AKBは宝塚ではなくハリウッドを目ざすべき | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

昨日の10時5分からNHKで放送された『まるごとスターウォーズ』...

 

今年の年末に公開される映画スターウォーズの新作を中心に、このシリーズの魅力を紹介するという素晴らしい番組であった。

 

ゴールデンウィーク中だったので、ご覧になられた人も多いことだろう...

 

スターウォーズに限らず、ハリウッドの映画には素晴らしいものが多い。

 

ハリウッドは、まさしく、世界最高のエンターテインメントである。

 

そんなハリウッドの世界には、ユダヤ系の人たちが多い...

 

スターウォーズ新作の監督であるJ・J・エイブラハムもユダヤ系である。

 

エイブラハムは、『スタートレック』シリーズや、『ミッション・インポシブル』の監督でもある。

 

これまでのシリーズ作品からもっと挙げると、パドメ・アミダラ女王役のナタリー・ポートマンも...

 
第1作のヒーロー、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも、ヒロイン、レイア姫役のキャリー・フィッシャーも、そして、監督のジョージ・ルーカスも、これまたユダヤ系...

 

ハリウッド以外に目を向ければ、昨年のNHK紅白にゲスト出演したブロードウェイのミュージカル女優、イディナ・メンゼルもユダヤ系だ。

 

アメリカの芸能界は、ユダヤ系の人たちが多いのである。

 

ひと昔前までのアメリカでは、黒人やユダヤ系は差別され、チャンスを与えられなかった...

 

しかし彼らは、知恵と工夫で、素晴らしいエンターテインメントの世界を作り上げてくれたのである。

 

AKBもまた、ハリウッドのような魅力的な世界を目ざすべきだろう。

 

いや、実際は難しいだろうが、少しでもお手本や参考にすると良いと思う。

 

宝塚がひきあいに出される場合があるが、目標としては少し小さいんじゃないだろうか。

 

それに、歴史と技術以外は、すでに宝塚を追い越している気がする...

 

・・・ 


さて、ハリウッドという夢の世界は、知恵とアイデアと創造力で出来たものだ。

 

ハリウッドの世界は、むやみやたらとがむしゃらに努力するのではなく、知恵と工夫とで、夢と希望の世界をつくりあげたのである。

 

アメリカ型の努力至上主義に毒されていない成功の事例がそこにはあるのだ。

 

ユダヤ系のアメリカ人たちは、かつては、普通に努力するチャンスすら与えられていなかった人たちなのである。

 

彼らは、アメリカ社会において、”王道”の立場ではなかった...

 

そういう意味では、初期のAKBと似ていた...

 

AKBも、モーニング娘のような芸能界における王道的立場ではなかったが、不思議な魅力でのし上がってきたのだと思う。

 

話しを元に戻すと、ハリウッドを作り上げた人たちは恵まれていない立場だったけれど、素晴らしいエンタメの世界を作り上げたのである...

 

がむしゃらに汗を流して努力するだけが成功への道ではないことを、ハリウッドは具体的に示してくれているのである...

 

また、アイデア勝負で、明るく楽しく盛り上げていくのが、エンターテインメントらしい道とも思うものである...