20年愛され続け、永遠に愛されるひと hideさんの映画 HURRY GO ROUND観ました | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

「また春に会いましょう」


当時、hideという存在を
なんとなくしか認識していなかったけど
その言葉は
彼の印象的な眼差しとともに記憶にある。


その曲の終わり方が
妙に、印象的だった。






写り込んでいるこのひと、Liraさん
hideさんのドキュメンタリー映画
HURRY GO ROUNDみてきました。



hideさんの前に
立ったひとが写り込むのも
いつもファンと共にあるhideさんぽい。
これ、計算済みなのかな?


Liraさんはhideさんのカバーバンド
Kiss your Miseryのボーカルをつとめる
筋金入りのhidelover❤️



映画の前に行ったカラオケで
hideさんのROCKET DIVE
パワフルに披露してくれました。
まるで予告編のような臨場感だ。





hide初心者の俳優、矢本悠馬さんが
ゆかりの地やひとをたどるという
ドキュメンタリー映画。



古くからのファンなら
聞かずとも知っているようなことを
ひとつひとつ知って
だんだんhideさんのファンになっていく。


自分の数ヶ月前を
見るような気がした。
自分なんかがすみませんと思った
矢本さんの気持ち、すごくわかる。



そしてだからこそ、純粋に
人間hideを見て思うことを
素直に関係者にぶつけていく。


ピンク色の髪にしたくなったと言った。
サラサラの黒髪の矢本悠馬さんの
ピンクの髪、みてみたいな。






心に突き刺さったのは
亡くなる前日、彼と一緒にいたひとたちが
涙ながらに悔いを語るシーン。


ずるいよ、hideさん。
あなたはもういないのに
みんな、ずっと
あなたに心を掴まれたままだ。



だけどその後悔は、愛だ。
悲しいけど温かい。
そのひとへの愛が永遠に生き続けているということ。


ファンに申し訳ないといった
弟でありhideさんの事務所の社長
松本裕士さん。



hideさんの事務所は
まるでhideさんが生きているように
ファンへの対応も丁寧にされてるな
と、かねてから感じていた。





お墓をファンにも解放されていること然り。
お供えの花は、年じゅう絶えることがない。
天使のオブジェには手紙が入れられる
ポストになっているそうだ。



本当に大変なことだと思う。


hideさんが歌詞を書いたノートなども
丁寧に管理されていた。


hideさんというひとは
いいことをたくさんしている。
難病の貴志真由子さんを
仲間として応援し続け
ふたりの没後も交流が続いている。



XJAPANが解散した翌年の元旦
ファンの拠り所をなくさないように
朝日新聞に全面広告を出し
ソロ活動を始動した。




朝日新聞全面広告(1998年元旦)


行動の意図をくどくど説明せず
美談にされることを嫌った。
かっこよくて楽しいものを
生み出しつづけたhideさん。



今年は、没後20年。
感動を煽るように
センセーショナルに
描くこともできるけど


hideさんの曲がたくさん流れて
映像もたくさんあって
さらっとかっこいい映画でした。


20年、ずっとそこにいるように
愛され続けた彼は
これから100年でも
愛され続けるのでしょう。



永遠に愛されるとは
こういうことなのかと実感。



間違いなく伝説のひとだけど
遠いひとではなく
いまもそこにいるような体温がある感じ。
その理由のひとつを見た感じがしました。


愛しか生み出さないひとだった。
そして、これからも。
hideさん生まれてきてくれてありがとうおねがい






hideさんの存在そのもののように
クールで派手でおしゃれなお墓。
来年はお参りに行きたいな。
hideさんのような大輪のピンクの花を持って。



また春に会いましょう❤️