口腔機能低下症について | 『良好な歯で家族と一緒に、同じ食事を楽しむ』 そんな当たり前のことの実現を目指している歯医者です

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こんにちは看板持ち水曜日担当の🌼です花

最近暖かくなってきて日中は過ごしやすくなってきましたねびっくりマーク

前回お口の中の舌苔についても取り上げたのですが

今回は口腔内機能低下症についてご説明いたします。


オーラルフレイルとは、お口の機能の衰えのことであり

口腔機能低下症は、

具体的に食べこぼし、硬いものが食べにくくなった、

お口の乾燥、むせるようになった等の症状

があらわれるようになった状態のことですびっくりマーク

 



実際にどのように”口腔機能低下症”の検査をしていくのか

流れをご説明致します。

 

①口腔衛生状態不良

歯磨きできているかどうかを、舌苔のあるなしで評価します。

 

②咬合力低下

残っている歯の本数を確認します。


 

③口腔乾燥

唾がちゃんと出ているかどうかを、

口腔粘膜が湿っているかどうかと唾液量を計測して評価します。

 

④舌口腔運動機能低下

舌と口唇を使う発音ができるか

5秒間で『パ、タ、カ』をできる限り発音をしてもらい評価します。

 

⑤低舌圧

舌の力があるかどうか、舌を上顎にどれぐらいの力でおし当てられるかを機械で計測します。

 

⑥咀嚼機能低下

噛み砕く能力があるかどうか測定します。

グミゼリーを20秒間かんでもらいその砕け具合で測ります。

 

⑦嚥下機能低下

スクリーニング検査や、自記式質問票にて評価します。

 

以上の項目から3項目以上該当する場合

”口腔機能低下症”と診断されます!

 

診断された患者様にはお口の健康がこれ以上低下しないように

その方に合った訓練をお伝えしますスター

 

全身の健康のためにも、元気なお口で楽しい毎日を送れるよう

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