「不登校は不幸じゃない」と叫ぶ
10歳の不登校天才革命家ユーチューバーをみて
自分は10歳の頃を振り返ってみました。
わたしの10歳というと、こんな本を作ってました。
まっくろドンというこの絵本は続き物になっていて
あるとき森に大きな足跡があって
動物たちが震え上がってたら
ウサギが切り株でうちを建設していたというオチ。
A&Bってなんだよ。漫才コンビか!
たぶんサンリオ系のミニブックに憧れて
自分でもなんか作ろうとしたみたいです。
一話完結のミニブック。
耳の長いウサギさんは
巨匠ブルーナへのオマージュでしょうか笑。
サンリオに入社したいと本気で思い
キャラクターものを作ろうとしてました。
周りはすごいと褒めてくれましたが、
キティーちゃんとか、ミッフィとかに
もろ影響を受けております。
創造の始まりってどこかパクリで
しかもパクリきれてない稚拙なもの。
学校に行かずに革命を起こすといえば
中学生のときこんなことを言いました。
「高校にいかないで愛を伝えて生活したい」
当時から自己啓発的な文章を書いていましたが
本を出すとかセミナーをするとか
具体的なプランがあったわけではありません。
どのように愛を伝えるつもりだったのか、疑問です。
愛が欲しいひとがわたしに会いに来るイメージでした。
ちなみに学校は好きだったし、いじめにあってるわけでもありません。
普通に楽しい学生生活です。
なぜそんなことを思ったのか、いまでも謎ですが、愛を伝えて生活したいと自分が言ったのは鮮明に覚えています。
SNSもユーチューブもなかった時代に、そんなことを思った自分、なかなかロックです。
今は、面白い大人が結構いて、イベントなどで会いに行けたりSNSで繋がることも可能です。
こんな風になりたいと思えるひとにあいに行ける、ロールモデルもいなくて、自分はどんなイメージを持っていたのでしょうか?
と、自分を振り返ると結構痛いことをやらかしてきていますね(他人事
42歳で起業した父と、近所のひとに編み物を教えたり、自分の作品をオーダーで売っていた母。
天才革命家くんの親御さんほどはぶっ飛んではいないけど、自分の仕事を自分で作り出す系ではある両親から、わたしは独創的な生き方を学んでいたのかな。
さて、そんな昔のわたしの前に、ユーチューブやツイッターがあって
「中学生のあゆみんがあなたに愛をあたえます。学校なんて行かなくても愛を売って生活できるよ」
う〜ん、ちょっと違う意味に取れてしまうけどまぁいいか。
とにかく、こうしたいと思ったら全世界に発信できる、昔そんな環境があったらどうしたかな?
文章は小学一年生のときから褒められていたので迷わずツイッター開いて全世界に発信したかな〜?
