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もころぐ

のんびり勉強しています_(:3 」∠ )_ 

・リソスフェアlithosphere 古代ギリシャ語litho「石」+sphere「球」→lithium「リチウム」lithiasis「結石症」monolith「モノリス」「一枚岩」
・アセノスフェアasthenes 古代ギリシャ語「弱い」+sphere「球」
・アイソスタシーisostasy 古代ギリシャ語iso「等しい」+stasy「状態」
・モホロビチッチ不連続面:Mohorovičić discontinuity 旧ユーゴスラビアの地震学者
・トラフtrough 古英語trog「木製の容器」「船」 ドイツ語trog「エサ入れ」と同源。
・プルームplume 古フランス語plume「柔らかい羽根」<ラテン語pluma「小さく柔らかい羽根」
・カルデラcaldelaスペイン語caldera「釜」<ラテン語caldarium「風呂」<calidus「暖かい」
・maar ドイツ語Maar「マール」<ラテン語mare「海」
・アルベドalbedo ラテン語albedo「白さ」

 

参考文献

・etymonline 

・地学図録, 数研出版

 

 

学習の際に中心になる本は、そこに色々書き込んで情報を集約したり、
逆にその本から派生して色々な本の理解を深めるという本である。

例えるなら東京駅のような一大ターミナル駅だ。
東京駅そのものを目的地にする人は多くないが、いろんなところから東京駅へ向かうことができ、また東京駅からはいろんな場所へ行くことができる。

このような本は、どちらかというと辞書のような無機質な本が多い。

しかし、学習を進める中で自分の手で成長させるという楽しみができる。

今回は、色々なジャンルで自分が中心にしている本を選んでみた。


・言語学
『明解言語学辞典』
音韻論、形態論、統語論、語用論と色々分野がある。
また、社会言語学や認知言語学といったものもある。本書はそういったあらゆるジャンルの用語が網羅的にまとまっている。
ただし解説はかなり抽象的で理解することは容易ではない。基本的にこの本の内容を理解するために各方面の本を読むことになるだろう。

・法学
『ポケット六法』
様々な法律が集まっている本だ。六法と書かれているが、実際は30程度の法律をまとめている。
条文の解釈を学ぶために判例の学習をしていくわけだが、常に本書が中心となる。
基本的に六法にチェックを入れたり書き込んだりして勉強した。
ただ全体的に余白が狭く、細かく書き込むのは難しい。


・哲学
『倫理用語集』

高校倫理の教科書に登場する用語をまとめた本。

思想についてとりあげた本は、どうしても編集者の先入観というかカラーが出てしまう。
本書はあらゆる思想が中立の立場で書かれているので重宝する。
文学や音楽にまでも踏み込んでいるので守備範囲は広い。
コンパクトサイズで持ち運びも用意。


・医学
『イヤーノート』
内科・外科疾患の症状・検査・治療法が網羅的に載っている。
ガイドラインの概要も書いてあって重宝する。
この本をベースに、"病気が見える"シリーズなど他の本を読んで勉強していくと知識が付く。
最初に書いたターミナル理論はイヤーノートの前書きにも書いてある。

人生の意味について、改めてまとめてみたいと思います。

2023年に書いたものと基本的には同じですが、全体的に肉付けしたものになります。

 

まず宇宙の誕生に関しては色々な説があるようですが、量子ゆらぎがあったところから突如としてビックバンを生じ、現在の宇宙が生成されたと考えられています。
その後太陽系、その中の惑星として地球が誕生しました。大気中の水蒸気が雨となって降り注ぎ、最初の海ができました。
海中ではアミノ酸やリンなどが様々な反応を起こしています。
原始的なRNA, 触媒となるタンパク質が偶然生成され、さらに脂肪酸からなる細胞膜に包まれ、原核生物(原始生命)が誕生したとされています。
RNAはタンパク質によって複製を繰り返し、自身のコピーを作っていきます。
原核生物が複雑化し真核生物、さらに多細胞生物が誕生していきました。

