１１月１７日、お誕生日おめでとう
その日、お誕生日だったよ！
ってあなたはコメントで教えてね
フェイスブックページは１１月２１日まで行きました・・・
「これからは、君にまかせたよ！」
ホンダさんは、一代でホンダを築いた偉業もさることながら、魅力的なエピソードに事欠かない人。
たとえば新製品のデザインが気にいらなかったら、その気にいらないところに蹴りをいれたとか
ホンダでっか～！
じゃない
ホンマでっか～！
といいたくなるほどぶっ飛んでいます。
さぞかしモテたんじゃないかなと推測されますが、少なくともそのカリスマぶりは誰もが認めるところ。
ホンダさんは、あるとき社長を引退することになります。
カリスマ社長が辞めたあと社長になる人って大変そうですよね。同じにはなれないことはあきらめるとしても、それって部下の士気にもつながります。
ホンダさんが引退してから数ヶ月してホンダ名物アイデアコンテストが鈴鹿サーキットで開かれたそうです。
ホンダさんもこの大会の名誉会長として招待されていました。
アイディアマンのホンダさんはこの大会を、心の底から楽しみました。作品の製作者は、ホンダさんに気に入ってもらおうと一生懸命プレゼン（＾－＾）
「それでは皆さんお待ちかねの本田最高顧問にご挨拶をお願いします」
参加者全員が一斉に歓声を上げました、久しぶりに見る社長の姿に無意識に拍手も沸き起こります。
「いや～今日はありがとう～、すっかり楽しませてもらったよ～、このパワーはたいしたもんだよ～なんたってね～・・・・」
ユーモアたっぷりの話術にみんなすっかり引き込まれています。しばらく場を沸かせた後、ホンダさんはとなりにいる新社長の方をみました。
「今度この河島に社長を代わって貰ったんで、お陰さんで俺は好きなＧＯＬＦを楽しまして貰っているよ。
だけどね、俺も大変いい加減な社長だったけど、今度の社長は俺よりもっといい加減な社長だからな！皆がちゃんとしてくれないと大変なんだよ、頼んだよ！」
会場はドッと爆笑に包まれたそうです。社員の方が、当時のことを振り返って書かれていました。
「よし！おやじがいなくても我々が本田技研を守って盛り上げて見せるぞ」
最高のモテテクとは、他人をモテさせてしまうことです。
ホンダさんは、自分がどう思われているのか十分認識したうえで、それを利用してみんなが次期社長を守り立てる空気を作ってしまいました。
さすが世界のホンダ。
モテテクもワールドクラスです（笑
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