あゆみです
あの時、言葉を
失ったんだよね。
それは自分だけじゃなく。
毎日来るメルマガや
毎日見るブログからも。
ううん、正確には
言葉は発信し続けられていた。
だけど・・・
自分の言葉って、何？
ってなってしまう感じ。
ツイッターは元気だった。
なぜなら・・・
心の内までかけない文字数で
発信できる媒体だから。
震災情報、ボランディア情報。
そのなかにひとは
言葉にしきれない気持ちを込めた。
だけどあらゆるところで誤解は頻発し
争いが起こった。
あるとき届いたメルマガを読んで
あれっと思った。
あれっ？と思ったのは
わたしだけじゃなかったみたいで
あれっ？と思うだけじゃなく
あれっ？を伝えたひとがいたらしく。
数十分後に謝罪のメルマガが届いた。
そう、なぜあれっ？だったのか
簡単に言えばビジネス売り売りな内容だったから。
それをみたとき
そのメルマガへの違和感よりも
違和感を伝えるひとがいて
発行者さんも数十分で自分の言葉を引っ込める
そのことが怖いと思った。
確かに・・・
その売り売り感は
明日が来ないかもしれない
と思っているそのときの「いま」には
ちょっと違うかなって感じだった。
発行者さんは
震災前に発行予約をしていたそうだ、
そうか、だから空気感が違ったんだね。
ひとが寛容じゃなくなった。
そして残念ながら
その感じは、いまも残ってると思う。
だけどね。
あれっと思ったのは自分も同じだった。
あのとき、みんな言葉を失った。
そしていま、どう？
わたしはこの間から
- 何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きなひとに出会う/藤沢 あゆみ
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この本のキャンペーンの
スポンサー枠に応募してくれたひとに
毎日のように、個人コンサルティングや
グループコンサルティングをさせてもらってる。
それは、本を買ってくれたひとに対する
ありがとうであり、震災とは関係がない。
だけど、ふと思ったんだ。
あのとき、自分の言葉を
こんな形で必要とされるようになるなんて
思いもしなかったなって。
あのときだって、やろうと思えば
やれないことはなかった。
ボランティアでもいい。
今もノベルティなので
無料プレゼントなのだけど
こっちがビジネスのヒントを頂いてる。
震災後、1か月で
わたしは、はるひなたさん と
東北に、チャリティーライブをしにいかせてもらったけど
ひとりならなにもできてなかったし
ひとりでもできることは
今思えばあった。
セミナーや大きなボランティアイベントじゃなくても
目の前のひとの話を聞くことならできたのに。
「前から気になっていたんですけど
何を相談するかちゃんとまとまってなかったので」
そんな言葉をいただいた。
そう、コンサルティングは
震災以降に本格的に始めたんだ。
どうしてたくさんの方に
コンサルティングのプレゼントに
応募していただけるかといえば
通常、有料でやらせていただいていることを
みんなが知っているから。
恋愛や人間関係の本を２０数冊出してるひと
という、プロファイルは当時からあった。
だけど、思いつきもしなかった。
ううん、正直考えたりもしたけど
行動に移せなかった。
帰ってきたんだよ。
言葉は、わたしたちの手の中に帰ってきたんだ。
あなたもそうじゃない？
今日は朝から
ゴミをわんさか出した。
あと少し、キャンペーンに参加してくれた
みんなへの、ノベルティ発送が残ってる。
また本を出して、ノベルティを送る
そんなこと考えられなかった。
そして午後から、スポンサー枠に
応募してくれたひとの個人コンサルティング。
そんな・・・
いつの間にか当たり前になっていた
自分に帰ってきてくれた日常に
いちいちありがとうと言って
一日を過ごそうと思います。
「あなたに帰ってきたものは、何？」
読んでくれてありがとう、またね