「安全が担保されない時、どう安心するか」乗り切る力 Vol20 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。


しあわせなひとは、自分が持っているしあわせに気づく天才です。
無意識に、しあわせの内需拡大を行っているのです。


そんなひとこそ、本当に豊かなひとだとわたしは思います。


「いまあるものに感謝すると豊かさがひとつずつ増えていく」



あなたのしあわせには、必ず、ほかの誰かの存在がかかわっています。
そんな誰かの存在がいるのは、あなたが、自分の人生を懸命に生きているからです。


あなたはよくやっていますね。
あなたはひとりじゃないですよ。


ですが・・・
しあわせの内需拡大をして、自分の持っているしあわせに目を向けても、それを容赦なく吹っ飛ばすような出来事はやってきます。

 

緊急事態宣言は解除され、外出したり、店も空いているようになりましたが、それは特効薬が見つかったり、いつ収まるか明確になったからではないですよね。


むしろ、明確な打開策がないからこそ、このまま経済活動を止めることも限界だから、今後はコロナと共存し、感染しない、させない対策を取った上で日常生活を行うことを社会が選択し、WITHコロナということばも一般的になりつつあります。



安全が担保されない時、どう安心するか



コロナウイルスに限らず、自然災害もいつ起こるかわかりません。
わたしたちはいま、安全が担保されない社会に生きています。

 

コロナウイルスの特効薬も見つかっておらず、自然災害も頻繁にやってくるいま、わたしたちは、まさに、何があってもだいじょうぶと言える心の持ち方を問われているのではないでしょうか?





コロナウイルスが収束していない上に自然災害までやってきて、経済活動は止まり一気に社会不安が押し寄せている。史上最悪な状況に見えますが、安全ではない環境は、以前から常にわたしたちの日常生活の中にあふれていました。


たとえば、墜落したら悲惨な事故になる旅客機は前から飛んでいますし、交通事故が起こってしまう乗用車もいっぱい走っています。食中毒を起こしてしまう可能性がある食べ物は売られていますし、骨折する可能性がある脚で歩いています。


それらは、わたしたちを不安に陥れ、悲しませる可能性も持っていますが、同時にわたしたちにしあわせをあたえてもくれています。


いつ何が起こるかわからない。大変なことが解決していない、だからと言って、不安で不安でと世の中のひとすべてがふさぎ込んでいたら、それこそ暗黒の社会となり、安心とは程遠い日常になってしまうでしょう。


実は、安心とは、何事もなければ持つことができて、不安な要素があると持てないものではありません。


生きることは、常に不安ととなりあわせです。


いつ不安がやってこようが、自分の中で折り合いをつけ、自分を安心させるたくましさを持つ、いま、そんなチャンスではないでしょうか?


え? チャンスだなんて無理がある、と思うでしょうか?
間違いなくチャンスですよ。

 
昔から、安全が脅かされる可能性と共に生きてきて、今後さらに脅かされることだってあるかもしれません、これまでは、そのたび不安になっていました。


これから、世の中がどんな状況になろうと、安心できるひとになれたら、スーパーサイア人級にすごくないですか?


では、いかにして、安全が担保されないときに安心するか。


それは、いまを生きることです。

 
ひとが不安になるのは、将来のことや、過去怖かったことに思いを馳せるときです。
だから、いまを生きてください。

いま、まさにひとを不安にさせる状況は起きていますが、すくなくともいまあなたは生きています。
生きられているいまをしっかり認識して「よかった」と言ってください。



「大変だけど、今日もご飯が食べられた、よかった」
「家族も無事帰ってきた、よかった」


「よかった」とは、助かったときに思わず出ることばですよね。声に出して言ってみてください。心の中が温かくなるのを感じますよ。その温かい感じこそ安心です。


わたしたちは、不安を見つけるのは得意ですが、安心っていちいち口にしません。よほどの事故にあって助かったらさすがに「よかった」と思わず口をついて出ますが、日常では殊更にことばにしないのです。


多くの不安は、差し当たっていますぐ直面していること以外を見すぎて起こっていることがほとんどです。


いま、災害にあって生活に影響が出ている、感染してしまった、安全が脅かされてしまっている状況にあるひとは、いまできる、安全を掴み取る具体的な方法を考えてみてください。ひとに助けを求める、公的機関に相談する、などなど。


自分の心のベクトルをどこに向けるかで現実は変わります。不安を見ているとき、心は不安に侵されています。安全を得る方法を考えているとき、心は安全を見ています。


そして、具体的な方法が見つかったとき
「なんとかなるかも・・・」
と、あなたの心のうちから力がわいてくるのを感じてくださいね。



足るを知るの本当の意味



次は、こんなお話をしますね。







また、読んでもらえたらうれしいです。



Amazonレビューを書いてくれたあなたにあゆみきからプレゼントがあります。




Amazonレビュ−100目指しています!
あゆみきの自己開示、書き下ろしテキストプレゼント!
Amazonネームと書いた日を教えてこちらまで申し込んでね。