ボードミン・ザ ・コントロール・タワー
今回は
SABAN'S MIGHTY MORPHIN POWER RANGERS(マイティ・モーフィン・パワーレンジャー) から
MMPR2010 MEGAZORD(メガゾード)です。
この玩具は2010年にパワーレンジャーをMMPR2010として再放送や新たな玩具展開をした時の玩具。
2016年にパワーレンジャー レガシーとして、塗装変更版が再販されました。
この記事で紹介するものは私がリタッチしたものになります。
追加戦士のグリーンレンジャー(ドラゴンレンジャー)のメカ、ドラゴンゾード(ドラゴンシーザー)とのコンビネーションはこちら
■DINO ZORD (ダイノゾード)
■TYRANNOSAURUS DINO ZORD (ティラノサウルスダイノゾード)
ゾードの説明についてはこちら。
パワーレンジャーの元になった「恐竜戦隊ジュウレンジャー」で言う所の守護獣ティラノサウルス。
劇中のライブスーツよりスマートになっています。
92年のDX進化合体 大獣神(以下DX版)の守護獣ティラノサウルスと比べると塗装やシールが一部省略されています。
いわゆる怪獣体型ですが、このプロポーションに懐かしさを感じます。^^
劇中のスーツの様に直立状態にしても良いですね。
顔
ティラノサウルスメカらしい頭部。
口は開閉可能。
口内のティラノソニックの発射口はシールで再現。
手足が可動します。
■MAMMOTH DINO ZORD (マンモスダイノゾード)
ジュウレンジャーで言う所の守護獣ジュウマンモス。
ジュウレンジャーでは「恐竜戦隊」、パワーレンジャーでは「ダイノ」ゾードと言ってるのに、早速恐竜では無いメカです。笑
密度が詰まった見た目や、黒いメインカラーが格好良いです。
可動はなく、固定フィギュアです。
顔
DX版と異なり、劇中同様 黒い頭になっているのが良いですね。
牙を「ガンダムマーカー メッキシルバー」で塗装しました。
■PTERODACTYL DINO ZORD (プテロダクティルダイノゾード)
ジュウレンジャーで言う所の守護獣プテラノドン。
DX版では胴体上面にピンクが有りましたが省略されています。
ただ、ピンクレンジャーは後にゴッドカークに乗る事になるので、パワレン的にはこれでも良いのでは…?と思います。笑
変形ギミックの都合上、首や羽が可動します。
これも翼竜であって「恐竜」では無いチョイス。笑
顔
頭頂部と額のシルバーを追加塗装しました。
可動は首のみ。
足が無いデザインですが、タンク時のキャノンを脚として取り付けることが出来ます。
追加パーツで脚、と言うのは 翌年のダイレンジャーでも同じギミックを採用していました。
■TRICERATOPS DINO ZORD (トリケラトプスダイノゾード)
ジュウレンジャーで言う所の守護獣トリケラトプス。
尻尾のキャノンは省略されて造型されています。
転がし走行も不可。
塗装も一部省略されています。
他の守護獣達は「メカ動物」なのに、守護獣トリケラトプスだけは「動物メカ」になっています。これはまだコンセプトが決まりきっていなかった時の名残だそうです。
尾のキャノンは開口し、ツノ・尾のキャノン・前肢の爪をDX版に合わせて銀メッキにしました。
顔
ツノを銀メッキ化したおかげで印象が かなり変わりました。
可動は尻尾のみ。尾のトリケラカノンは左右一体成型で、キャノン自体の可動も省略されています。
■SABER-TOOTHED TIGER DINO ZORD (セイバートゥースタイガーダイノゾード)
ジュウレンジャーでは守護獣サーベルタイガーでした。
各部のタイヤは固定です。
どことなく抜けたデザインですが、これに幼少の頃は神秘性を感じました。
守護獣サーベルタイガーも「恐竜」ではありません。笑
牙、四肢の爪、尾のキャノンをDX版に合わせて銀メッキに塗りました。
顔
ちょっとヌケた様な表情がグッド。今見るとボルトロンのメカライオン感もありますね。
四肢と尻尾が可動します。
肘が曲がらないので、格好良いポーズは難しいです。
5体のダイノゾードがコンビネーション!
