抜け毛がだんだんと…… | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

こんにちは!
ケアセンタートリマーの坂場です😆

寒い日がだんだんと減ってきて、暖かい日が増えてきましたね☺️
わんちゃん達も快適にお散歩を楽しめると思います🙌

さて、いよいよ自分達のわんちゃんが ☆換毛期 に入ってくる頃だと思います。
お家でたくさん毛が抜けて「家が毛まみれだー😱」なんてことはないでしょうか??


ケアセンターでも今の時期はスタッフが毛まみれになりながらたくさんの子の毛を抜いて綺麗に仕上げております!!

下の写真はその証です🤣


↓この子から


↓写真はごく一部ですが、こんなにも抜けました!!!



☆換毛期とは・・・わんちゃん達は季節の変わり目によって毛が抜けたり、新しい毛が生えたりします。
わんちゃん達は人間と違って汗をあまりかかない生き物なので換毛する事が、快適に生活する上でとても大切な事なんです!

換毛期は年に2回ほどで、個人差はありますが、一般的には春と秋に多いです。

換毛する子は、皮膚を保護するオーバーコート(上毛)と体温調節をするアンダーコート(下毛)の二層(ダブルコート)の構造になっている犬種です。
例に出すと…チワワ、ダックス、コーギー、柴
例外としてダブルコートで換毛しない犬種(シュナウザー)もいます。
そしてもう一つ、シングルコート(上毛か下毛のどちらかしかない)で換毛しない犬種もいます。
例にだすと…プードル、ヨークシャテリア、マルチーズ

ただ、やはりわんちゃん達は自分たちで完全にいらない毛を除去するのは難しいので、飼い主様のお手伝いが必要になってきます😌

お家でのブラッシングは換毛期に関わらず基本的には1日に1回はしてあげましょう😀
特に換毛期では抜ける毛が多いのでよく愛犬を見てあげてブラッシングをしてあげて下さい!
ブラッシングをしてあげることによって、皮膚の健康状態、傷、虫の付着など早期発見に繋がります。

ブラッシングの道具はスリッカーブラシがどの犬種にも対応した使いやすい物となってます(ケアセンターでも愛用してます😀)



もし、ブラッシングが苦手な子だったり皮膚の弱い子であった場合はラバーブラシを使ってあげるといいと思います!




ブラッシングの時は根本のもつれをとってあげるのがとても重要です。根本からしっかりとブラッシングをしてあげましょう!
ただ、強くやってしまうと肌が傷ついてしまったり、それが痛くてブラッシングが嫌いになってしまう子も中にはいるので、優しく力任せにやらないブラッシングを心がけましょう😌

もしブラッシングの際に皮膚を傷つけてしまったり、ブラッシングを怠って毛玉がたくさん出来た状態で放っておくと、皮膚のトラブルの原因になります😰
毛玉がたくさんある状態は皮膚と毛の間の空気の入れ替えが出来ず、通気性が悪くなるため、蒸れて痒くなったり、赤くなったりしてしまいます。
その結果、膿皮症という病気になってしまい、皮膚の治療が必要になってきます。
外傷からや、シャンプーのし過ぎでも膿皮症になることがあるので、そこも注意が必要です。
そして膿皮症は見ただけではわからないので、もし痒そうな様子や皮膚が赤いなと思った場合は動物病院に受診していただくといいと思います。

ケアセンターでは膿皮症を初めとした、皮膚病の子を薬浴で綺麗にして皮膚病の治療を行ってます!
実際にオーナー様からは「ここに来てから毛が生えてきた」や「ここに来てから皮膚の調子が良い」という声をたくさんいただいてます!
スタッフも皮膚が良くなっていっている変化を身近に感じているので、自信を持って薬浴をオススメしています!
痒そうな様子やフケが多いと感じる方はケアセンターで薬浴をしてみてはいかがでしょうか😊


他に、もしお家での手入れの仕方等わからないことなどありましたら、ケアセンターのスタッフにお気軽にご相談下さい!!
全力でサポート致します😸