m3.com より抜粋
第49回 欧州糖尿病学会(EASD2013) 【開催期間:2013年9月23日~27日】
2型糖尿病の発症、カルシウム濃度で予測可能
2013年9月26日
血清カルシウム濃度は心血管死亡や耐糖能異常に関連すると報告されている。しかし、血清カルシウム濃度がインスリン感受性、インスリン分泌能、および将来の糖尿病発症と関連するかは十分に明らかになっていない。そこで、米国テキサス大学健康科学センターのCarlos Lorenzo氏らは、血清カルシウム濃度と2型糖尿病および耐糖能異常の発症について前向きに検討し、9月24日に報告した。
Lorenzo氏は、血清カルシウム濃度は、BMI、耐糖能、インスリン感受性・分泌能とは独立して2型糖尿病の発症を予測できる可能性があると解説した。
血清カルシウム濃度別に2型糖尿病発症リスクを見ると、年齢、性別、民族、施設、BMI、空腹時および食後2時間血糖値、SI、AIR、eGFR、利尿薬の使用で補正後の2型糖尿病発症リスクは、カルシウム濃度2.50mmol/L以上で有意に上昇した(オッズ比 3.15、95%CI 1.14-8.73)
==
欧州糖尿病学会の報告です。
日本では カルシウム濃度は mg/dlで 書かれているので 2.50mmol/Lを変換しないといけませんね。
カルシウム濃度2.50mmol/Lは 多分 10mg/dlだと思うので。 (間違えていたら誰かご指摘ください)
カルシウム濃度が10以上の人は、糖尿病になりやすいので要注意ということですね。
本文中には カルシウムを沢山とっていることは 関係がなかったと書いてあるので、骨粗しょう症で カルシウムやビタミンDを取ってる方は あわててやめないでくださいね。
これみると すぐに 自分の採血結果が気になり 見てみました。
前から ちょっと高めだなぁ~と思っていたので。
Caは 9.4~10.0mg/dlで 推移していました。
わぁ ぎりぎりだ。
危ないな。 糖質制限と 運動を続けておかないと糖尿病になっちゃうかもね。
====================
私への質問はコメントに書いてください。
コメントは現時点ではすべて公開しています。
(一応私が見てから公開するのでタイムラグあり)
可能な時はコメント返します。
私への直接メールは拒否設定にしています。
====================
もりぞの内科 年中無休
(12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療
院長 森園 茂明
福岡県北九州市八幡西区上上津役2-14-17
電話:O93-611-5335