糖質制限のTV | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm



夏井先生のブログより 引用です。 ↓


テレビ朝日の『ビートたけしのTVタックル』 の収録,無事終了しました。放送は1月27日の予定です。
 ビートたけしさんも阿川佐智子さんも「糖質制限って簡単にできそうだね。やってみようかな」と収録中に話されていて,特に阿川さんは興味津々という感じでした。

 結局,日本糖尿病学会の糖質制限反対派の大学教授は全員,出演を拒否し,医療ジャーナリストで産婦人科医の森田豊先生 (以前にも何度かテレビで共演させて頂いております)と川崎南部病院 健康管理センターの仲眞美子先生 が反対意見を述べる役割で出演し,討論させていただきました。
 仲先生は「基本的に糖質制限は賛成だけど,女性は糖質制限しても痩せにくいのでダイエットとしては・・・」と主張されていました。
 一方の森田先生は「10年,20年と糖質制限を続けてなにか健康被害が起きたら誰が責任を取るんだ」の一点張り! これについては私も番組中でも反論していますが,森田先生が根本的に間違っているのは,糖質制限するかどうかは個人の判断であって,江部先生も私も「糖質制限しろ」と強制しているわけではない,という点にあります。要するに,糖質制限するもしないも,すべて個人の判断であり自己責任において行っています。
 「自己責任で判断して選択して実行し,何か起きても他人に責任を求めない」という個人が行っているだけで,「糖質制限したら体がおかしくなるんじゃないか」と疑っている人はそもそも糖質制限はしません。「自己責任で糖質制限を行う」個人が次第に増え,10年,20年と生きていき,その結果として糖質制限の安全性のデータが得られますが,それまでは「20年後の安全性を示せ」という森田先生の論理はムチャクチャです。これは「未来に起こることを予測しろ」というのと同じで,それができるのは超能力者かドラえもんだけです。
 そして,「誰にも強制されずに個人が事故判断・自己責任で選択し,実践する」というのは,実は医学の歴史であり科学の歴史そのものです。こういう自己責任で新しいことを選択する個人が出現しないことには,変化も進歩もありません。森田先生は聡明な方ですが,そこのところがまるでわかっていないようで,ちょっと残念でした。

 ちなみに,「糖質制限をして何か起きたらどうするんだ。お前は責任をとれるのか」という論法は,私が「消毒しない,乾かさない」という湿潤治療を提唱した当初,何度も浴びせられた言葉です。「消毒しない」ことについて森田先生は「消毒しないと感染が起こるかどうかはやってみないとわからないではないか」という立場を取られ,湿潤治療をいろいろなところで紹介してくれましたが,どうやら糖質制限に対しては臆病派・慎重派に変身してしまったようです。





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上は夏井先生のブログより引用です。



夏井先生は 対談相手に、門脇先生や その他糖尿病学会の トップ陣を希望されていましたが

全員 対戦?は受けてもらえなかったようです。(逃げちゃった)



 


多分論理的に、糖質制限派を論破するのが難しいと判断したからだと思います。



対談相手は、 何の分野でも でてくる 森田先生ですね。(笑

 


元々専門は 産婦人科なのでしょうか?




時々TVみて、森田先生言うことに賛同する事もありますが、結構、そうじゃないよね。 って思う時もあります。



主治医がみつかる診療所のインフルエンザの話の時なんかは、 教科書通りの発言ですが、臨床症状の発現頻度、診断ポイントは間違えているなと感じました。



臨床の第一線で インフルエンザは 多分私の方が数多く診てます。




 糖尿病に関しても、私の方が数多く診ていると思いますが、なぜかいつも森田先生はそんなに臨床経験はないはずの分野に関しても、恐らく本や文献で得た知識で、自身満々でにクリアカットな発言をされるので、素人うけはいいようです。



先日のたかじんさんの番組でも、癌の近藤理論は全く全否定で、早期発見の検診の必要性を強く論じていました。



しん坊さんも 十二指腸癌が早期に見つかってよかった的な感じで。



最後は 森田先生に 全員賛同したのをみて  驚愕しました。(笑



他の話題では、パネラーの多数派と私の意見は そう離れたものでないのに、森田先生の時だけ、全く共感しないのが 不思議な感覚です。



もちろん 近藤理論はちょっと極端ですが、ステージ進んだ癌に抗がん剤治療することの 弊害に言及したことは、現在の医療の問題点を示してくれた点で 私は非常に素晴らしいと思っています。 私の臨床感覚と会ってたから。





早期癌に関しては、病理検査で 「あなた癌です」 といわれたら 一般の方は全員信じるでしょうが。



もしかしたら、異形成みたいなのを癌と 過剰評価(オーバーエスティメイト) している可能性もあるかもしれないって 一般の人は思わないんですよね。 子宮頸がんとか肺がんの一部とかね。



癌と病理診断されると多くは 手術されますが、時に色々な理由で手術しないで経過観察していると、ほとんど大きくならないケースとかも経験します。(これが 近藤先生のいわれる がんもどき なんでしょうか) 


 

実は早期癌といわれたけど、放っておいても大丈夫なケースも少なからずあると思います。




何例か ブログで紹介しましょうね。



こんなの 色々書いて たかじんさんの番組のTV局に 投書しようかな。

眉唾っぽく 断られるかな。



まぁとにかく 来週の TVタックル 楽しみです。



昨日も、色々勉強している糖尿病患者さん 「長年付き合ってきた主治医だけど、ご飯は絶対に食べないといけない。抜いてはだめだ。」と言われたことに、賛同できず 当院に初診したり。



ステージ4の食道癌、化学療法をせずに、免疫療法を行いたいという患者さんの紹介状がきました。

もちろん ステージ4の食道癌が免疫療法や高濃度ビタミンCで完治する可能性はとても低いと思います。しかし化学療法するより QOLも予後も いいんじゃないかと考えています。






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もりぞの内科 年中無休
(12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療

院長 森園 茂明
福岡県北九州市八幡西区上上津役2-14-17

電話:O93-611-5335

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