逆子でお悩みの方は、
産院で「逆子のツボ」を教えてもらったりするかもしれません。
今回は、逆子のお灸について
お伝えしたいと思います。
逆子にお灸は効果的?
逆子にお灸??
まず、鍼灸になじみのない方が、
「逆子ですね。お灸もいいですよ!」
と言われても、
頭の中はハテナだらけになるかもしれません。
逆子のお灸??
○どこに?
○どんなお灸をするの?
○ほんとうに効果的?
○お灸するほどまわっちゃう?
などをお伝えします。
①逆子のお灸って、どこに?
一般的には、
○足の小指の先(至陰 しいん)
○内くるぶしの上(三陰交 さんいんこう)
が逆子のお灸で有名です。
いずれも、足のツボです。
※施術では、足だけでなく、
お腹、手、頭、足、背中などのツボも使います。
②どんなお灸をするの?
一般的には
○米粒くらいのお灸
○台座のあるお灸
などがあります。
台座のあるお灸は「せんねん灸」など、
薬局でも市販されています。
ヤケドの心配も少なく、
シールで貼るだけなので手軽です。
③ほんとうに効果あるの?
お腹からは離れた足に
小さなお灸をして
お腹の赤ちゃんの位置が変わるのか?
不思議に(不信に)思われますよね。
妊娠週数が早いほど
改善しやすいです。
お灸をすることで、
お体が元気になるのを感じる方が多いです。
そこで、今まで以上に活動されると改善しにくく感じます。
ほわ〜っと、心身を休めることが
改善のコツかなと思います。
また、予定日までひと月をきると
改善しにくくなるなと感じます。
しっかり休んでいただければ
改善する方もいらっしゃいますが、
ぜひお早めに!
④お灸するほど、まわっちゃう?
「逆子がお灸で治っても
お灸し続けたら、また逆子になりますか?」
と質問があります。
答えはNOです。
逆子のお灸と安産のお灸は
ほぼ同じツボです。
「赤ちゃんを回転させるツボ」
ではなく、
「お腹の冷えやはりを改善するツボ」
なためです。
そのまま逆子のお灸を続けてください。
より楽なお産に繋がり、
楽なお産は、楽な産後に繋がります。