あゆみです
その日のアポは銀座の真ん中。
セミナでお会いした女社長さんが
「ご活躍拝見していますよ。今度対談しませんか?」
とお話を下さったのでした。
キャッチフレーズは銀座の女社長。
テレビにも出演されていて、名前は知っていました。初対面でそんなお話を下さることに感激、二つ返事でお受けすることに。
そして当日。
地図はもちろんプリントアウトしたけど・・・
1170回目のモテゾーは
突っ走ってきたから語れること…臼井由妃さん
「時間に遅れるひととは、15分前に待ち合わせします」
パーティーでそんなお話をされていた社長さん。
絶対遅れられないのに・・・
30分その周辺をぐるぐるするというあゆみスタンダードコースをたどり、大遅刻。
(初めての場所には可能な限りタクシーで行くと固く決意しました)
絶対テンション駄々下がりだったに違いありません。
だけど・・・女社長さんは、わたしの仕事の考え方を面白い!と言ってくださいました。
わたしはそのとき
「1日1企画」
というお話をしました。
毎日一つ企画書を書いたっていい。
その通り、毎月本を出すくらいの勢いでなんと著作170冊に。編集さんと数人での飲み会に、企画を用意してその場で出されたのも見ました。
わたしは専業で1年8冊出版が最高ですが、女社長さんは会社の経営をしつつ講演活動もして毎月出版する勢い・・・
そして・・・
とってもキュートなこの女社長さんが
「もうすぐ50歳」
と言われた時・・・
「こんな50になれるなら50も悪くない!」
仕事はバリバリで女性としてもかわいらしさも兼ね備えるような・・・年を重ねることが楽しみにすらなったのです。
だけど・・・
最近知りました。
キラキラな女社長さんは、当時ご主人が亡くなられたり、会社でトラブルが起こったり、ずたずたになりながら走ってたって。
40代半ばでこのままでは壊れてしまうと気づき、シンプルな暮らし方を始められたそうです。
その女社長さん臼井由妃さん
が、40代の女性に向けて素敵な本を出版されました。
シンプルセオリー。もう年なんだから、すみっこで控えめに暮しなさいよという本ではありません。
泥水をふるいにかけて真水になったような・・・
突っ走ってもがいてその中で見つけた、自分を楽にしてくれるシンプルな暮らし。
心の持ち方から保存食の作り方にいたるまでカバー。
ビジネスのノウハウを説いてきた由妃さんは、ここのところ、自分の人生経験を語られている本を数多く出されています。
亡くなられたご主人のこと、会社のもめごとのこと、精神を病んだこと。隠しておきたくなりそうなことを語られているのは
生きざまをメッセージとして次代に残すこと
をされているのかなと感じます。
今日が人生最後の日になる、なんてことが誰にでも起こりうることを日本中の人が実感しました。
一日一生。
震災以降、その言葉を、いつも意識しようと思っていた時、臼井由妃さんの本の帯やブログにもこの言葉がかかれていました。
この本は発売すぐに増刷になったそうです。
輝きながら突っ走るという背中を見せてくれた由妃さんから、今度は生きざまを次代に伝えるというメッセージを受け取りました。
27ページの、シンプルに生きるための7つのルールは、すべての日本人が実感として共感できることではないかと思います。
特に
次の時代に残せないものは持たない。
この言葉が刺さる人は多いんじゃないでしょうか?
突っ走ってきたからこそ立ち止まることの意味がわかる。
著者としても女としても、いっぱいつまづき恥をかいて、生きざまを伝えられる人になる。
やりきって、最後はシンプルでクリアになる。そんな生き方をしたいなと思いました。
アメブロオフィシャルブロガー、臼井由妃さんはここにいます
読んでくれてありがとう、またね