーはうまいと、福田和也さんにいったら、あそこのは唐辛子で辛くしてるからなと、にべもなかった。