今日は仕事帰りに西武福井店へ
お目当ては昨日から始まった
【長坂真護 展】
https://www.sogo-seibu.jp/.../page/0303mago-1733252.html
長坂真護さんは、福井市出身で
2017年ガーナのスラム街の光景を見たことから
廃棄物で作品を制作されています。
2025年の大阪関西万博では
プロデューサーの中島さち子氏とともに作品制作を行うそうです。
素敵だな～と思ったのは、月をテーマにした作品
そのなかでも、月、ではなく、
太陽を描いた作品、特にいいな～と思いました。
そして、廃棄物を素材とした作品は、
作品として単純に楽しむことができるものもあるのですが、
大量の廃棄衣類を素材にしたいくつかの作品は
現在のファストファッションのあり方を考えさせられます。
そしてそれは廃棄物という環境問題だけでなく、
低賃金での労働、搾取といった貧困問題も併せもっています
真護さんが廃棄物で作品を制作し、
環境、貧困などの社会課題を提起していることは知っていたのですが、
その売りあげから生まれた資金で、
現地にアートギャラリー、リサイクル工場建設、
オーガニック農業やEVの事業を展開し、
経済・文化・環境の3軸が好循環する
新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を
提唱していることは、今回、初めて知りました
展示作品の中には、真護さんの作品以外に
真護さんが現地の人が描いた作品もあって、
そちらも素敵でした
展示会は6月4日（火）まで開催されているので
福井の方、お近くの方、ご覧になってみてください
真護さんのホームページはこちら
オンラインストアもあるので、気になった方は覗いてみてくださいね
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