皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
この作品には「愛」があふれています。
「文章のノウハウ本に、愛??」
あなたは不思議に思われることでしょう。
文章が「バズる」ためには、読者に「伝わる」ことが必須です。それにはまずWeb上であればクリックしてもらう必要がありますし、書店なら手に取ってもらわなくてはなりません。
そのためにはTwitterやLineでの周到な分析が必須ですし、読者の関心をどう集めるか、そしてどうすれば伝わりやすい構成となるか、綿密な検討が必要。「バズるかどうかは事前の準備が9割」と尾藤さんは説きます。
「想定される読者にあわせる」「感情に響く表現」「データをしっかりおさえる」など、その準備のポイントや、具体的なノウハウは、もちろん本書で余すところなく解説されています。
それぞれの方策は読者目線に立った「なるほど」と思わせるものや、「そうだったのか」と大きな気づきを頂けるものばかりですが、かといって「これさえやればバズるのは確実!」といった特効薬や裏技的なものではありません。
100万PV越え、それに伴い起きる様々な出来事という「現実感のない世界」を垣間見せて頂いたことは本当に貴重な経験でしたが、本書を読んで改めて感じたのは「ああ、あれは尾藤マジックだったのだ」ということ。
「マジック」というのは「尾藤さんだから出来た離れ技」という意味ではありません。
マジックには、必ずタネがあります。タネ明かしされれば「なーんだ」ということも少なくないですが、教えてもらうまではまったく気付かないですし「ではやってみて」と言われてすぐにできるものでもありません。
そこには周到な準備が必要ですし、自然に見せるための反復練習も欠かせません。鮮やかな成果は、「ツイートを300用意した」というような地道な努力に支えられているのです。
読み進めるうちに、ふと気づきました。本書のタイトルは「バズる文章のつくり方」であって、「書き方」ではありません。文章のテクニックはもちろん重要ですが、それはバズるための必要条件でしかなく、どのプラットフォームを使うかや、投稿のタイミングなど、その他の要素を抜きには語れないのです。
書くまでに勝負はついている。どちらかと言えば「文章を紡ぐ」こと自体に集中してしまいがちな私には耳の痛い、しかしとても有り難いアドバイスとなりました。
冒頭で「この作品には愛があふれている」と書きました。本書を手に取ったあなたは気づくはずです。読者目線を最優先する「読み手に対する愛」がなければ、バズる文章は決して生まれないということを。しかも尾藤さんは、これからバズらせたい私たちへの愛も「巻末特別付録」という形でタップリ与えて下さっています。
私はいま、ある意味あせっています。これほどの情報と気づきが詰め込まれているのに、この価格は安すぎる。しかも全国の書店やネットで普通に買えてしまいます。一刻も早く実践して「バズった」その先の世界に向かうしかありません。
このブログをご覧になったあなたにお願いです。私がバズるまで、読まないでくださいね。
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