ワクチン その3 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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風疹で胎児障害、11人目…9年前の流行上回る
読売新聞 6月18日(火)


 風疹にかかった妊婦の胎児に障害が出る「先天性風疹症候群(CRS)」が今月上旬、東京都内で新たに報告されたことがわかった。

 今回の流行が始まった昨年後半から11人目の報告例で、推定3・9万人の風疹患者が出た2004年の10人を上回った。

 風疹患者の増加に歯止めがかからないため、CRSの子どもを持つ親らが17日、国が費用を負担した臨時の予防接種を実施するよう、厚生労働省に申し入れた。

 同省などによると、新たなCRSの患者は今月9日までに東京都へ報告された。同省は近く、11人目の報告例として正式発表する。風疹の患者は昨年後半から増え始め、今年は今月2日までに全国で9408人の患者が報告され、今月中に1万人を超えそうだ。昨年1年間との比較でも、既に4倍近くに上っている。

 患者の8割近くは男性。中心は20-40歳代で、男性全体の8割以上を占める。今年4月時点で34歳以上は自治体の予防接種の対象外だったことなどから、特に患者が多い。子育て世代でもあり、夫が妊婦にうつさないよう、同省などは自主的に予防接種を受けるよう呼びかけている。


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今   子宮頸がんワクチンが問題になっていますが


 

 

その昔  風疹ワクチン(MMR) の副作用を恐れて 定期接種を やめちゃった結果が

 


現在の 風疹大流行の主原因となっています。


 


 

2009年時点、世界118ヵ国で麻疹・風疹・おたふくかぜ混合(MMR)生ワクチンなどの定期接種が行なわれる様になり、ほとんどの国で2回接種が行われています。それにともない世界的におたふくかぜの発生件数は激減しており、おたふくかぜの流行を繰り返しているのはエジプト、リビア以外のアフリカ諸国と日本を含む東アジア地域の一部の国だけに限られてきつつあります。





おたふくかぜの流行があるのも 先進国では日本くらいのようです。

  (少し不確かに書いてるので間違いがあったらご指摘ください)







現在 風疹ワクチンは 希望者続出していますが

 


風疹単独ワクチンは、もう手に入りません。

  


それで、風疹麻疹の混合ワクチンを接種しています。

 

毎日のように若い男女が接種に来院されます。(特に男性が多いですが)



 


ところで

昨日の 日本テレビ  ニュース ZERO



で 報道されたとおり



この 混合ワクチン (ミールビック等) も 枯渇しそうです。 

  

 

枯渇の情報は、私にはもう入っていたのですが

ブログで 発表すると逆にパニックになったらいけないと思い控えてましたが

  

  

昨日全国放送のTV(ZERO)で 放送されちゃったので、今日は書いちゃいました。

  

  

  

希望者は 早めにお願いします。

  

数ヶ月後は入手困難かもしれません。

 

もうすぐ 入荷規制入りそうです。



 

 

当院では 出来る限り確保しますが 数ヶ月後の状況は分かりません。





子宮頸がんワクチンは



NHKでもちょっとびっくりするような副作用の動画報道がされて、接種希望が減るかなって思いましたが 昨日も接種希望の人が来院されました。

 


予約も普通に入っているので、意外と冷静な人が多いのかなと思っています。



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もりぞの内科 年中無休
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糖尿病診療

院長 森園 茂明
福岡県北九州市八幡西区上上津役2-14-17

電話:O93-611-5335

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