母が、がんになったとき
もっと家族に甘えてくれたらよかったのに
と思った。
母が亡くなって
みんなで見送って
母は
生きたいように生きたんだなと思った。
父はありったけの愛で
母の葬儀を執り行い
母は最後まで美しく
息を引き取った。
ちゃんとしたかったんだね。
自分が具合悪いときに
ひとの心配なんてしなくていいのに
才能にあふれ
女らしいことなんでもできて身綺麗で
自分のことを
卑下しなくていいのに
世話してもらうこと
すまないとも恥ずかしいとも
思わなくていいのに
お世話したかったと
姉はいった。
でも綺麗に生きたかったんだね。
ひとのこと心配したかったんだね
そのときがきてわかった。
父は母を認めていたし
親戚のひとも近所のひとも
母を称える言葉ばかりだった。
わたしはたくさんのひとから
母への愛をもらった。
ひとの生涯に
間違いなんてない。
全てのひとは
生きたいように生きて
その生きざまに影響されて
どう生きるか
自分もまた
生きたいように生きればいい。
こういうこと
生きてる間に気付いたらよかったのに
そんなことばかりだ。
でもそれでいい。
母は今なおその存在で
気づかせてくれてるのだと思う。
亡くなる半年前
これからできるだけ電話すると
母は言った。
あのとき寿命を悟っていたのだろう。
今はわたしが
毎日花の水を替え、フルーツやご飯や
お水やお茶や線香をあげて
自分の顔より大きな母の写真に話しかけている。
答えをくれていると勝手に思っている。
明日はそんな母の一周忌
今実家に帰るところです。
小林麻央さんは
綺麗に生涯を全うされたのでしょう。
自分のことだけ考えればいいのに
なんでそんな気丈なんですか
ブログ読んで突っ込みたくなったよね。
家族や周囲のひとのことばかり考えて
美しいまま・・・
そんな人生を全うされたのでしょう。
きっと残されたご家族にとって
おおきなおおきな存在として
心の中に生き続けるのでしょう。
麻央さんのブログを読んでいるほとんどのひとが
麻央さんより元気なのに
たくさんのチカラをもらっていたでしょう。
最近お姉さんの麻耶さんが
活動を始められてて
よかったなと思っていました。
麻央さんは麻耶さんに
力をたくされたんだと思う。
わたしも母が亡くなる前
びっくりするほど仕事をいただきました。
母が亡くなったとき
お花を下さった麻耶さん。
きっと同じ病気だったから
思いを下さったのかなと思います。
アメブロに灯ったひとつの光だった
麻央さんのブログ。
今日アメブロがずっとつながりにくくて
まるで麻央さんの訃報を
アメブロ全体が悲しんでいるようでした、
麻央さん
ほんとうにほんとうに
おつかれさまでした。
美しい生きざま
見せていただいてありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。