花粉症 | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

こんにちは!トリマーの山田です🐾

 
だんだん暖かくなってきましたね

 
この季節は花粉症の方にはつらい時期になってきました
私も目と鼻が痒くてたまりません😅

みなさん知っていましたか❓

わんちゃん、ねこちゃんにも花粉症あるのです❗


人間の花粉症の原因は、スギ・ヒノキなどが有名ですが、わんちゃんたちの場合、人間とは違ってスギ・ヒノキは少なく、ブタクサなどのイネ科の植物が原因となっていることが多いです。

皆様のわんちゃんはどうですか?体を痒がったり、くしゃみをしたりしてませんか❓❓


花粉症になりやすい犬種
ウエストハイランド・ホワイトテリア、柴犬、シー・ズー、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ゴールデン・レトリーバー、などが比較的犬の花粉症になりやすい犬種です。 これらの犬種を飼っている飼い主さんは、気をつけて見てください😊


症状としてはくしゃみ、鼻水はもちろんの事、耳が赤くなったり、身体の一部または全身を舐めたり掻いたりする症状が見られます。
舐める刺激で、さらに炎症が広がってしまいます。目が痒くなり、目やにが出て顔を掻きむしることによって目の周りが真っ赤になり腫れ上がってしまう子もいます。負の連鎖を起こさないためにもできるだけ早く治療してあげましょう🐶

犬の場合も花粉症対策は人間と同じで、「できるだけ花粉に接触しない、家の中に花粉を持ち込まない」が基本となります。わんちゃんは被毛が多いので静電気を帯びやすく、人よりも花粉を体に寄せ付けやすい生き物です。

花粉対策としては

1  花粉の飛散が多い時間の散歩や外出を控える

2  散歩後は愛犬の身体を拭いてあげる(床掃除用の不織布などがおすすめ)

3  ブラッシングはこまめにしてあげる

4  シャンプーの頻度を増やす (シャンプーで花粉を落としてあげましょう)

5  飼い主さんが帰宅した際、家の中に花粉を持ち込まないようにする
(家に入る前に花粉をはらう、花粉がつきにくい素材の服で外出するなど)

6  家の中の掃除はいつも以上に念入りに(掃除機+水拭きまで)

わんちゃんがしきりに顔や体を掻いたり、くしゃみを繰り返したりするような場合は、病院にご相談に来てください🍀

その他の対策、治療法としてお薬やシャンプー療法がございます。
花粉などのアレルギーや元々アトピーで痒みがある子はアデルミルというシャンプーやヒノケアといった種類のシャンプーを使います。

この二つのシャンプーは保湿力があり、上記の子たちにはオススメです!(ケアセンターでも良く使ってます!)
そしてシャンプー後に皮膚のケアに大切な保湿剤(セラミドスプレー)を使い、清潔な皮膚をキープします。


ケアセンターにもアトピーやアレルギーで、シャンプーに来るわんちゃんが来院されます。2週間に1回のシャンプーで赤みや痒みがなくなった子もいます。
お薬での治療も大切になりますが、まずは定期的(月1や2週間に1回)なシャンプーでわんちゃんの皮膚を清潔に保って行きましょう🐕