3月19日の授業 | 中学生・数学・受験ブログ

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受験指導について経験してきたあれこれを理系担当の視点から書き綴ります。

新中3

 

・三平方の定理の最短距離

最短距離は前回解説したものです。おさらいしました

・問題文の“読み方”

前回の課題を出す際に「問題文から自分で図を書きなさい」と指示を出しました。

本来であれば、“任意の点P”という文言が出た時、どこに打てばよいのか戸惑うはずです。

これを、書いてある図を写すだけにしていると、「自分で図を書けない」状態になります。

指摘を受けた生徒はよく分かったはずです。

“自分で”考え、“自分で”図をかき、“自分で”解こうとしない限り、君の数学力は上がらない。

 

 

今回の授業では、1つの問題について2パターンで解説しましたね。

早く解ける解き方の方が自分に合っているとは限りません。

簡単に見える解き方は、時によっては“気付き”を要求されるときがあります。

気付けなければ解けない。では、とても怖い。

ある解き方に気付けなくても、他の方法で解ければ、得点の機会も増えるでしょう。

 

慶應女子に合格した先輩が言っていた、「計算すれば解ける問題は好き」。

この意味が・・・少しでも伝われば嬉しい。

 

 

【H・W】

三平方の定理③ 表面の解き直し

普段取り組んでいる問題集

 

 

新中2

 

・算数で実はやっていたことのおさらい

今日は、小学生に取り組んでもらっている算数10問テストの解答に書いているコラムを見ました。

部分分数分解や、コインの表裏、約分と倍分、単位の書き換え、様々な大事なことがありましたね。

君らは、算数を学んだ6年間で本当にたくさんのことを得たのです。これを、もっと思い出していきましょう。

・場合の数 カード

中2の単元ですね。小学生との違いは、書き出すだけではなく、計算も使って答えを求めていく事です。

しかし、計算だけでは求められない問題も当然あります。

計算するときは計算し、書き出すときは書き出す。どうすれば答えを求められるかを考える、とても大切な単元になります。

よく考え、よく確かめ、よく手を動かして取り組んでいきましょう。

 

 

【H・W】

場合の数・確率① 大問1で扱った問題の解き直し

場合の数・確率① 大問1で扱っていない問題を解く

普段取り組んでいる問題集

 

 

 

 

 

問題を間違えるのが恥ずかしくて、解説を見ながら解いて、全部〇にしていた。

そんなノートが送られてきていた。

気持ちは、分からなくもない。でも、それは許容できないんだ。

生徒一人ひとりを見ているから、実力も分かってる。

追及はしたくなかったけれど、放置することもできない。

それをされてしまうとね、

「どこが分かっていないのか」「どこが自分の穴なのか」というのが、全く分からなくなってしまうんだ。

私は、全部✕だったときに、そのことを指摘したり怒ったりしたことはあったかな?

まぁ、、、無いよね。

じゃあ、いつ注意を受けるかい?

それは、間違えた問題・出来なかった問題を、出来るようにしない時ではないかな。

例えば、間違えた問題を直していない。

例えば、解説の式だけを書いて終わり。

例えば、覚えてと言われたことを覚えていなかった。。。

 

ただ問題を解いていれば、ただ時間をかけていれば合格が出来るなんてありえないんだ。

「次にやったときに出来る・解ける」ように、どうしていくか。

そこが、大事なんだよ。

 

解説を見るのは大いに結構。

でもさ、解説に書いてあることをまとめても、残念ながらそれだけでは君の実力にはならないんだよ。

 

解きなおそう。君の勉強を生かすために。

君が見たその解説を自分で出来るようにするために。

 

解きなおそう。本当に自分は出来るようになっているんだ。

自分の勉強はこの先に繋がっているんだと証明するために。

 

そして、それを、、、、、別の問題で生かそう。それで解ければ、君の勉強は良い方向に向かうはずだよ。

 

(でも、まずは解説を見る前に自分でやってみよな。自分で解ける方が、、、絶対に気持ちいいはずだ!)