ユーチューブはどうかな?何と言っても子ども時代の自分は、10人中9人が振り返る変な顔だったのでそんな勇気はなかったか、中学生ともなればそこまでひどくはなかったけど、普通に不細工だと思っていたし、かと言って不細工女芸人さんになるような文化もなかった。
あ、単に不細工なら突っ込みやすいのに病気だといじってもらいにくいとか思っていました。なんかすごいな自分。
それとも、自分が出演させてもらったハートネットTVやTED並みにドキュメンタリー的に自分のことを配信したかしら?そこまでやったらあっぱれですね。
ただ、そういう境遇の自分は女性自身のシリーズ人間に取り上げられるようなドキュメンタリーに出るか、有名人になればしあわせになれるかなと思い、子どもの頃から客観的な自己プロデュース思考はありました。
さて、10歳の天才革命家くん、大騒ぎですね。
不登校になる理由がいじめでどうしてもいけないとかなら納得できるけど、ただ宿題をしたくないだけというのは解せない!とまわりのおとなや、実際に不登校だったひとたちが、経験を踏まえて意見しています。
そもそも、行動を起こすことに、確固たる理由がないといけないのか。
世の中の流れは、少しずつ影響しあって起こっています。
たとえば、ドタキャンは絶対いけないというのが常識だったけど
理由なくドタキャンしても、やむを得ない理由があってドタキャンすることも、単に行かないということには変わらない。
最近読んだ本に、立て続けにドタキャンをすすめる話が書かれていました。
世の中で正しいと言われていることは本当に正しいのかという問題提起がいろんなところで起こっています。
そんないま、宿題をしたくないから、不登校になりました、と全世界に発信することも自由です。
それを、公のメディアに取り上げられたことで、10歳にして社会デビュー、彼は世間の洗礼を浴びまくっています。
人生は、得だけも損だけもしないもの。
新聞やテレビなど公のメディアに取り上げられたのは、彼が行動したから。しかし、共感されない主張なら、叩かれるという結果がちゃんと出ます。
しかし本当の革命はここからがスタート、ガチで学校に行けない子の共感を得るには必要なことがあるなあとかいろいろ気づくでしょう。
学校には嫌な宿題だけじゃなくて、友だちだっているし、その時にしかできないこともある。でもそこに行かずにおとなの社会に入ったり、あるいは自分のファミリーだけで過ごしても、それはそれで得るものがあるでしょう。そこでつまづくならつまづくことによって得るものが。
20歳の頃、普通に振袖をレンタルするのはダサい気がして、自前の母が作ってくれた付け下げに、洋服に羽織るような洋風のストールと、自分で作った造花のコサージュをつけて成人式に行き、周りの友だちにかっこいいと言われましたが、振袖着とけばよかったなぁ。
なんて感じに、後になってみないと気づかないことってあるけど、ひとと違うけど、自分の人生にはそれは別にいらなかったってこともあるから、オリジナルな人生を作ればいい。
どんな親に育てられるか、どんな環境にあるかも含めて、異端な道を選択したことで失うものがあって、困ることがあるならそのひとの人生で壁に対峙していくのでしょう。
いち早く世の中に旗を立て荒波に揉まれることは有意義なことです。いや〜、他人の子どもにここまで関心を持ってなかなかホットな社会じゃないですか。
まず旗を立て、賛否両論いろんな反響が集まることで、彼自身のオリジナリティーが育ち、説得力が生まれるかもしれない。
どんな道を歩くのか、その可能性はすべてのひとに開かれています。どんな道を選ぶのも自由です。未来は誰にもわからない。
彼を含めたファミリーのブログを見ると、いろいろ仕掛けてこられたようです。
そこは真実がわからないから置いといて、いま目に見える、彼自身に多くのひとの気持ちが集まっている現象を見て提案。
発信を続けてみよう。
学校に行かないで独学とか誰かに学びに行く勉強動画とかも面白いかも。
何かひとつ極めよう。
物珍しさに群がっているひとたちや、お客さまとして優しく扱ってくれる文化人やメディアがいなくなっても、自分が何歳であろうと、これでひとを喜ばせられるといえるものを。そう、ガチの天才を目指す。
友だちを作ろう。
マイナスから始まって、ここからひとの共感を得られるようになっていったら、いじめで不登校になった子の気持ちがわかるかな。
あ、わたしの愛を伝えて生活したいという進路は、両親に丁重に反対されました。その後、わたしはデザイナーになり、すべてを失っていま文章を書くひとになり、あゆみさんの文章は愛に溢れているとか、あゆみさんは愛のひとだとか言っていただいています。
愛が欲しいひとがわたしに会いに来る?コンサルティングやってるじゃないですか!オンラインサロンも、LINE@も感覚的にかなりそんな感じです。
初志貫徹ですね
人間、本当にやりたいと思ったことはなんらかの形でやるもの。
子供の彼がいまストレートに不登校な仲間を救うことがむずかしくても、最年少で不登校の児童を応援する会社を起業して社長になるとか、なんらかの面白い経歴をたどるのかもしれません。
人生の可能性は無限大。
みんなオリジナルな人生を生きよう。
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