恋は、借りをつくってこそ深まるもの 恋愛の収支は合わせるな! | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。


塩すき焼きというモノをいただいてきました。
おいしすぎる!





恋愛相談に来てくれた女性から、ゾクッとする話を聞きました。


別れた彼から、これまでプレゼントしたものの代金を全部返せと言われたそうです。


ご家族に相談し、返す必要がないとアドバイスをもらい、もらったものを送り返して、彼女が元彼と接触しなくていいように窓口になってもらってことなきを得たそうですが、ちょっとトラウマになったそうです。


そんな彼女が、ある男性とカフェで会うになりました。
早い目に待ち合わせのカフェに行きご飯を食べていたら男性が来て、そのひとはお茶だけ飲んだけど、多めに出してくれたそうです。


ちなみにその男性は、既婚者で彼女より10歳以上年上です。もちろん恋愛関係ではありません。


もやもやしたけど、待ち合わせ場所から自宅までは彼のほうが近く、電車代は私のほうが多く出してるからいいかと自分を納得させようと思いつつ、次回差額分を何かおみやげでも買っていくべきかなとなやみました。


だって、男に借りを作ることに、懲りてるから・・・。


あなたは、ここまでの話を聞いてどう思いますか?
わたしは、ああー感性が同じひとを引き寄せてしまったのだなと思いました。



え?怖い目にあったからナーバスになってるんじゃないの?と思いますか?


実は元彼の思考と、今の彼女の思考が全く同じなんです。
その思考とは、借りを作りたくない、借りを許さない。



現地までの電車の交通費とか、おみやげで収支を合わせるとか、なかなか思いつきません。彼女は、なんでそんなこと思ったんだろうと自分で言って自分でウケていました。笑いに変えられたらもうだいじょうぶ。


10歳年上の既婚男性は、若い独身の彼女と、時間を過ごして楽しかったんじゃないでしょうか?
感謝するのはオッケーですが、全く借りだと思う必要はないですよね。


聞けば彼女は、元彼の買ってくれたものが全然趣味に合わないけど、彼女たるもの喜ぶべきだろうと思って受け取っていたそうです。


元彼は元彼で、彼女を自分にものにしようと、プレゼントを投資していた、別れることになり、収支が合わなくなったので、返済を求めたわけです。


もしもこれが、元彼もプレゼントすることを楽しみ、彼女がそれを本当に喜んでいたら、別れてもこじれることはなかったんじゃないかなと思います。


どちらにも共通するのが、楽しくなさそうということ。


彼も彼女も、心の取引をして、自分が借りを作らないよう、相手にも作られないよう収支を合わせようとしていたようです。


よく男性がおごるのがいいのか、割り勘だとその女性を大切にしていないのかという議論がありますが、わたしはどちらでもいいと思います。双方がしあわせならば。


男性がおごるというのは、女性を守り愛をあたえるという男性のDNAに刻まれたにモチベーションを満たすひとつのわかりやすいかたちにすぎません。


割り勘にするなら、男性に守られあたえられる他のことを見つければいい。


ごちそうしてくれる時はありがとうと感謝して、借りを作って、私はどんなかたちで彼に喜んでもらえるかなと工夫するのが、まさにおつきあいの機微ではないかなと思います。


あたえるボールとあたえられるボールが行ったり来たり、借りを作ったからこそ、返すチャンスができて、次の約束もできると思うのです。


楽しく貸し借りしましょう。恋愛の収支は合わなくていいんです。



塩すき焼き完成図。





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