トリミングの頻度について | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

こんにちは!

ケアセンターの加藤です!


最近ケアセンターに新規のお客様が増えてきました😊その中でも初めてわんちゃんを飼われた方、あまり美容に来られない方に「わんちゃんのトリミングはどのくらいの頻度でするのが良いですか?」と言う質問をよく聞きます。

なので今回は、その質問についてお答えしていきたいと思います!😌

 

それでは!トリミングの頻度の話をする上で

そもそもトリミングとはなぜするのだろう?と思われた方もいると思います。

なので初めにトリミングの目的についてお話しようと思います!


トリミングの目的とは❗️

わんちゃんにトリミングをするのは、見た目を可愛く素敵にするためだけではありません。

ほかにもわんちゃんによって生活をより快適にするための目的があります!!

特に!シングルコートのわんちゃん(プードル、シュナウザー、ヨーキーなど)は、そのままにしておくとヘアが伸び続けてしまいます。

すると伸びたヘアが視界を妨げたり、足元を滑らせたり、口元に食べかす、お尻まわりに便、尿が付着したり、ヘアが絡んで転倒するなどなど、ケガを負いやすく、不衛生になってしまいます😣

さらに放置すると、絡んだヘアで身動きができなくなってしまうわんちゃんもいます。

老犬では生活しやすくするために被毛を短くカットしたりすることもあります。被毛が長いままですと、食事や糞尿で汚してしまったり、飼い主さんが洗うのに時間がかかるからです

時間がかかるのは老犬にもかなりの負担になります。そのため、お手入れしやすいように、汚れやすいところなどは短くカットしてあげることが重要になってきます👍

こうした事態を防ぐために、定期的にわんちゃんのヘアをカットし、季節に合ったスタイルに仕上げるのもトリミングの目的です。


仔犬のトリミングについて

仔犬の初めてのトリミングはいつから可能かというと、生後3カ月を過ぎ、ワクチン接種を済ませて2週間ほど経ってからになります。



次は本題であるトリミングの頻度についてです!


トリミングの頻度について❗️

犬種や毛の長さ、季節などによっても異なりますが、基本的には月に1くらいが目安となります。


月に1回定期的に出した方が良い理由が3つあります‼️


1、早期発見

トリマー というのは、シャンプーと、乾かすドライイングの工程時や、カットをして仕上げる工程時に、わんちゃんの全身を隈なく、何度も触る唯一の職業です。

なのでわんちゃん達の体の変化にもきづくことができます!

例えば

1ヶ月前には後ろ足にしこりのようなものはなかったのに今日はしこりがある!?

という変化にも気づくことができます!


だからこそ、飼い主さんの次に一番わんちゃんの全身を触ったり、見たりしている私たちトリマー 飼い主さんが気づいていない症状やSOSにいち早く気づくことができます!

またその責任があると感じています!



2、トリミングに慣れていないと危険

子犬の頃から定期的なトリミングに出さず成犬になってから『お正月だからトリミングに出そう!』などの理由で、年に数回程度のトリミングをする場合、『トリミング慣れしていない』ことが多いです。

トリミングテーブルの上で、ジッとしていることに慣れていない子は、トリミング台から飛び降りようとする子もいます。


トリマーはハサミやバリカンなどの刃物を使用します。そのため施術する際、常にわんちゃんは危険と隣合わせになります。

なので、トリミングを受け入れた後でも、様子を見て『トリミングをお断り』するトリミングサロンも多くあります。

 

家で洗うのが大変になったからといって、トリミングに出したくても、トリミングに慣れていないせいで、どのサロンに行っても断られてしまった、、、なんてことも良くある話です。

自分の愛犬がそんなことにならないためにも、子犬の頃から、定期的にトリミングに連れていくことで、トリミングに慣れさせておくことが大事です!!


3、毛玉を放置してたらトリミング嫌いになるかも


トイプードルやビションフリーぜなどのカット犬種は、どうしても毛玉になりやすい犬種です。

 

 飼い主様の中で、定期的にトリミングに出さずに、『毛玉』が酷くなったからトリミングに出す!と言う期間のあいたサイクルでトリミングに出していると、毎回トリミングに行くと、毛玉が酷くて『痛い』思いをし、それがトラウマになって『トリミング嫌い』になってしまう子もいます😣

特にトイプードルやビションフリーゼは、トリミングペースが3ヶ月もあくと、確実に毛玉になっていますし、

 1ヶ月に1回のペースでも、毛玉が酷くなる、毛玉の出来やすい子もいます。

 

また3か月以上経過すると毛玉が広範囲に広がって刈り取ることになり、希望したスタイルに仕上がりづらくなってしまいます😱

日々状態を見て、愛犬にあったトリミングペースを見つけてあげるといいかと思います。

 

⚠️頻繁にサロンに行きすぎるのもよくない⚠️

皮脂は皮膚を守る役割を持っています。

犬の場合は皮脂を除去してしまうと回復に数日かかります。したがって、洗浄力の強すぎないマイルドなシャンプーを選び洗ってあげることが重要です!「余分な」皮脂と外から付いた汚れが落とせれば、あとは皮膚の自浄作用で清潔に保つことが可能です。

シャンプーをしたら最低でも10日から2週間は空けることをお勧めします!!

また、人間にも言われていますが、皮脂を落とし過ぎて肌が乾燥すると、角質層を守るために身体が通常よりも多くの皮脂を分泌するようになるので、逆効果にもなり得ます。


シャンプーで汚れと余分な皮脂を落とした後に重要なのは、保湿です!!

犬は数日間、肌が直接外気に晒されるわけです。乾燥を防ぎ、肌のトラブルを未然に防止するために保湿剤を使用して肌に潤いを与えることをお勧めします😄


いかがでしたか??


月に1回定期的にサロンに行かれてみてはいかがでしょう!


今ケアセンターでは

新規のお客様も募集をしていて!

予約にも少し空きがあるので是非ご利用下さい😊