先日、お客様がおっしゃったこと

 

「どれがいいですか?って質問されるの

 戸惑うんですよね

 どれがいいか分からないし…」

 

 

 

反射の統合ワークは

身体の統合ポイントを着衣の上から

ふれる、なでるということをするのですが

触れる時にいくつか質問をします

 

 

・2,3か所を触れてみて、今、どこに触れてほしいか?

・2,3パターンの触れ方で触れてみて、どの触れ方がいいか?

・なでる場合だと、なで方、なでるスピードなど

 

 

こんな質問をして、

統合ワークを受ける人が触れてほしい

ポイント、触れ方を選んでもらいます

 

 

この質問、初めて反射の統合ワークを受ける人は

戸惑うだろうな

 

 

整体、カイロプラクティック、マッサージ…

といった身体に触れる系の施術って

一般的には施術者がお客さんの症状やお悩みを聞いて

それに効果的な部位を効果的な方法で触れていく

 

 

「(力が)強すぎませんか?」

「痛くないですか?」

と聞かれることはあっても

 

「どこに触れますか?」

と聞かれることは、まずない

 

 

 

もし、「どこに触れますか?」と聞かれたら

「え? いや、効果的な部位ってあなたが知っているんでしょ?

 そこを効果的に触って、私の身体を楽にしてよ」

って思っちゃう

 

 

 

でも、反射の統合ワークは聞くのです

受ける人に選んでもらうのです

受ける人が決めるのです

 

 

反射の統合ワークで重要なことは

身体にとって嫌な刺激、不快な刺激をしないこと

 

『そのとき欲しい刺激を、欲しいだけ』

 

だから、不快な刺激をしないために

そのとき欲しい刺激をするために

2,3パターン実際に触れてみて、

受ける人に選んでもらうのです

 

 

 

これは

自分が感じている快、不快に意識を向ける、

自分が感じている感覚に気づく、

練習でもあります

 

 

ここを触られるのは嫌かな?嫌じゃないかな?

 

ゾワゾワするな

なんかくすぐったい…

ちょっと力が強すぎるな

これは嫌だな、落ち着かないな…

 

 

 

でも、

 

う~ん、よく分からない…えー?

 

そんなことは多々あります

とくに統合ワークを受け始めたころは

 

 

はっきりと分からなくてもいいんです

嫌じゃなければいいんです

 

 

とりあえず嫌、不快でなければ

どれでもいいです

 

 

してもらっているうちに、

なんか嫌になってきた

飽きてきた

体勢を変えたくなってきた

 

そうしたら、統合ワーカーに伝えてください

 

「(ここは)もう、いいです」

「ありがとう」

「姿勢変えたいです」などなど

 

 

まだ、その部分に触れてほしいけど

なんか強さが気になってきたら

「もう少し弱くしてください」

 

 

 

 

統合ワーカーに伝えるのを

遠慮してしまう方もいらっしゃると思いますが

練習だと思って伝えてみてください

 

 

 

どうぞ、ご自分が不快でない状態、

なんとなく心地いい状態を

探してみてくださいね