GIPやGLP-1を インクレチンといいます。
消化管ホルモンの総称です。
腸管の K細胞から GIPが
L細胞から GLP-1 がでてきて
これらが 膵臓に作用してインスリンを出させて 血糖を下げる事からヒントを得て
GLP-1製剤の ビクトーザ バイエッタ
GLP-1を分解する酵素DPPⅣを阻害する薬(ジャヌビア等)が
沢山でてきました。
とっても 良い薬だと思います。
そして こういう新薬には そのあとに 色々な 事が言われだします。
GLP1に関してはその、膵外作用 です。
つまり 膵臓に作用してインスリンを出すことやグルカゴンを抑制する 以外に
このインクレチン自体が 他の臓器に 対しても直接良い効果を示すのじゃないかって 事です。
そう ちょっと前は 問題になった ディオバン。
血圧を下げる以外にも、すなわち降圧作用以外にも なにかいい事をするのではないか?
って やつですね。
腎保護とか 脳保護とかね。
以前から 私のブログに書いてあるとおり同系降圧剤の違いによる 降圧効果以外の作用というものは あることはあるのかもしれませんが、その影響は、主の降圧作用に比べたら微々たるものと考えています。
インクレチンもやはり、インスリンを出させる以外の作用。つまり膵外作用っていうものが囁かれ始めていますが。 実際どのていどなのでしょう?
つづく
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糖尿病診療
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