3つの障害を抱えた少年が世界的アーティストに。逆境をひっくり返しなりたい自分になる方法 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。


エド・シーランのシェイプオブユー。
歌詞はわからない。
だけど、一度聞いて、鳥肌が立ちました。





スタイルアップのためにダンスするなら
好きな曲でダンスメニューを出しているひとはいないかなと
シェイプアップオブユー、ダンスで検索してこの動画を見つけました。





出てきたダンスの中でついていけそうなものを選びました。


以来毎日、この曲でダンスしています。


ですが・・・


エド・シーランとはどんなひとなのか
全く知りませんでした。


最近、彼の生い立ちを知りました。





エド・シーランには
生まれながらにしてポートワイン母斑という見た目の症状がありました。


皮膚の血管が増えることで起こり、生まれつき赤アザ。ピンクや紫色になるそうです。
レーザー光線をかけるとき麻酔を忘れられたことがあり、後遺症で吃音症になったそうです。


びっくりです。
こんなに人生のスタートが自分とシンクロするなんて。
血管腫という見た目の症状を持って生まれたわたしも
レーザー光線何度かかけました。



さらに、エドには、片耳の鼓膜がありませんでした。
彼は、思ったことがあってもことばにするのが難しかったそうです。


エドは、小学校に上がると
毎日いじめられ、毎日泣いていました。


吃音症、言語障害、そして眼疾患。
視力矯正の結果、斜視気味になってしまいました。


そんなエドに、音楽家である彼のお父さんは
エムネムのレコードをプレゼントしました。


エドは音楽に魅せられ、ラップを口ずさむようになり
吃音の症状は少なくなっていったそうです。
10歳でエミネムの曲をすべて暗記するほど聴き惚れました。


お父さんはエドを、エリック・クラプトンやポール・マッカートニー、ボブ・ディランなどのコンサートによく連れて行きました。


エリック・クラプトンのパフォーマンスを見たことがきっかけで、エドはギターを弾き始め、お父さんは彼の音楽活動を応援しました。


エドは、11歳で曲作りを始め
高校生になるとバンドに入ります。
そこで初めて


「自分にも得意なことがあった」
「自分の居場所はここなんだ!」



音楽と出会ったおかげで
ようやく自分の居場所を見つけた気がしました。


11歳までは友達がおらず、女の子にも全く持てなかったそうですが
エドがギターを奏でると


「赤毛のやつが小さなギターを弾いているよ」


と、みんなに覚えてもらえるようになっていました。


その頃から人気者になり
将来有名になりそうなひとというアンケートでエドの名前が上がることもあったそうです。


子供の頃、わたしも
有名になったらしあわせになれるかもしれないけど
当たり前の人生は送れないと思っていました。


そんな気合があったからでしょうか?
わたしも、卒業文集に
「将来有名になりそうなひと」
と書かれたことがあります。


わたしはなぜか、いじめられることはなかったのですが
気を抜いたらいじめにあうと思っていました。



エドは少しずつ自分を好きになり
「将来音楽で有名になる」
と夢を抱くようになります。


16歳で高校を中退してひとりでロンドンに向かい
スタジオや路上でライブを重ねますが
家賃を払えなくなり
2年間ホームレス生活をします。


それでも、年間300以上のライブを行い
そのパフォーマンスが評判を呼び
エドはだんだん知られるようになったエド。


その後LAで決まった一本のライブ出演だけを頼りに
エドはアメリカに渡ります。


うまくいかなければまた路上生活に逆戻りでしたが
LAライブは大成功しました。


21歳でそのライブをきっかけに
俳優がMCを務めるラジオ出演が決まり
その俳優のうちに寝泊まりさせてもらって


ライブ活動と作詞作曲を行い
少しずつエド・シーランの名が知られていきました。





2011年
エドは、1000人のお客さんを集めてライブを行いました。


その光景を目にしたレコード会社と契約が決まり
デビューシングルをリリース。


エドは、20歳を前に
憧れのボブディランが所属するレーベルと契約を結ぶという
バースデープレゼントを手にしたのです。


デビューアルバムは400万枚を超え、グラミー賞を獲得。
瞬く間に時のひとになりました。


エドは、難民への資金援助や吃音で悩む児童に教育支援も行っています。


わたしの好きなシェイプオブユーはグラミー賞を受賞しています。




エドは、11歳の頃であった女友だちと
2019年に結婚しています。


自分の居場所を見つけた11歳の頃に出会った女性と
結婚しているって素敵ですね。



繊細な感性のエドにとって
彼女はありのままの自分で居られる
世界一の理解者なのでしょう。


シェイプオブユーの歌詞の内容も、エド・シーランというアーティストの生い立ちも全く知らなかったのですが、自分とのシンクロに鳥肌が立ちました。


ことばを超えるメッセージってあるのでしょう。





エド・シーランの生き方、そして自分自身が思ってきたこと。
持って生まれた障害やダメージがある。
そんなひとこそ、それを感じさせないほどの
一芸を磨くべしです。


障害に甘えないことです。


吃音、耳の鼓膜がない、見た目のダメージがある。
ミュージシャンになるにはハンディとなりそうな障害を物ともせず、彼は世界的ミュージシャンになりました。


わたし自身、見た目のダメージがあったので見た目に目がいくのを超える、非言語で好感を持たれるというか、嫌われない、嫌われても盛り返せることが必要だと思い、子供時代から工夫したことがのちに恋愛本を書くことにつながりました。


障害に限らず、自分に自信が持てない場合にも言えること。


あなたが一番自信がないものの隣に、あなたの魅力があるかもしれません。


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