「1国民、1カルテ」が改革の「1丁目1番地」◆Vol.7
亀田総合病院、AoLaniプロジェクト始動
AoLaniプロジェクト――。亀田総合病院(千葉県鴨川市)などを運営する医療法人鉄蕉会が今年度から進めている、医療をはじめ社会保障関連の情報の集約化と活用を目指したプロジェクトの名称だ。ハワイ語で「Ao」(アオ)は「雲」、「Lani」(ラニ)は空。クラウドコンピューティング技術をベースとしたシステム構築が、医療改革のカギと考える理事長の亀田隆明氏が命名した。
最終形は、「1国民、1ヘルスケアデータベースの全国展開」。その実現が医療改革の「1丁目1番地」と強調する亀田氏は、実証実験を独自に行い、鴨川の地からモデルを提示することを目指す。患者・国民が自らの健康管理に主体的に関わる仕組み作りだけでなく、医師同士のピアレビューをはじめ、各種改革の基盤作りがその狙いだ。
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1国民、1カルテ制度は 基本的には 賛成です。
クラウド上に 情報をおいて
各医療機関が
見たり書いたりすることが できる。
重複処方、重複検査も避けられます。
ドクターショッピングも 避けられます。
マイナンバー制度にして、カードに情報いれたらスキャンするだけで、保険番号の入力なんかが不要になって便利ですね。
ただし 実現はかなり 困難な気がします。
まだまだ 電子カルテできないドクターも沢山いるでしょうし。
それと電子カルテが 1社に特定されるのなら 私は大反対です。
その会社と 必須な契約になるので、料金が相手の言い値になってしまいます。
クラウド部分は国が管理して、それを色々な電子カルテの会社が対応してソフト開発するなら、良いですが、それだと 私が現在使っている、電子カルテ ダイナミクスは対応できないような気がするので私はあまり賛成できません。
医院のインフラをすべて変更しないといけませんから。
ちょと 困ります。
ダイナミクスは 沢山の開業医が使っています。
なんてことを 考慮すると、 10~20年以内では マイナンバー&国民1カルテは 無理な気がします。
でも、もし決まっちゃったら、当院は即座に対応するけどね。
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