途中氷河期や隕石衝突によって複数回の大量絶滅を経験していますが、そのたびにわずかに生き残った種が再び繁殖し繁栄していきます。
このように考えると、人類が誕生したのは本当に偶然です。たまたまそういう種が生まれたにすぎません。その中で、私という個体が生まれたのも偶然の成り行きだったと考えられます。
ここで、これまでの流れを考えて、生命体として次の世代を残すのが私という個体の使命、と考えることもできます。
これは妥当な考え方だと思いますが、現在の人間を含めた様々な生物種は、突然変異を繰り返した結果たまたま自己複製の機能が強く、存続した結果に過ぎないと考えることができます。
なので、究極的には私という個体には特に使命、存在理由などないと考えることができます。
これはサルトルの「実存は本質に先立つ」という考え方にも当てはまります。
私という存在はこの世にたまたま生まれてきて、特になんの目的もありません。
生きている理由などないのです。ここで生きている意味がないならどうしようもないじゃないか、と虚無主義に陥るかもしれませんが、
しかし実存主義の立場にたつとそうはなりません。
元々生きている意味はないから、自分なりに目標設定をすれば良いのです。どのように目標設定をして、どのように生きるか、つまり本質的部分をどうするのかは、全く自由です。
社会の役に立つことをするとか、イノベーションを起こすとか、そういうものでも良いですが、
平穏に暮らすとか、いろいろなところに旅行するとか、美味しいものをたくさん食べるとか、そういうささやかなことでも良いと思います。この辺りはスーツさんの動画や、楽観的虚無主義の動画もわかりやすいと思います。

 

ただし、その行為には責任が伴います。簡単に言うと、自分のやったことは自分で尻ぬぐいしないといけない、ということです。
ありふれた例ですが、夢を追い求めて会社を辞め起業したとします。うまく流れに乗ることができずに失敗した場合、それは時代が悪かったとか運がなかったということではなく、自分の責任なのです。
さて、人生の過ごし方ですが、あまり出世しすぎず、小さくコンパクトに生きていくのが良いと思います。
沢山働いて沢山消費するというのも良いのですが、やはり心身をすり減らす可能性があります。
この辺りは老荘思想の考え方ですが、職場や人間社会とは程ほどの距離感を保ちつつに生きていく、小国寡民の生き方です。
論語に基づく儒教的な生き方では、やはり大規模な社会の中で身を粉にして働く、ということになりますが、これは少し息切れが思想です。
逍遥遊という言葉がありますが、何事にもとらわれず、散歩するように気ままに過ごす、という生き方ができれば理想的です。

参考文献・動画;
全地球史アトラス フルストーリー, 冥王代生命学の創生, https://www.youtube.com/watch?v=rTCXFuQSSNU
原始生命の細胞構造を探る, 一橋 伯一ら, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/129/6/129_129.871/_pdf
視聴者から「死にたい」というメッセージが届きました, スーツ 背広チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=EPvBWdwEXZ8&t=552s
楽観的虚無主義, 世界をわかりやすく – Kurzgesagt https://www.youtube.com/watch?v=XKd_cq26Isk
実存主義とは何か, Jean-Paul Sartre, 伊吹武彦ら訳, 人文書院
倫理用語集 第2版, 濱井 修 監修, 山川出版社

kindle本『多言語学習ログ ~アジア・その他編~』

6月下旬に公開予定です。

アジア地域の諸言語、その他の言語について書きました。

 

収録言語;

中国語(北京語)、広東語、韓国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、日本語、やさしい日本語、西夏語、宜蘭クレオール、トクピシン、ピダハン語

 

現在、『多言語学習ログ ~ヨーロッパ編~』を公開中です。

こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

振り返ってみると、人生の結構な部分を資格に費やしてきた。今回は、資格の効用について簡単にまとめてみようと思う。

自分が思うに資格には「趣味のための資格」と「仕事のための資格」の2種類がある。

まずは趣味のための資格から。

 

何か学習しようとしたときは、ほとんどの場合関連する資格がないか探すようにしている。
資格試験の勉強を進める中で、いろいろな本を読んだり情報収集をして、学問領域への理解を深めるという作戦なのである。
この方法によって、様々な分野への理解を深めることができた。


たとえば、法律の勉強がしたくなったときは、法律に関する資格を調べた。
一番難しいもので司法試験、他に司法書士、行政書士、宅地建物取引士などが出てくる。
公務員試験や、裁判所職員の試験でも法律科目が出題されるらしい。
民間のものだと法学検定、ビジネス実務法務検定、個人情報保護士認定試験などがある。
資格試験とカバーしている領域もまちまちである。
司法試験は公法系・民事系・刑事系の全て、行政書士は公法系を重点的に、公務員試験は民事系を重点的になど。
自分はまんべんなく勉強したかったので、法学検定を選んだ。
検定の勉強をするなかで、憲法や民法などのほか、法哲学や法制史の勉強もすることができた。
このあたりはなかなか取っつきにくい部分ではあるが、検定の問題を解きながら関連する本を読んだ。

