冬の関節痛について | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

こんにちは!動物医療センター・もりやま犬と猫の病院ケアセンター トリマーの坂場です🐶


寒さが本格化して、人もわんちゃんも暖かい格好でお散歩やお出かけをしていると思います🤔

寒さ対策ももちろん必要ですが、今回は寒さからくる関節の痛みや予防についてお話しようと思います😌



人もわんちゃんも冬の悩みの一つとして、寒いと関節が痛くなったりこわばったりすることがあるります。人でいうと、例えば、朝起きたり、同じ姿勢でその後の立つ動作がいつもより辛かったりがあると思います。

いわゆる関節痛というものにあたります。


冬の関節痛の原因としては、血行不良が挙げられます。

寒さによって血行が悪くなると、その周りの筋肉が硬くなってしまい、よく動かす部位の膝や肘にいつも以上の負担がかかってしまいます😞


血行が悪くなるとなぜ関節が痛くなるのかというと、酸素や栄養素の循環も滞ってしまい、体に老廃物が溜まってしまいます。

そして、それによってよく使う部位の負担が増え、痛みが出るということになります😣



ケアセンターでもよく*膝蓋骨脱臼(パテラ)を持っているわんちゃんがよく来院されます。

そのわんちゃん達も関節が元々外れやすいというのもあり、そこに冬によく起こる関節痛・関節炎が併発する可能性もあります。


*膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝にあるお皿の骨が大腿骨に本来収まるところから、外の圧力などによりずれてしまう病気です。

この病気になりやすい犬種として、

・チワワ、トイプードル、ヨークシャテリア、ポメラニアンなどがあげられます。


パテラになっているからといって、必ず症状があるわけではなく、痛みを感じない事もあるため、飼い主さん側が気づけない場合もあります。

脱臼なので、膝関節全体へのダメージを与えます。ダメージが蓄積すると骨が変形したり、関節にダメージが蓄積すると関節炎を引き起こします。


関節炎

関節炎とは、骨と骨をつなぐ関節に炎症が起こり、痛みや動く範囲が狭くなる状態です。

関節炎になってしまうと、不自然な歩き方になったり、自分から運動するのを嫌がったり、寝起きがすごく動きづらそうになったりします。



冬の関節の痛みなどへの対策としてお風呂に入ることがとっても効果的です!

お風呂に入り、全身を温まることで血管が広がり、関節の血行不良の改善ができます!



そしてお風呂で、特にオススメしているのは炭酸泉です👏

炭酸泉は、乾燥しがちの肌の保湿、血行促進による全身を温める効果ももちろんあり、リラックス効果、炭酸の細かい泡で全身をマッサージ、被毛にハリをつけてふわふわに仕上がったりと盛り沢山でございます😆

ケアセンターに来ていただいてるオーナー様で、冬だけ炭酸泉していただいてる子も増えていってます😄

普段やらない子でも冬だけは炭酸泉しようかな🤔というお声お待ちしております!!



普段の生活での、関節炎、関節痛の予防としましては、先ほどお話したお風呂に入る事も予防にもなります。他にも、お散歩前にマッサージやストレッチをしてから行ったり、人と同じようにグルコサミンやコンドロイチンを含むサプリメントもありますので、獣医さんとご相談の上、予防の一環として使っていく方法もありますので、試してみてください😀


ケアセンターは年末最後の日まで休まず営業しておりますので、薬浴ご利用の方は是非ご連絡をお願い致します🙇‍♂️🙇‍♂️


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