和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
本日は【産休クッキー】について話しますね
先日、ABEMA Primの担当様から
電話で「産休クッキー」をどう思うかと
おもてなしの専門家に
聞きたいとご連絡がありました
有難いことです。
テレビは放送前に専門家の検証が欲しいようで
その問い合わせのようですが
(このような問い合わせは今までも何度も)
電話で「サンキュークッキー」と言われても
初めは「産休」ではなく
「thank you」の方と勘違いして
「ありがとうクッキーですか
」と何度も聞いてしまい
耳で聞くときは
頭の中で文字を想像しますから…
相手もおばちゃん漫才じゃないんだから…と
思ったかもしれませんね
「産休クッキー」は私が知らなかっただけで
かなり炎上していましたね。
この炎上した「産休クッキー」とは
「産休をいただきます。ご迷惑をおかけしますが
よろしくお願いいたします」というメッセージと
かわいらしいイラストがプリントされたクッキーを
職場で配ったことをＳNSに上げたところ
「不妊治療中の人への気遣いに欠ける」
「産休で迷惑をかけるのにお花畑すぎる」とうような
バッシングが相次いだということです
有りか無しかと聞かれたら
仕事をお休みするのでクッキーなど
ほんの気持ちをプレゼントすることは有りだと思います。
お世話になってる職場
お菓子の詰め合わせ一箱でいいような…
小分けになっているもので
個人一人ひとりに上げるのも今の時代
なのかもしれませんね。
ここで注意が必要なのは
自分では可愛いと思ってることでも
相手はどう思うかを考えることが
必要な世の中になっていること
仲良しの友人だったら
可愛い産休クッキーも
喜んでもらえるかもしれないけど
赤ちゃんが欲しいという方にとっては
辛いものかもしれません。
でもね。この問題は
「相手を思う気持ち」の欠如だと思います。
不妊治療の人も羨ましいかもしれないけど
「良かったね」と思う心があれば…
どうしても自分だけの
気持ちが優先してしまいますから…
古い女の私は
「お互いを思い合う気持ちがあれば、
このような問題にはならなかったのでは…」
答えがイマイチだったようで
ABEMA Prim「産休クッキー」コーナー
私のコメントカットでした(笑)
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会