サテライト・ナンバー・セブンティーン
今回は
勇者指令ダグオン から
DX火炎合体 ファイヤーダグオンです。
発売は1996年。タカラからリリースされました。
◼︎ファイヤーストラトス
宇宙警察 ブレイブ星人がダグファイヤーに与えたダグビークル。
普段は主人公、大道寺 炎(だいどうじ えん)の乗用車になっています。
炎は高校生なのですが、無免許で運転していましたw
モチーフはランチア・ストラトス。
スーパーカーのビジュアルが非常に格好良い!
回転灯がクリアパーツなのが嬉しいですね。
転がし走行が可能。
薄い車体が とても良いです。
ファイヤーストラトスとファイヤーエンが融合合体!
ファイヤーストラトスが変形!
車体前部を大きく開き
全体を立たせます。
車体側面を左右に開き
車体後部から左右に開く事で腕を降ろして完成!
◼︎ダグファイヤー
ファイヤーストラトスにファイヤーエンが融合合体して一体化し、変形したロボット形態。
胸に大きく配されたダグオンのマークが印象的です。
如何にも車から変形しました と言うプロポーションですが、それが勇者シリーズの玩具らしくてワクワクします。
額・胸の金色は塗装が剥がれていたので塗装しています。
また、肩、腰の白いラインも塗装しました。
顔
中々勇ましい顔。
警官の帽子がデザインのモチーフになっています。
可動は肩が左右開閉、肘が90度可動、股関節が左右同時に前後、膝が左右同時で180度可動。
可動はおまけ程度。
本来武器が付属しますが、中古で入手した為に欠品しています。
◼︎ファイヤージャンボ
モチーフはボーイング747。
結構リアルなジャンボジェットで格好良いです。
左右の黒いコンテナが「ロボットアニメのSFビークル」的で良いですね。
ランディングギアによる転がし走行が可能。
◼︎ファイヤーベース
ファイヤージャンボが変形した基地形態。
劇中では山中にて この形態で待機していました。
基地形態は やはり有ると楽しいですね^ ^
中央部のタラップからはファイヤーストラトスを手動で発進させられます。
左右のコンテナの側面のレバーを上げる事で(緑色の矢印)
コンテナ内からビークルが発進!
結構勢いよく発進するのが楽しいです。
◼︎ファイヤーラダー、ファイヤーレスキュー
消防車型のファイヤーラダー、救急車型のファイヤーレスキュー。ファイヤージャンボに搭載されているサポートビークルです。
ファイヤーラダーは劇中では消化活動、ファイヤーレスキューは重傷を負った炎の蘇生措置をしていました。
ファイヤーラダー・ファイヤーレスキュー共に回転灯がクリアパーツなのが嬉しいです。
双方とも転がし走行が可能。
ファイヤーラダーはラダーの伸縮・旋回が可能。
消防車らしくて嬉しいギミック!
ファイヤージャンボとダグファイヤーがコンビネーション!
「火炎合体!」
ダグファイヤーは
変形してファイヤーストラトス状態に。
車体全体を立てます。
ファイヤージャンボは
内部からファイヤーラダー、ファイヤーレスキューを出しておきます。
主翼を立て、左右のコンテナを開き
ハッチを展開して踵・つま先を展開します。
コンテナを後ろに回しきって脚にし、主翼を戻します。
全体を立て
主翼・天面ブロックを跳ね上げてジョイント、機首を左右に展開。
尾翼ブロックを降ろしてジョイントし、左右に開いた機首の断面を前面に向け、ボディ前面を展開。
ランディングギアを収納し、胸部内部から頭を出し、機首内部から腕を出します。
ファイヤーラダー、ファイヤーレスキューは
フロントパネルを開き、拳を出します。
ファイヤーラダーはボディを伸縮。
腕部にファイヤーラダー、ファイヤーレスキューを合体。
腕を下ろし 胴体を開き、ダグファイヤーを内部に合体。
回転灯がジョイントになっており、しっかりと固定されています。
羽の4つのエンジンを上部に移動させ、胴体を閉じて完成!
「ファイヤー!ダグーオン!」
◼︎ファイヤーダグオン
ダグファイヤーと3機のビークルが合体したスーパーロボット形態。
胴体から肩の内側にかけての鳥の意匠、角・胸・腰・膝の金メッキが非常に格好良い!
プロポーションは非常に良く、素立ちの状態でも格好良くなる様になっています。
このプロポーションの良さは93年のマイトガイン以降の流れを感じます。
変形ギミックは簡単な部類ですが、ストレス無く変形、合体を行えます。
顔
鷲の翼の意匠の吹返しに、炎をイメージしたツノ飾りが非常に格好良い!
顔も凛々しく、格好良いです。
可動
肩:前後左右可動、クリック関節
肘:90度可動、クリック関節
可動は腕周りのみ。
右腕からは
ファイヤーブレードを展開できます。
メイン武装の剣が右腕手甲から生えて来る、勇者シリーズ唯一のパターン。
羽のエンジンからは 後ろから押す事でミサイルの発射が可能。
ジェットファイヤーストームを再現できます。
以下、ちょっとアクション。
ファイヤージャンボが とにかく格好良い!
基地遊びは やはり楽しいですね。
ダグファイヤーをサポートしてレスキュー!
「ファイヤーホールド!」
「ファイヤーブレード!」
DXファイヤーダグオンのレビューでした。
ダグファイヤー単体での変形、ファイヤージャンボの基地形態への変形、そこからビークルの発進遊び、そして更に巨大ロボット形態への変形・合体と、単体での豊富なプレイバリューが魅力です。
上記しましたが、メイン武装の剣が手持ち武器では無く手甲から生えて来るパターンなのも唯一無二なのが珍しいですね。
◼︎オマケ
入手したのは2018年だったのですが、購入当初はプラが焼けてしまっており、黄変してしまっていました。
以前の記事を書いた2018年当時にプラの漂白を試み、白に戻す事が成功したので記事にしたのですが…
先日しまってあるのを引っ張り出したら再び黄変していました。
…と言うのもここ最近Twitterにて「玩具のプラの漂白は戻るから意味無い」と言うのを見かけ、私のも「焼け」が戻ってしまっていました。
結局、漂白の為にバラしてステッカー作る手間を掛けるなら 同じ手間だから塗装した方が良いんですよね。
「玩具の漂白」をやってみたかったのと、当時玩具をメンテナンスする人達界隈で 有る意味玩具の漂白がある種の流行りであり、私もまんまとネットの言説に乗せられた形だったな…と反省しました。
と言う事で今回 塗装を施しファイヤージャンボの白いボディを取り戻したのでレビューに至りました。
大雑把にバラしてチャチャっと塗装!
余計な所は塗っていません。やらなくても良い事はしない!笑
自己満足!
◼︎オマケ2
おまけの比較。
初代勇者ロボのDXキングエクスカイザーと。
ファイヤーダグオンの方が大きいですね。
当初は「勇者指令ダグオン」が勇者シリーズ最終作になる予定だった と言う事ですが
・内部に入り込むように小ロボが合体する
・キングエクスカイザーの「胸ライオン」に対してファイヤーダグオンは「胸イーグル」
・陸のメカであるキングローダーに対して、空のメカのファイヤージャンボ
等、キングエクスカイザーとファイヤーダグオンには共通点や対比がある様に感じます。
もしかしてシリーズ最終作なのを意識してキングエクスカイザーとの共通点や対比を盛り込んでいたのかな と邪推してしまいます。
戦隊ロボのDXツーカイオー カッタナーと。
平均的な戦隊ロボ玩具よりかは大きいサイズです。