フジテレビが渡辺麻友に期待すること | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

フジテレビがドラマ作りが苦手だということを4/22の記事に書いた。

 

今回の春ドラでフジが制作したもののうち、唯一2ケタ台(ただし初回のみ)の視聴率を記録した『ようこそ、わが家へ』も、原作は池井戸潤さんだ。

 

池井戸潤さんと言えば、高視聴率をとった『半沢直樹』や『ルーズヴェルトゲーム』の原作者である。

 

人気作家の作品をコピペしてきているのだ。

 

フジ系列は、ことドラマに限っては、独自性や創造力に欠けるテレビ局なのだと思う。

 

にもかかわらず、数字だけは欲しいと考えるのは他局なみ...

 

そんなフジテレビが『戦う!書店ガール』に期待するのは、もちろん視聴率であろう。

 

ずばり言うと、フジテレビは、渡辺麻友に恩返ししてもらいたいと考えているはず。

 

なぜならば、このドラマのW主演の1人である渡辺麻友は、去年のAKB総選挙の中継をしたフジテレビにとって、「有利になる宣伝をしてあげた相手」なのであるから...

 

昨年のフジのAKB総選挙の番宣は、
「王道アイドルが博多の怪物に挑む!」であった。

 

渡辺麻友を王道、指原莉乃を邪道と位置付けて、対決をあおるという番宣をやったのだ。

 

自局のためでもあるが、同時に、”無料で「王道」の宣伝をしてあげたんだ。恩を感じてくれよ”、と思っているのではないだろうか...

 

だから、”昨年の恩返しを『書店ガール』の数字でしてくれよ”と考えているのでは?

 

もし、『戦う!書店ガール』の視聴率が今後大きく下がるようだと、フジテレビは、渡辺麻友に対して、よくない感情を持ち始めるに違いない...

 

”恩をあだで・・・”みたいな事までは思わないだろうが、

”期待していたのにがっかり...”、とは考え始めるに違いない...

 

なので、渡辺麻友サイドとしては、ぜひとも好視聴率を挙げたいところである。

 

だが、3回目の『戦う!書店ガール』の視聴率は5%を切ってしまった...

 

原因は、2回目が失敗だったのではないかと思っている。

 

2回目は私も見ていたのだが、感想としては、「ああ、単なる恋愛ドラマか」と思ったものだった。

 

やはり、このドラマならではの、独自色”というか、”独特のストーリー”みたいなものを示すべきであった...

 

「恋愛ドラマの一種か」と視聴者に思われるような内容は、失敗だった...

 

恋愛ドラマなら他にもあるから、わざわざこれを見る動機が起こらないから...

  

実際、そう感じた私は、3回目は裏番組の『マザーゲーム』を見たのであった...

 

話しを元に戻すと、視聴率は、深夜番組だった『マジすか4』と競争する水準になってきてしまった...

 

視聴率のはかり方と、その数字の信頼性については色々と議論があるかもしれないが、各番組間で互いに比べあう数値としては意味あるものである...

 

同じ条件(同じ機械で、同じ設置数で、録画で見るか/見ないかも同じ条件)で測っているのだから...

 

さて、どこで下げ止まれるか?...
しばらくの間、正念場というところだろう...

 

昨晩の第4回の結果発表が関係者にとっては、ドキドキだろう...

 

なお、私がいつも大変参考にしている分析サイト様でも、冷静に分析した結果が出ております。

↓↓↓

http://d.hatena.ne.jp/natuka_shinobu/20150505/1430842067

 

 

 
ところで、今年のAKB選抜総選挙の中継も、おそらくはフジテレビなのであろうが、今年のフジテレビは麻友の背中をおそらく押さないことになるんじゃないか?...

 

2連覇という現象が面白くなく盛り上がりに欠けるのに加えて、『書店ガール』の視聴率が急上昇するとは思えないので、”渡辺麻友では数字を出せない”と見なして、別のヒロインを探し始めるだろう。

 

では、フジテレビが麻友の代わりに白羽の矢を立てるメンバーとは誰であろうか???

 

そして、今年のフジテレビの番宣の内容は???

 

???...

 

もちろん、そんなことはまだわからない...

 

わからないから、いろいろと予測するので面白い...

 

総選挙本の表紙も、たかみながセンターであった。

 

これも、あまり予想できなかったことである...

 

同様に、フジの番宣の内容もまた、今年の総選挙を楽しむ上での注目ポイントのひとつである...

 

無料で宣伝をしてもらって役得となる強運なメンバーが生み出されることになる...

 

芸能界で成功するには、実力だけじゃなく運も必要とよく言われるが、幸運にのって頂点へ近づけるメンバーとは果たして誰であろうか?

 

楽しみである...