ヒアルロン酸もはや推奨せず 【米国整形外科学会】
変形性膝関節症ガイドライン改訂版を発表
2013年7月11日 米国学会短信 カテゴリ: 神経内科疾患・整形外科疾患・投薬に関わる問題
米国整形外科学会(AAOS)は6月4日、変形性膝関節症治療に関する臨床診療ガイドライン(CPG)改訂版を発表した。ヒアルロン酸を推奨しないと明記した。変形性関節症(OA)は摩擦による消耗が原因の関節炎とも知られ、65歳以上に発症することが最も多い。米国では約3300万人がOAに罹患し、身体障害の主因となっている。
本CPGは膝関節置換術より侵襲性の少ない治療を対象としている。2009年CPGから変更された主要推奨事項は、アセトアミノフェンとヒアルロン酸に関する2点。アセトアミノフェンの推奨用量は4000 mgから3000 mg/日に減った。これはFDAが2009年以降にアセトアミノフェン使用者全般に対して変更したことによる。ヒアルロン酸の関節内注射は、14件の試験のメタ解析において臨床的に重要な改善を意味する最小閾値に達しておらず、症候性の変形性膝関節症治療法としてもはや推奨されないものとしている。
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高齢になると 発症する人が多い 変形性膝関節症。
完治するには 手術で膝関節置換術ですね。
だけど それほどでも ない 場合 どうするか?
こ○じゅん でも 飲みますか?
まぁ これは 論外ね。
現在日本の多くの整形外科では ヒアルロン酸を膝に注射していますが
これが 推奨されないとの アメリカ整形外科学会からの指針です。
変化が苦手な日本人医師には 青天の霹靂かな・
日本の整形外科学会では まず言わないでしょう。
やっぱりアメリカすごい。
私は ヒアルロン酸の膝関節内注射は とりあえず数日程度は効いているような気がするので無駄ではない気がするのですが 専門外なので よくわかりません。
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糖尿病診療
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