「Mission, Mgazord Power!」
ジュウレンジャーでは「合体!ダイノミッション!」のコールが有りました。
ティラノサウルスダイノゾードは 膝を深く曲げて準備完了。
マンモスダイノゾードは
胴体と頭部を分離させ
後肢を後方に伸ばし
ボディをガバッと開いて準備完了。
セイバートゥースタイガーダイノゾードは
尾と後肢を収納し、前肢を前に投げ出すように変形。
トリケラトプスダイノゾードは
尾を収納して準備完了。
ティラノサウルスダイノゾードにセイバートゥースタイガー、トリケラトプスを合体。
ティラノサウルスダイノゾードにマンモスパーツを合体。
腕部を前方に向け
胸部にマンモスヘッドを合体し、背部にプテロダクティルを合体。
腕部にキャノンを取り付けて完成!
■TANK MORD
ジュウレンジャーでのダイノタンカーです。
戦隊ロボにおいて、ロボとは異なった合体形態を有した戦隊ロボは過去にも居ましたが、「中間形態を合体ビークル形態とする」のは大獣神が初。
恐竜戦車感がとても格好良いです。
転がし走行は不可。
密度と火力特化感が格好良い!
そして変形!
「Megazord, Battle Mode Now!!」
ジュウレンジャーでは「発動!大獣神!」のコールが有りました。
胸部、背部、キャノンを取り外します。
プテロダクティルダイノゾードは
首を畳み
翼を畳んで
全体を立て、胸部パーツにして準備完了。
ダイノタンカーを立ち上がらせるように変形させ
肩アーマーを上げ、拳を出し、セイバートゥースタイガーの牙を上に上げます。
ティラノヘッドは
胸部カバーを開け
内部に収納する事でロボヘッドが出現。
角を開きます。
玩具的でワクワクするギミック。
胸パーツを合体し、背中にキャノンパーツを取り付けて完成!
「Megazord Activate!!」
■MEGAZORD (メガゾード)
格好良いー!
私にとっては永遠に格好良いです。^^
ジュウレンジャーでの大獣神。
戦隊ロボ初の怒り肩、角の生えた頭部、そして今や当たり前となった「各部のレンジャーのパーソナルカラー」。
その後の戦隊ロボのデザインに革命をもたらしたデザインなのは最早 有名ですね。
DX版に比べ、プロポーションがとても良くなっています。最近の戦隊ロボのようです。
プラの質感や、肉抜きが増えたことからチープに感じてしまうのは否めませんが、それを凌駕するプロポーションの良さ!
ダイノタンカー時のキャノンパーツを背中に付けれるのが良いですね。
顔
格好良い!劇中よりイケメンになっています。
眉の白ラインが塗装済なのが嬉しい。
準決定稿では、この身体に別の頭 いわゆる「如何にもな昭和の戦隊ロボの頭」が着いていました。
もしそうだったら、ここまでの人気は出なかったでしょう。
今や珍しくはありませんが、92年当時はこのデザインはかなり冒険でした。
そのお陰で今の戦隊ロボの多様さに繋がっています。
可動は腕部が前後可動、膝横ロール。いずれもクリック入り。
DX版とは脚部の接続方法が変わった為、足先を開けるようになりました。
武器のパワーソード(恐竜剣ゴッドホーン)、シールド(マンモスシールド)を持たせる事が出来ます。
玩具上のフル装備!
パワーソードはメッキシルバーで塗装しました。
格好良すぎ〜!
各部位に銀メッキが増えたので、印象がDX版に近くなりました。
以下、適当にアクション。
「超伝説・雷光斬り!!!」
パワーレンジャーでは必殺技のコールは無かった模様。
MMPR 2010ゾードビルダーシリーズ メガゾードでした。
ずっと欲しかった大獣神を9年程前にパワレン版を見つけ、安かったので購入。
確か¥3,000位で買ったような。似たような価格帯で他のも集められるならパワレン版で全然OK!とか思ったら、修羅の道でした…。
MMPR 2010では なんとメガゾード(大獣神)のみの販売で、ドラゴンゾード(ドラゴンシーザー)やタイタヌス(キングブラキオン)の販売は2016年まで待たなければならなかったと言う…。
しかも日本国内で買おうとすると、かなり高価なので未だに入手できていません…。
まぁ、機会があればいつかは…と、思っていたところにゾードアーマーレンジャーの入手。
ゾードビルダーシリーズの本領発揮です。組み替え遊びによって、格好良さに拍車がかかり満足度がとても高い玩具になっています。
また、この度DX版と同じ部位をメッキシルバーで塗装したので、雰囲気が より玩具的になったので非常に満足です。
■オマケ
おまけの比較。
2021年のDX戦隊ロボ ゼンカイオー ジュラガオーンと。
ゼンカイオーのメカ、ゼンカイジュランは大獣神モチーフでしたね。
「DX進化合体」版は未所持ですが、MMPR 2010版(レガシー版)は昨今の戦隊ロボと同じ大きさでした。