第23回欧州高血圧学会
クレアチンキナーゼ阻害が高血圧治療の新しい標的に
日経メディカル オンライン循環器プレミアム
関連ジャンル: 循環器 高血圧
オランダAcademic Medical CenterのLizzy M. Brewster氏
クレアチンキナーゼ阻害が高血圧治療の新しい標的になりうることが示された。自然発生高血圧ラット(SHR)を用いた動物実験で明らかになったもので、その成果を、オランダAcademic Medical CenterのLizzy M. Brewster氏らが第23回欧州高血圧学会(6月14~17日、ミラノ)で報告した。
クレアチンキナーゼ(Creatine Kinase、CK)は血圧の主要な予測因子の1つであることが報告されている。クレアチンキナーゼは、「ATP+クレアチン→ ADP+クレアチンリン酸」という触媒反応により、血管収縮とナトリウム貯留のためにATPを与えると考えられている。一方、ベータグアニジノプロピオン酸(β-GPA)は、特異的で競合的な細胞クレアチン取り込み阻害剤であり、クレアチンキナーゼ反応の流れを減少させる。演者らは、自然発生高血圧ラット(SHR)を用いて、β-GPAが血圧を降下させるとの仮説を検証した。
すばらしい 研究ですね。
でも 言っておきます。
本態性高血圧治療で 大事なのは (二次性高血圧を除外して)
減量と
減塩と
運動です。
それを今日何度も言っておきます。
東進ハイスクールの 荻野文子先生風に 読んでください。
どんな すばらしい 薬でも、 その次の 選択です。
====================
私への質問はコメントに書いてください。
コメントは現時点ではすべて公開しています。
(一応私が見てから公開するのでタイムラグあり)
可能な時はコメント返します。
私への直接メールは拒否設定にしています。
====================
もりぞの内科 年中無休
(12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療
院長 森園 茂明
福岡県北九州市八幡西区上上津役2-14-17
電話:O93-611-5335