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12月14日生まれの世良公則さん。
彼はそれまでテレビに出ないことがカッコイイと言われていたロックの世界で、積極的にテレビに出て、ロックをメジャーにしたと言われています。
2分でも、3分でもテレビに出た。だけど、たとえばひとつの歌を歌うのに、ドラムなどの楽器を運び込んだりする必要があったり、彼自身もアツい性格なので、現場でケンカになったりする。
そんな彼の抑え役がサザンオールスターズの桑田佳祐さん。
「ライバルに匹敵する存在って俺の場合はいないんだけど、あえて同世代で同じ職種の人間というなら、世良クン かなぁ。テレビ局で居合わせたときに浮いてる感じが似てたしね。
やっぱり世良クンというライバルがいなかったら「テレビでロックだ!」みたいな感覚になら なかったと思う。いまでもたまに会うと、なんか兄弟と久しぶりに会うときのくすがったさを感じる」
桑田さんは世良さんのことをこう話しています。一方世良さんは将来まで残っているのはサザンで、自分たちはどうなってるかわからないと話していました。お互いへの愛とリスペクトを感じます。
桑田さんも出てきた当初コミックバンドと言われました。それでも、テレビに出まくりました。「いとしのエリー」でみんながその実力に気付いたと言う感じでしょうか。
世良さんがいなかったら、サザンも今のような展開になっていなかったかもしれない・・・ライバルの存在ってすごいなーと思います。
サザンだけではありません。世良さんをテレビで見て、ロックの世界を志し、いま人気アーティストになっている人、音楽プロデューサーになっている人もいます。
「10年後、20年後。僕は世良を見てロックを始めました。ツイストを見てエレキギターを始めましたってや つが日本のロックシーンに現れたら、僕らの勝ちですよね?」
まさに、そうなっています(笑)
何かを始めるとき、その前例がなければ、叩かれるかもしれないし、明日が見えないと思うかもしれない。だけどそこで自分だけじゃなく未来を見たとき、人は勇気を出せるのですね。
たったひとりの挑戦。
それはきっとひとりじゃない。
あなたが影響力。誰にも影響をあたえないことなんてできないんです。