予防の季節 | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

はじめまして、4月より入社しました若山です。

 まだまだ未熟者ですがお客様のわんちゃん達に負担をかけないトリミングを心がけ、オーナー様の力になれるよう、精一杯努めてまいりますのでよろしくお願いします😁💓



暖かい日が多くなってきました🌞💦


わんちゃんが健康に過ごすために絶対に欠かせないのが、定期的な予防接種予防薬の投与です。その中でも、


◆狂犬病予防接種

◆フィラリア予防

◆ノミとマダニの予防


は、春の季節には必須の予防になります。


今回はノミとマダニについて詳しくお話ししようと思います🐶



予防が必要な期間は、4月12月です!

 ただ、近年は暖冬傾向で、冬でも対策をされた方が良いと言われております。


『ノミ・ダニ予防』

ノミ予防

 ノミは室内、室外で一年中見かける外部寄生虫です。

体に寄生するとかゆみからの皮膚炎、唾液に含まれる物質によるアレルギー、大量に寄生するとノミの吸血による貧血などの病気を起こします。

 人にもかゆみを起こします。少数の寄生がいつの間にか家の中で繁殖してしまうこともあるので、徹底的な駆除が必要です。

 万が一、ノミなどがついてしまったときの対処法は駆虫薬をすぐに使用することです!

 シンパリカやブラベクトなど、チュアブルタイプ(お肉タイプ)が、数時間で駆除が出来るためとてもオススメです。



マダニ予防

 マダニは散歩中の草むらなどに潜み、犬や猫の体に寄生し、たくさんの血を吸って栄養障害や貧血を起こします。

 また生命に危険を及ぼす感染症を媒介する可能性もある恐ろしい害虫です。

犬バベシア症、ヘモプラズマ症、ライム病、近年報告された、人への重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の病原体を媒介すると言われています。

マダニが犬や猫の体についている場合は無理に取らず、病院で適切なお薬で駆除しましょう。

 無理に取るとダニの口が残り皮膚炎の原因になる事があります。

お家で無理にとらず、病院にそのままお連れください。



 

ノミマダニについての予防法

1ネクスガードスペクトラ

 こちらは、フィラリアとノミやマダニや、お腹の虫に効果のあるお薬で、月に一度あげる牛肉味のおやつタイプの予防薬です。

 

2パノラミス

 こちらもネクスガードスペクトラと同じ予防ができる、錠剤タイプの予防薬です。


3レボリューション

 フィラリアとノミに効果があるお薬です。

背中に滴らすスポットタイプの予防薬です。


4ブラベクト

 ノミとマダニに効果があるお薬です。

3ヶ月に1回、与えていただく予防薬になります。ポーク味のおやつタイプです!


5シンパリカ

 ノミとマダニに効果があります。

ブラベクトと違い、月に1回与えていただくミート味のおやつタイプです。


6フィプロスポットプラス

 ノミとマダニに効果がある予防薬です。

月に1回背中に滴らしていただくスポットタイプです。



【予防薬を決めるポイント】

おやつタイプor錠剤タイプorスポットタイプ

こちらの3種類があり、オールインワン(フィラリア、ノミ、マダニ、お腹の虫)全て1つで予防できるものと、組み合わせて予防する形があります。

 また、コスト面などもそれぞれ違いがあり、おやつでも警戒して食べない子や、なんでも信用して食べる子などワンちゃんによっても性格や好みが違いますので、お気軽にご相談下さい😊



 ケアセンターでも、午前中に薬浴やトリミングをしていただいた帰りに、予防注射など打つことが出来るので是非ご利用ください!





長くなりましたが、最後にうちで飼っているマルチーズのもち君を紹介致します🐝


3月3日ひな祭りの日が誕生日の男の子です😆😆

一歳になりました!

元気いっぱいで、おバカな一面もあり癒されます💓




 まだまだ不安な日々が続きますが、ケアセンターでは消毒やスタッフの体調管理を徹底してまいります。