また、いろいろ勉強していくと刑法・刑事訴訟法など刑事系科目に興味があることを発見した。

ニュースを見たときに考えられる被告人の罪責を考えたり、実生活でもちょっとしたメリットがあった。

また、何かについて勉強するのは、それ自体が楽しいことだと思うが、何か創作をする趣味とは違って結果が形になりにくい。
しかし資格であれば成果が合格証として形に残る。達成感がとてもあるのだ。

これは細やかではあるが自己肯定感を高めることにもつながった。

本ブログの「言語ログ」をベースとした本ができました。

名付けて『多言語学習ログ』です。

これまでに学んだ様々な言語について、受験した検定、読んだ本と共に振り返ってみました。

 

多言語学習に興味のある方、英語以外の言語を学んでみたいと言う方にもお勧めです。

 

 

今回は前編となるヨーロッパ編です。

後編のアジア・その他編は近日出版予定です。お楽しみにお待ちください。

 

 


『実存主義とは何か』は、サルトル(Jean-Paul Sartre)の公演を書き起こしたものである。
この本で述べられている実存主義の考え方は非常にしっくりくる内容であったので、引用しながら私の考え方もまとめていく。

p39「…共通なことは、『実存は本質に先立つ』と考えていることである。あるいはこれを、『主体性から出発せねばならぬ』といいかえてもよかろう」
「実存は本質に先立つ」はサルトルの実存主義で基本理念とされている。
これを言い換えたものとして、p42「…人間はまずさきに実存し、世界内で出会われ、世界内に不意に姿をあらわし、そのあとで定義されるものだということを意味する」と述べている。
人間は生まれながらに何かしらの運命や使命を背負っているという訳ではない。
ただ偶然が積み重なってこの世に生まれてきただけなのだ。
「実存は本質に先立つ」という考え方には非常に共感を覚えた。自分にとっても非常に大切な言葉である。座右の銘と言っても良い。

さて、人間はただ生まれてきて存在しているだけだから、何をしても無駄なのかというニヒリズムに陥ってしまう可能性がある。
p60「私がいま諸君に紹介している主義は静寂主義のまさに反対である。『行動のなか以外に現実はない』と明言するのであるから」と述べる。
人間は白紙の状態で生まれてくるが、後にとった行動によってその人は形作られる。自分なりに目標を設定し、行動していくことが重要である。
この行動というのは、政治的な活動を意味するようであるが、私は社会に迷惑を掛けない程度であればまあ何をしていても良いと捉えている。

p42「人間はあとになってはじめて人間になるのであり、人間はみずからがつくったところのものになるのである。このように、人間の本性は存在しない」
人間は良いものだとか、悪いものだとか、そういう判断は下されない。
あとで本人がいろいろなことを学習したり経験したりして、自身を形作っていく。

対して、p43「もしはたして実存が本日に先立つものとすれば、人間はみずからあるところのものに対して責任がある」
行動は全くもって自由だからこそ、その行動には責任がつきまとう。これも非常にしっくりくる考え方だ。
どういう職業に就くかは全く自由である。起業しても良い。ただし、起業した会社が潰れたら場合、その責任は自分でとらなければならない。
また、この状況で人間は「孤独」になるとサルトルは言う。
これは背景に欧州がキリスト教社会にあるためだと思われる。困ったときに判断指針を提供してくれる神がいないことで人間は「孤独」になる。

こういう言い逃れできない状況であるから、p50「正当化のための理由も逃げ口上ももってはいないのである。われわれは逃げ口上もなく孤独である。そのことを私は、人間は自由の刑に処せられていると表現したい」とサルトルは述べている。
人生は自由に生きていけばよいが、その尻ぬぐいは自分でしなければならない。全く正論であると思う。

 

参考文献:

実存主義とは何か, J-P・サルトル, 伊吹武彦ら訳, 人文書院

ガンディーの標語に「スワデージ」「スワラージ」など紛らわしいものがある。

これらの用語はサンスクリット語に由来するが、語源は何だろうか。


swaraj スワラージ
自治。
swa「自ら」raj「王」「統治する」が結合して、「自治」の意味。
ラージの部分は、ラージプート「王の子」、ラジャスタン「王の地」などにもみられる。

swadeshi スワデーシ
swa「自ら」deshi「国」から、「母国」という意味。転じて、「自国品愛用」の意味で使われる。
デーシの部分は、バングラデシュのデシュと同じで「ベンガル人の国」という意味である。

ahimsa アヒンサー
himsa「屠殺する」に否定辞のaがついて、「不殺生」の意味。

aが否定辞になるのはギリシャ語でも同じ。サンスクリット語もギリシャ語も同じ印欧語族(インド・ヨーロッパ語族)である。

satyagraha
satya「真理」agraha「持つ」が結合して、「真理の把持」の意味。