「苦労を見せないのは、こだわりなんです」
彼女は、そう言って柔らかに笑った。
幸婚。
みずからの婚活メソッドにそうなづけ
婚活女子のお茶会やワークショップを
意欲的に開催する彼女。
ガツガツ系ではない。
メルマガやブログで、必要なひとに届けば・・・。
今日お誕生日を迎えた
彼女の実年齢を聞いて驚いた。
あゆみです
フリルの白いブラウスがよく似合う
つややかな巻き髪の彼女は・・・
「５２歳なんです」
そう言って、柔らかに笑った。
今日が誕生日、彼女は、５３歳になった。
彼女のイメージにぴったりな
まみいというかわいい名前。
実はそこにはmammy（マミー）＝お母さんのように
やさしく結婚の相談に乗ってくれるひと
というブランドイメージが込められている。
その柔らかいイメージもさることながら
個人コンサルティングに来てくれた彼女に
これまでの人生の話を聞き
その柔らかさが、どこから生まれたかを知った。
２度のがん発症。
家庭不和。
取立てに追われ
転校して転々として
達観した子供時代を過ごす。
２度の結婚、
再婚した旦那さんは
乳がんになった彼女の相談相手だった。
女としてのしあわせは諦めていた。
もう恋も結婚もいいと思い
付き合って欲しいと言ってくれても断った。
だけど彼はひるまずプロポーズしてくれた。
以降、結婚２０年を超える。
２０年間、ずーっとラブラブ
桜のお茶と、桜豆、それに一輪のプリザーブドフラワー。
かわいいおみやげを持ってきてくれた。
「まみいさんのように穏やかな家庭を築きたい」
婚活お茶会に来る女性たちにはそう言われる。
美魔女と言う売り方もあるだろう。
だけど彼女はそれをしていない。
大変だった人生も売りにしていない。
彼女のすばらしさは
何があっても折れることのない
柔らかさとしなやかさ。
踏まれても踏まれても
そこからしあわせを見つけ、また築く。
そこに必死感はなく
どこまでも柔らかでしなやか。
その力を彼女はメガ幸運力 と名付けた。
彼女を慕う、婚活女子たちを集め
読書会を開いてくれた。
- 何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きなひとに出会う/藤沢 あゆみ
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拙著を読んで
うれしいね、白い服を着るといいわけは
この本の８７ページに書いてあるよ。
これを書いたのは去年だけど
今オールホワイトが流行っててちょとうれしい
たくさんの付箋をつけてくれて
アンダーラインをこんなに・・・
きれいな文字で
付箋に、ポイントが書き込まれていた。
サインをさせていただきました。
おねえさまに「まみいちゃん」でいいのかなと思ったけど
リスペクトを込めて、これまでどおりまみいちゃんと。
カエルちゃんもふたりなのね。
何事もふたりを単位にしよう
とどこかに書いたのを思い出した。
さすが幸婚セラピスト！
人生にはどんなこともある。
だけどあなたの歩いたすべての道が
あなたの味方にできる。
苦労したから苦労を語るのではない。
うまくいってるからひけらかすのではない。
そこから導かれるノウハウに働き方に
あなたがこもっている。
経験は、言葉になる。
経験は、思いになる。
生きざまこそがそのひとだけの仕事。
彼女のこれからがますます楽しみになりました。
藤沢あゆみにおなやみ相談したいあなたへ。
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